サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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ごーるでんうぃーく 2011-05-06

ごきげんよう、たいこです。
今年のGWはいっぱい連休になるんじゃないかとワクワクしていたわけですが、「お願い出社して」って言われてしまったので、今日は出社です。まあ今日1日出勤したらまたお休みなんですけれども。
しかし、29日からのお休みのことを考えたらですよ、2日の休みなんてなんて短いことかね…。
まあいいんです。やることがあるなら。
仕事しますよ。やることがあるのだったら。
すっかり忘れていたけれど、GWに入る前の2日間は、1日の半分以上を机の前でぼーっとすることで潰していたわけです。仕事もないのに出勤するのはとってもしんどい。精神的に。
さて、今年のお休みは旅行へ行ってまいりました。
母、妹、姪っ子、そして私とわが子という大所帯で、伊豆へ。
水の上に浮かぶでっかい風船の中に入ってきたりしました。
水上に浮かぶ風船の中で、大人も子どももまるでハムスターのよう。
グルグル回っては転ぶそのサマに爆笑していたのもつかの間、自分もそのハムスターになろうとは。
へんてこりんな自転車に乗ろう!というコーナーで、とんでもない自転車に乗る子どもたちと大人たち。

写真手前は、手でこぐという、恐ろしく無駄に体力を使うものに乗っている娘。
奥はノリノリでへんちくりん自転車を乗り回す次男。
個人的に、尻でこぐ自転車がよかったです。観ていただけでしたが。
尻を上下しながら軽快に自転車を漕いでいる姿は大層面白かったのです。

これ、朝焼け。多分5時くらい。
4時に娘に起こされ、5時に母に起こされ、5時半にはふとんも上げ終わってるっていう、
どこの健康家族なんでしょうね。えぇ。
母と旅行に行くと必ずこうなります。
普段テレビを観ないもので、夜の過ごし方はもっぱら読書。
旅行中に3冊の本を読みました。
2年ぶりに読んだ森見登美彦の小説はやっぱり面白かった。
読んだのは「恋文の技術」。
大学生ってのは、こんなにも純粋でアホで可愛いものなのかと思ってしまう。
きっとそんなことはない。大学生には可愛いのもこ憎たらしいのもいるはず。
でも、彼の小説に出てくる登場人物は皆可愛くてアホ。
電車の中で読んでいて、妹や子どもたちに「なんでニヤニヤしてるのー」と突っ込まれました。
なんでってあんた、面白いからに決まってるじゃないか。
次に読んだのが有川浩「シアター!1」「シアター!2」。
シリーズもので、まだ完結してない。完結してから読めばよかった。
いや、面白かったです。潰れかけの小劇場が活躍する話。
ああ、あらすじが大雑把すぎますか。
演劇の世界にちょこっとだけいた私のような人が読んでも、思わずうなづいてしまうほどの演劇業界、
演劇っていうか小劇場業界。
なんでビジネスとして成功しないの?というところにもう少し言及してって欲しいなーと思ったのです。
素敵なお芝居を見たら、とりあえず何か物販を買ってあげましょう。
家族旅行に行くと読書量が増える。
家族とは特に「旅行だから」と話すことなんて多くないのですね。
その空気感に幸せを見出すのもまた本当のこと。
旅館で、母はテレビ、私は文庫本、子どもたちはゲーム、そのなかに混ざって妹。
そんななんにもない夜を過ごすのもまた楽しいのです。
甘えられやすい体質なのは自分でも充分理解しているのだけれど、今の自分の現状はどうなんだと自問自答。
何かしんどいことがあると登場して、ひとしきり愚痴っていく友人の数は、それでも昔に比べると減った。
減ったし、質も変わった。
昔は甘え乞食みたいなのばっかりが寄ってたかって私から何かを吸い上げていた気がする。
吸い上げさせてよしとしていた自分がいるので、彼らの責任ではない。
しかし、彼らの中での私の位置づけってどうなってんだと思うこともしばしば。
私もしんどーい事があると泣きつく友達はいる。うん。
でも、そういう相手とは楽しいことも共有してるんだよなぁ。。。
距離やら時間やら、色々な制約があって、なかなかそうならないのも事実なんだけれども、
ああいうふうになれると、自分も色々変わるのかなぁなんて思うわけです。
うん。東北にいる古い友人がね、GWの真っ只中に泣きついてきたのね。
しかし君、それは今すぐ横にいるカノジョに少し愚痴ってみてはどうかね?と思うのですよねw
昔のように、自分の人生を削ってまでそういう人に肩入れすることはない。
でもなんか、やっぱりこの立ち位置って損じゃね?ってうっすら思ったGWの終わり。
そこを今更どう変える事もできないんだなぁ、って事も骨身に染みつつ、
自分の来し方ゆく方をもう少しきちんと考えないといけない時期なのかもしれないね。

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