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不変の真理

あると思う。
こうしてただ文字にすると、とても陳腐な響きだったりするのだけれど、
でもやっぱりあると思う。


人生は諸行無常で、色即是空なんだけれども、
だからこそかたちのない何かを学べる場所なのではないかと思っている。


30年生きていると、「あぁ、そういうふうにできているんだなぁ」と思うことがたくさんある。
それは偶然なんてないということ。
それは自分の歩いてきた道、すべてが必然だということ。
今の自分はなるべくしてなっているということ。


いくつかの分岐があって、その分岐を選んでこうなっていること、とか。


もしくは、どの分岐を選んだとしても、結局ここに辿りついている、とか。


そういうふうにできているものっていうのが、ある。確実に。



十二国記という小説がある。
ファンタジーなのだけれど、十二国記の世界にある、世の中の、世界のきまりごと。
はっきりしていてはっきりしすぎている感じもするけれど、私達が暮らしているこの世界にも、きっと同じようにはっきりしたきまりごとがある。


それは法律とか憲法とかそんなレベルの人が作ったものではない、人智を超えたルールだ。


極限まで追い詰められた時、考え込んだ時、その後にそういうルールの一端が見えることがある。
信じる信じないは個人の自由だけれど、実感してしまったものは、どうしようもない。


そういうルールがおぼろげながらでも見えてくると、世の中が少し違って見える。
そして深く納得することが出来る。


非常に宗教っぽい話になってしまったのだけれど。


感覚で感じたことなので、上手には言えないのだけれど。ね。
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