いく千年の年月を 私は生まれ変わってきた。
ある時は北の王様、ある時は西のペテン師。
虫ケラに生まれた時は、夕陽と一緒に消えたっけ。
哀しいことばかりだけど、死ぬまで生きればいいだけさ。
黒いネコで生きた日々は、不吉と呼ばれて追われてた。
青い鳥で飛んだ日々は、祝福されて矢で射られ
たった一つの夢のため、何度も生きたり死んだり
苦しいことばかりだけど、あなたに会うまでくり返す。
ティーカップ、テーブルクロス、ケーキナイフ、モンブラン。
(モンブランケーキ/大槻ケンヂ)
お別れしてもまた逢えたらチャラですが、
幾千年もの年月をあなたに逢うために生まれ変わり続ける感じはなんだか壮絶である。
楽しかった過去の記憶があるから今を生きていけるっていうのはよく聞くフレーズなのだけれど、
私は楽しかった過去の記憶があるからこそ、今それがない現実が痛いことのほうが多い気がする。
それって考える軸を自分で調整するってことなんだろうけど。
あれこれまた乙女モードになってますか。大丈夫ですか。
ごきげんよう、たいこです。
ブログがほんとになかなか書けないっっっ。
前回のブログから今日までの間に本を2冊くらい読みました。
お久しぶりの梨木香歩、「f植物園の巣穴」。
梨木香歩感満載の贅沢な小説でございました。
どっからが現実で夢なのか、それともこういう世界なのか。
奇妙な世界で現実との齟齬に悩みつつ、それでもしっかりその異質な世界に馴染んでしまう主人公のふわふわ感と、
その異質な世界で自分のルーツを探っていく過程で気がつく大切なことのあれこれ。
自分にとって都合の悪い出来事を、人の脳みそは都合よく変換して記憶しがちです。
けれど都合よく記憶したままではいけないことってある。
その時にはそうするしかなかったようなそういう痛い出来事を、少し成長した頃に再度開けてみるって
結構大事なことのような気がします。
なんだかそういう、「今ここで成長するタイミング」みたいな事を考えさせられるお話でした。
迷い込んだ奇妙な世界の世界観は非常に好きです。
上橋菜穂子の「獣の奏者」の後半2冊がやっと文庫化しまして。
それが欲しくて発売日前日に本屋に行ったのです。売ってなかった。
でも有川浩の小説が文庫化していた。当然買った。読んだ。
というわけで、有川浩「フリーター、家を買う」を読了。
いつもの感じよりとても地味で現実感があって暗め。
どちらかというと阪急電車に近いのかなー。という感じ。
自衛官や図書館のように、自分には身近ではない世界の事を描いている小説もとってもスキです。
けれどこういうふうに、もろに現実現実した小説も好きだ。
フリーターのすねかじりな主人公が、母の病気を機にしっかりとしたオトナになっていく様が見事に描かれている。
相変わらず取材すごいです。私は就職活動というものをしたことがないのだけれど、
就職するって大変なんだなぁ。としみじみしてしまった。
有川浩の小説は、読み終わったあとで「あーがんばろう」って気分になるのでとても好きです。
出てくる登場人物が例外なく魅力的なのも。
なかなかいい物を読みました。あー楽しかった。
映画も見に行きました。夏休みだし子供孝行でもしようと思って行ったんですけれども、
同行した母の好みで「桐島、部活やめるってよ」を。
正直子供には面白い映画じゃなかったと思う。
私はまるでノーマークの映画だったんですが、なにこれ面白い。
非常に面白い映画でした。面白いっていうと語弊があるか。
映画を見ながら自分の高校時代に感じた色々な感情がフラッシュバックするというか。
そういう意味でリアルな映画でございました。
何がっていうんじゃないけれど、じわじわと感動すると思います。
高校生ってもいろんな生徒がいて、それぞれに学校と自分の関わり方も違っていて、
楽しいことやしんどいことって色々あって。
でもそれもみんな違う。
例えば運動部。
例えば文化部。
例えば帰宅部。
高校生にもなれば、したいこととできることが違うっていう不条理さも嫌って言うほど身にしみるわけで。
わかりやすくその壁にぶち当たるのは運動部なんじゃなかろうかと。
頑張ったら報われるなんて嘘だ、なんてことみんな実は知ってる。
それでも頑張る事の意味ってどこにあるんだろう、自分は一体何をしているんだろう。
自分は喉から手が出るほど欲しいその才能、持っている人は残念すぎる無駄遣いしかしない。
女の子に、男の子にモテることが一番大事、恋愛至上主義な帰宅部の女子。
かわいい女子高生なんて世の中からもてはやされる最たるものなわけでして。
そんな花の時期に汗水流して努力をして報われない人たちや、
いるんだかいないんだかわからないようなところで、仲間内の他の誰からも相手にされず、
ひっそりと活動している文化部の人たちを見て、
「なにあれ理解できなーい。うざーい」
と言ってしまう彼女らに対して、オトナである私は「お前に言われたくないだろう」なんて思ってしまったり。
10代の終わり、大人になる一歩手前のなかのモラトリアムのお話は、
心の隅っこの普段は隠れてる柔らかいところをつんつんつんつんと心地よく刺激してくれたのでした。
RLのお話。
なんと明日(っていうか今日)で夏休みもおしまいです。
早いよ。。。早いよ。。。
あっという間の5連休でございました。
明日(っていうか今日)は長男の14歳のお誕生日です。
連休最後まであっためていた「区役所へ行く」という用事を済ませつつ、ケーキを買ってこようと思います。
この連休、たいして出かけもしていないのにすごくお金を使った気がしてなにげにブルーでございます。
はぁ。。お金どっかから降ってこないかなあ。
しかし子供たちはそこそこ楽しく過ごせたようなのでよし。
SLのお話。
ホラーナイト、オープンしてからは順調にあれこれできているらしく、まずはほっとしています。
大体落ち着いてきていて、お客さんが少ないなー。という日があるかと思えば、
いきなりSIMが満員になったり。
お盆ですからね。みんなお休みなんだよね。
私は次のイベントやら何やらに向けて、なぜか毎日スクリプトと格闘しているという有様。
なんでこうなった。。。!
楽しいことは大好きだし、必要とされることも大好きなのでいやじゃない。
いやじゃないんだけれど、自分でも気づかないうちにがっつりとお手伝い要員になっている
この現状が面白くて仕方ない。
やりますけれどもね。やりますやります。
そんなわけで、明日は私が子供というものを持ってから14年がたった記念日でもあります。
14年前は14年後の今のことなんて想像もしていなかったし、こういう日が来るってことも信じられなかった。
そのくらい生まれたては小さいしはかないのです。
14年たった今、あの頃生まれたてだった長男は、なんだか立派に大人の男の人になりつつある。
イオンで男性用シェーバーを買う日が来るだなんてね。
考えれば当たり前の事なのだけれど、これからうっすら寂しくなるようなことも増えるんだろうなあ。
そんな感じで、まるっとブログが書けないけれど私はそれなりに元気です。
追記:
なんか朝見たら後半の文章がしっちゃかめっちゃかになっていて久しぶりに赤面&まるっと削除。
寝ながら文章書くもんじゃないです。。。はい。。。