サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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森の暗がりで僕と 不思議な遊びをしよう 2012-08-06

ガラスでてきたカナリアは 君のために歌わない
背のびした金の靴は 君の足を傷つける
それでも君は街へ行く 金の靴で彼と
僕の作る風の靴は もっとステキなのに
(森へおいで/谷川 浩子)

ごきげんよう、たいこです。
前回記事では何の説明もなくよくわからない文章を載せました。
説明くらいしたほうがいいと思いますよ(他人事)
で。昨日のはなんだったのかというと、ホラーナイトに置いた仕掛けのひとつにまつわるお話です。
今年のホラーナイトもストーリー仕立てです。
奇妙な祭りに迷い込んだあなたは、なんと記憶も失っている。
失った記憶を取り戻し、この奇妙な祭りから脱出するために主人公は祭り会場をさ迷い歩くのです。
前回載せたものは、同じ会場にて進行しているもうひとつ別の小さなお話です。
今回会場の都合上、去年のような大きめな仕掛けをなかなか置くことができませんでして。。。
ならば少し変わったものを置こう、というところからこのサブシナリオが誕生しました。
「こういうことをしてみないか」という提案が出たあたりから、
スタッフであるASLANの頭の中には、ある程度の形がはっきり浮かんでいたようで。
見せ所はすぐに出来上がりました。
出来上がったものは自画自賛にはなりますが、とってもすばらしいです。ぜひ見ていただきたい。
BGMとして採用された曲を教えてくれたにょきにょきさん。
「こんな感じのものに曲つけるとしたらどんなの?」と、SS1枚ぺらっと送っただけで、
まさかこんなにはまる曲出して来てくれるとは思わなかった。
即決できたおかげで作業がすごく短縮されました。
この場を借りてありがとうと言いたい。
曲を載せてみて頭に浮かんだイメージがありまして。
そのイメージがこのサブストーリーになりました。
会場でお話するきんぎょのセリフや何かは、その頭の中のイメージに沿ったもの。
で、せっかくなのできちんとそのイメージを形にしてみようと思い立ったのでした。
正直、他の作業で追われていたり、ホラーナイト以外の事にも脳みそを使わねばならなかったり、
心悩ませる事態があったりなかったりでなかなか形にする気力とタイミングがつかめずにいたのですが、
オープンが延びた事で、えいやっとひとまず形にすることができました。
オープン前にまだ余裕があったので、さらに加筆修正を加えて、
イベント内で配布することにしました。あるポイントにたどり着くと一連のものを見ることができます。


ホラーナイトは、毎年始まりと終わりになんらかのトラブルに見舞われるのが常になりつつあります。
今年は平和だなぁ。なんて思っていたところに様々なトラブルが降りかかってきていて、
まさにファイナルといった感じですがまあ、これも一興と生あったかい目で見ていただけるとうれしいです。
お仕事の非常に忙しいさなか、睡眠時間を削って日々バグと戦っていたはるか先生には頭が下がります。
私の暇をわけてあげたかった!本当にお疲れ様!
スクリプトを書く作業は非常に孤独なのです。
作り上げたスクリプトは複雑になればなるだけ自分以外の人には手が出しづらくなります。
読解作業に加えて動作の説明をせねばならぬからです。
なので、手伝いたいが手伝えない(そもそもそこまでのスクリプトの腕がない)という、
これは冬のブラッディバレンタインのときにも感じたやるせなさを感じつつも、
出来るところは精一杯協力しよう、とスタッフ一同がんばりました。
本来こういうものは、頑張ったことを評価されるべきではないのです。
だから、がんばったとかがんばってるとか言うべきではないのです。
が、ちょっとここは甘えさせてもらって、頑張ったって言おうと思う。
頑張った!!!!!!!!
そんな感じで、のべにするとスタッフロールに乗ってる人以外にもたくさんの人の手を経て作られているイベント。
採算性のないものだけに、助けてくれる・手伝ってくれる人たちの気持ちに本当に感謝しております。
少々オープンが遅れ、楽しみにしている方々にはやきもきさせてしまいましたが無事オープンしました。
みなさん楽しんでいただけているようで嬉しいかぎりです。
こういうイベントは、手間と暇と採算のバランスが大変悪いのでなかなか続かないものだと思いますが、
ホラーナイトが5回も続いたのは、中の人たちが一番楽しみたいと思って作っているからなんだろうなと思います。
驚かされるのは嫌いだが、驚かすのは大好き!
わーっと皆で集まって、ダッと創りあげて、終わったら一瞬で撤去っていうお祭り感覚が、
どうしても楽しくて寂しくて好きだ、というのは毎年書いている気がします。
このぼんのうまみれで色々なものが捨てられない(特に眼に見えないもの)私が、
捨ててなくなるのが大前提のこういうものを愛してやまないのは自分でも不思議な気がします。
けれど祭は本当に、あっというまになくなってしまうからこそ愛しいのです。
保存しておけないから。二度と再現は出来ないから。


各方面に少々の迷惑をかけまして、何人かには頭が上がらない感じで。
いい歳こいて乙女乙女しいのは、決していいことではないと思っているのですけれど。
数々の愛情こもった(と勝手に信じている)ダメ出しは、ありがたく頂戴いたしました。
わかっててもなかなか実践できないことも多いけれど、
それでもそうしてダメ出しをしてくれる人たちがいるっていうことは幸せだしありがたいことだ。
そして少し、自分のことを考えねばいけない。
そんな感じで8月も最初の週末が終わってしまいました。
こうしてあっという間に夏が終わるんだなぁ。。
色々と困ったもんだ。

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