サボテンとバントライン
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生き方が雑だな。 2011-07-25

「生きている意味が全て噛み合うその瞬間を味わいたいのなら、丁寧に生きろ。この花のようにな」
(少女ファイト/日本橋ヨヲコ)

少女ファイトという漫画がありまして。
私が発売日に予約して買う、今のところ唯一の漫画でございます。
私は日本橋ヨヲコが大好きだ。これはいつか子どもたちがなんとなく読んで、ちょっとした衝撃を受けてくれると嬉しいな…という思いで、敢えて本棚の目立つところに入れてあります。
日本橋ヨヲコの漫画の歴史は、打ち切りの歴史。
あんなに面白いのになぜ打ち切られちゃってたのかなー。と憤る反面、
打ち切られちゃう事もなんとなくわかるのです。
気軽に週刊誌をパラパラめくるにしては、日本橋ヨヲコの漫画は重たすぎる。のだろうな。
ぐいぐいと傷口を抉り出して、膿を出していく。そんな漫画。
「全ての高校生たちに捧ぐ」 で始まる1作目のプラスチック解体高校。
君たちは水で出来ている。どんなに汚れても大丈夫。水は漉せば元通りのきれいな水になる。
というくだりで、私はなんだかいろいろ救われてしまった思いがしたものです。
生きづらい思いをしている生徒・学生の皆さんは、是非読んでみて欲しい漫画。
ぐっさりきますけれどね。
プラスチック解体高校からG戦場ヘブンズドアまで、青年誌に連載していたこともあって、
ちょっとえっちな描写も多いのですけれど、なんかそういうところも気にせずに我が家の小学生には読みたがるまま読ませています。
そういうものに対して慎重になる人も多いだろうし、実際その件でたしなめられたりお叱りを受けた事も多々あります。が、私はこの方針を変える気がない。
これはひとえに私の実家が床屋で、子供の頃から青年誌だのえっちな漫画だのが当たり前にある環境にいたからだと思う。
なんの問題もないよー。
と、実体験から思っているのだから仕方がないよね。うむ。仕方がない。
うちの子どもたちも、まだまだ「えっちなことはキモいこと」と思っていらっしゃる。
長男は中学生なので、そろそろこのへんの考え方は変わってくるかなーとわくわくしていたりもする。
あ、話題がそれた。
で、少女ファイト。
しばらく漫画を書かないでいた日本橋ヨヲコ氏が久しぶりに始めた連載です。
G戦場ヘブンズドアまでのとんがった感じは、少女ファイトになってだいぶ丸くなったなぁ。という印象。
今までの作品だってやさしくはあったのですが、本質っていつだってとんがってて痛くて、
それをむき出しのまま突きつけられる激しさがあったのです。
少女ファイトはその突きつけ方がとても優しい。
どちらかというと、救われる感覚が多いなあと感じます。
しかしね、皆ちゃーんと愛されてるんだよね。登場人物が。
誰かが誰かの大切な人で、きちんと見守られてる。
8巻ではサラに焦点が当たりますが、サラに目をつけた曲良木、お前はさすがだとちょっと涙ぐんだのでした。
いいなー。いいなー。うらやましいなーーーー!
って思わず思っちゃう人は少なくないはず。
学生時代、学みたいな子がそばにいたらきっと人生変わってただろうななんて思う人だって、絶対少なくない。
私には学の気持ちがちょっとわかる。私は学ほど出来た子ではなかったけれどもw
むしろ周り傷つけまくってるようなタイプだったけれどw
場がみえていて、賢くて、優しい人は、ついつい貧乏くじを引いてしまいがちなのです。
そのあたりのしんどさをさくっと掬い上げるミチルという存在が素晴らしい。
自分が傷ついてきているからこその優しさってある。
そんなものが見え隠れする、問題児満載のこの黒曜谷バレー部が私は大好きなのです。
ああもう続きが読みたくてたまらない。
でもずっと終わってほしくないー。と、思えるお話はなかなかないのです。
幸せ。
さて、SL方面のはなし。
そろそろ尻に火がついてまいりました。
ホラーナイト2011。
今日は大体ホラーナイトの仕掛けのことを考えて1日が過ぎました。
うむ。。。
どっぷり浸からないと出てこないアイデアってのはあるもので、夏を満喫しながら涼しくなるような仕掛けに取り組んでおります。
同時進行でガチャ祭りだとかなんだとか、山ほどやることがあるんですけれどもw
めいっぱい、精一杯、怖いものをつくろうと頑張っております。
1ヶ月という夏の期間、是非遊びにきてね。
そして、「おお、たいこやるじゃん」って褒めてくれると小躍り。

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