少女はまだ生きていて 本当の事だけ探している
笑う事よりも大切な 誰かの手を強く握って
優しい言葉の雨に濡れて 傷は洗ったって傷のまま
感じる事を諦めるのが これほど難しい事だとは
(Happy/BUMP OF CHIKEN)
昨日、夕飯を作っている私の背後にヘロヘロと娘がやってきて、
「おかあさん、あたまがいたい」
ちょっとまえに体温計をいじっていたのを観ていたので、
「熱測ったの?」と聞くと、「うん」
「何度あったの?」「38度」
うおおおおおい!頭よりそっちを先に言いなさい!
すぐさま痛み止めを飲ませてベッドに向かわせたのですが。
明け方になって、やはりヘロヘロと娘が私の布団に入ってくる。
非常に具合が悪そうである。これはきっとインフルエンザに違いない。
ちなみにこの時の体温は39.5度。そりゃ眠れないわ。
木曜日から会社を休んでいる私でありまして、しかし39度の9歳児を残して仕事にいけるはずもなく。
なんと5連休です。
全然休んだ気がしないのはなぜだ。
なんというか、解熱剤を飲むと頭痛も引いて熱も下がってしまうらしく、
頓服飲んでいる間だけは元気。食欲もある。
これ、薬が切れ始めた途端、へろへろになって「きもちわるいー。ご飯いらないー」とかなってしまうという。
お前もう頓服飲まないほうがいいんじゃないか、と思うわけです。
寝なきゃ治らないんだ。
月曜日の小児科は大盛況。
朝8時半に予約を試みたら、最速で12時半。
うむ。。。致し方なし。
インフルエンザでした。B型でした。
娘のクラスの近くの席で大発生中らしいです。
もうこればっかりは仕方ない。季節物と思って諦めるしかない。
明日は6年生を送る会だから学校に行きたいの。。。と言われても絶対に無理です。
先月は次男がA型、今月は娘がB型。
去年はインフルエンザスルー出来たけど、今年はそうは行かなかったなぁ、という感じ。
仕方ないのです。
これを家庭内でいかに拡散させないかが、今後の課題です。
って言ってもそんなの難しいんだけどね。
昨日がっつり添い寝した私はどうなってしまうんでしょう。
伝染るって思っていたって、フゥフゥしんどそうにしている9歳児に「あっちいけ」とは言えないのです。
仕方ないよね、仕方ない。うん。仕方ない。。。はぁ。
そんな感じで今日は娘の様子を見ながら読書の日。
読みかけ2冊と読み返し1冊の3冊を読了いたしました。
1冊目、最近ちょこちょこ遊んでもらっている方からのおすすめだった小説。
煙か土か食い物を。
昨日Amazonからやってきた本なのですが、ものすごく面白くて一気に読みきってしまいました。
文体が独特なので好き嫌いがわかれるところなのかなぁと思うけれど、
圧倒的に面白い。
ミステリなんですが、私普段ミステリ読まないんですが、出てくる登場人物がどの人も規格外な感じが読んでいて楽しい。ものっすごい、男の子小説。
主人公の四郎は、政治家のおうちの末っ子、四男。
四男だから四郎。当然、一郎、二郎、三郎もいる。
四郎はアメリカのERで働くお医者さん。
実家にお金があって、それぞれそれなりに才能も能力もあって、なぜだかみんな喧嘩もつよい。
スーパー兄弟。
このスーパー兄弟の母が何者かに襲われるところから話が始まる。
母を襲ったのは誰なんだ、というお話なんだけれど、そこに家族の歴史と人間関係が描かれる。
四郎くんは頭もいいし行動力もある。口は悪いし素行もよいとは言えないのだけれど、
彼はとっても家族を愛している。
この、めいっぱい家族を愛している感じがとってもよかった。
その感じが末っ子っぽくてとっても可愛い。
彼は賢いので、自分の気持ちの本当のところをきちんと把握することが出来る。
その感じが読んでいて心地よかった。
困った家族の困った様々な出来事を語り続けるのだけれど、そこに必ず、しつこいくらいに、
「俺はあいつを愛してる」ってつける。このしつこいくらいの愛情表現に思わずニヤニヤしてしまうのでした。
ちょこっと調べたら、この方の他の小説も面白そうなので、ゆるゆると集めていこうかなと思っています。
2冊目。樹上のゆりかご。
レッドデータガールがあまりに面白かったので作家買いした小説。
とある高校の出来事なのですが、私の高校生活とはあまりにかけ離れていて、イマイチピンとこないまま。
けれど、サロメ豆知識が増えたので良いです。
レッドデータガールを読みながら感じた「女の子感」が、この小説ではより濃く出ている気がしました。
実はそれがあまり得意じゃなかったり……。
次は勾玉シリーズを買ってみようと思う。
3冊目。夜市。
読み直し。色々事情あってこの本はこれからちょいちょい読み返すことになりそう。
何年か前に読んだ小説なのだけれど、細部もわりと大事なところも見事にスコンと忘れていたなぁ。と。
そしてやっぱりすごく面白い。
私の大好きな世界観そのままなのです。
夜市と風の古道という2作品が収録されているのですが、風の古道が好きです。
夜市も好きだしとてもいい小説です。
なんていうかこの小説は、薄くて短いのでぜひ機会があったら手にとってほしいと思う。
この作家さんも、好かれ嫌われ激しいのですが。
読んでいて気持ちのいい文章。さらさらと読み進めてしまうのだけれど、
ふと気づくとすんごい恐ろしいことが書いてある、という感じ。
日本的な、ウェットな恐怖、不気味さ、そしてどうしてもそれに惹きつけられてしまう感じ。
さくっと読めてしまうボリュームも、いいひとにとってはいいのかもしれません。
私は重たくて長い話のほうが好きなので、もう少し長ければいいのに。。。って少し残念。
だってあっという間に現実に帰ってこなきゃならないんだ。短い小説は。
そんなこんなで本と病院で終わった1日でした。
SL方面では、ちょこちょこっとモノをつくりました。
春着物にやっと手を出し始めました。
桜の季節までには間に合うといいなあ。。。
脳内ではすでにサクラが咲き乱れているんだけれど、ふと現実を見るとインフルエンザだったり、この期に及んでまた雪か!だったりでなかなか切ない。
せめてSLくらい、とっとと春モードに入ってしまえ!という、いい歳こいて、
「はーるよこい、はーやくこい」な気分なのです。
明日は娘の熱がどうであれ仕事に行くつもりでいます。
はぁ。仕事なんて半分くらい忘れちゃってるよ。大丈夫か私。