サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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すぐ尾ヒレがつく連絡網 思いつきで流す怪情報 2013-02-24

衛星軌道を漂う瀧 
モナリザの衣装で微笑む瀧
生質の底から見つめる瀧
北京ダックを楽しむ瀧
その正体は偽パリジャン
自由平等オカマバー
緊急招集瀧ジャパン
オーバーエイジのテクニシャン
(B.A.P / 電気グルーヴとかスチャダラパー)

私はピエール瀧が大好きです。
これ、こないだ42歳も見つけたんだけど私は36歳のほうが好きです。
ごきげんよう、たいこです。
娘に風邪をうつされてしまいました。娘が家に持ち込んできた風邪はなんだかとっても強かったらしく、あっという間に家族全員にうつってしまって娘は家族から大ブーイングなわけです。
しかしうつってしまったものは仕方がない。あとは速やかに治すだけなのです。
しかし、昨日まででなかった咳がではじめ、会社でも皆に心配されるほどの鼻声。
倦怠感ハンパなく、これで熱がないのが不思議で仕方がありません。
復活しているヘルニアの痛みとあいまって、どの痛みがヘルニアでどの痛みが風邪のしわざなのかが全くわかりません。
あと、びっくりするくらいお腹が空かない。
体調の悪い時は食欲がなくても食べなければいかん。そうしないと治らん。
と、言ったのは昔付き合っていた恋人です。
この人とはきっともう会うこともないのだけれど、彼がそう言っていた事はきっと一生覚えていて私は具合が悪くなるたびにこの言葉を思い出してご飯を食べる。で、彼のことも思い出すだろう。
誰かと親しく時を過ごすっていうのはこういう事だよなあ。なかったことになっていて、普段は自分の人生の表に絶対に出てこないけれど、私という人間を形成しているどこかの一部になっている。それがどんなに些細なことだったとしても、一生頭のなかに残る事、一生ふとした拍子に出てくる習慣みたいなもの。
だから私は具合が悪くなるたびに「元気かなあ。。。」って30秒くらい思いを馳せることになる。
そういう瞬間が自分にあるってことは、きっとよいことなのだと思う。
今はもう会うこともない人のおかげで出会った漫画や小説。
それががっつり私の奥に根付いてしまっているそういう感じ。
円満に離れた人もいるし、そうでない人もいる。今の関係は最悪でも過去にとてもよい時間を過ごした事実は消えないし、身になっている事は素直にありがたいし嬉しい。
こうやって、私は無数の人と関わりながら影響を受けながら36年生きてきてこれからも影響を受け続けながら生きていく。自分の中に今まで関わった無数の人達の残していったおみやげがたくさん入っている、ということなのだろうなぁ。
同じように私とか変わった人たちの中に私は何か残したりしているんだろうか。しているんだろうなあ。
自分では全然意識していないところで思わぬ影響を与えていることだってきっとあるだろう。私がそうであるように。
その昔、私は自分とお付き合いした恋人には私と一緒にいた証のような、一生消えないようなものを残したいと強く思っていたりしました。今考えると、そんなことを思わなくたって残ってしまうものだよなあって感じる。
私が何かの拍子にふと過去に深く関わった人たちのことを思い出して、その人の今の幸せを案じたりするように、私もどこか知らないところで幸せを祈られたりしているかもしれない。そうやって、見えないしわからないけれど二度と会えなくなった人たちと繋がっている。一度できた縁は、離別しても死別してもそう簡単に消えないものである。こういう形で残る。
そうやって残る縁みたいなものは、出来れば暖かいものばかりがいいなあと思う。恨みや悲しみなんかの冷たい気持ちになるような縁は、できるだけ暖かい形に変えて持っていたいなあと思うのです。
こういうことを書くとキレイ事に聞こえてしまうのだけれど、願うことくらいは100%キレイ事だっていいじゃないか。


明日は鹿殺しのBone songsを観に行きます。楽しみ楽しみ。
風邪が全然治らなくてちょっと焦ってるわけだが、とりあえず咳は我慢しながら観劇してこようと思います。

カテゴリー 日記