サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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朝陽の中で微笑んで 形のない愛をつなぎとめて 2013-08-28

朝陽の中でふりむいて 
どうぞ その手をさしのべて
薔薇の色さえうつろわす時の流れがとてもこわい
(朝陽の中で微笑んで / 荒井由実)

子供の頃からずっと聴き続けているユーミンですけれど、大人になってから本当に好きになった曲。
子供の頃にはさすがに分からないよなあ、と、37歳になった今にして思う。
実際この曲を作った頃のユーミンは、私よりずっと若かったわけですが。
ごきげんよう、たいこです。
久しぶりに寝た気がしないまま夜明かしをしてしまいました。
寝入りばなにいつもの生々しくて気持ち悪い夢。
この夢覚えてないんだけれど、夢を見ている時の気分は覚えている。
ものすごく長い続きものになっている。
ので、いつも同じシチュエーションで夢を見ているのでしょう。
といってもシチュエーション、いくつかのパターンがあるみたいですが。
この生々しい夢、体感では2時間くらいなのだけれど、
はっと目が覚めて時計を見ると15分とか10分しか経っていないのですよね。
で、それからなかなか眠れなくなるいつものパターン
……ですが、昨日は1時間おきに子どもたちの目覚ましの音が鳴って、
寝れそうな気分をことごとく奪い去っていってくれたわけで。
最後に鳴った目覚ましは6時なので……実質1時間寝てない気がします。
いやあ、だるい。体がだるい。
さすがにこの時間から寝てしまうと変な時間に目が覚めることは確実なので。
もう少し頑張って起きていて、今日は早めに寝るつもりです。
眠れぬ夜は余計なことを色々と考えてしまう。
もともと昨日はあまりゴキゲンではなく、ろくなことを考えない感じに拍車がかかってしまいまして……
自分でも我に返って慌ててブレーキをかけるようなところまで進みかけました。危ない危ない。
頭のなかで堂々巡りしてしまうことは、ぐるぐるすればするだけろくでもない感じに成長してしまうのです。
考えても仕方がないってわかってるから
「ここまでよ」ってブレーキがかけられる、感じはやはりいい大人だからなのでしょう。
それにしてはもう少ししっかりしたほうがいいと自分では思うのですけれどもね。
そういう気分もあって、睡眠不足もあって、今日は本当に神経がむき出しな状態で1日を過ごしたのでした。
よりによってこういう時に知らなくても良かったよ……というお話も聞いてしまったりして。
思考がおかしな方に偏っている自覚はあるので、今感じているどうしようもなさとかは今考えるべきではないこと。
自分で自分を行っちゃダメな方に追いやってる行為ってわかってる。
わかってるからあまり突き進まないで済んでいるけれど、
そちらに突き進まずに踏みとどまるのも結構大変なのだなあって実感中。
後ろ向きにネガティブに甘ったれたことをぐるぐる考えていじける自分って本当に好きじゃないんだけれど。
そうやっている時のなんとも言えない甘美なアレコレもあるわけで。
本当は誰かにすがってわーわーって吐き出してしまいたいのだけれど、誰かってだれでもいいわけでもなく。
自分でなんとか出来ちゃうんだろうけどさ、本当は自分でなんとかなんてしたくないんだよねー。
そういう事を考えるたびにやるせない気持ちになるわけです。
そういえばここ数日、お外の気配がめっきり秋でした。
こいつのせいか……。
これから本当に寒くなるまで、あまりよろしくない精神状態を持て余し気味になるのかと思うと、
本当に、秋って憂鬱。。。
ネットの上だけとはいえ、こういう私の世話を焼くパートナーの人もきっと大変。
なんかもうそこは諦めて付き合ってもらおうと思います。
どうしようもないこと口走りそうだけどな。
強くない、強くない、と自分で口走る言葉の裏側には、
強くなんてできればなりたくないっていう気持ちが間違いなく潜んでいると思う。
自覚してるから潜んでないな。そこに確かにある。
そういう情けなくてダメダメでかっこわるくて柔らかいところに触れられてしまうとぐずぐずになってしまう。
ぐずぐずになったところで一人でやっていかなきゃいけないっていう感じは、
もしかしたらすごくきついのかもしれない。
なんかそういうようなことをぐるぐると考えちゃっていたのでした。
そして、このくらいで踏みとどまってるのが実は普通なのかも、とも。。。
ともあれ、この時期に考えることはろくでもないのです。
あーあ。ちゃんとなんてしたくないよおおおおおおおヽ(`Д´)ノ
秋なんて大嫌いだ。

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カテゴリー: 日記

恋の嵐を望む君には妖精弓道部どちらか弓で 射抜いて射抜いて射抜いて 心まで 2013-08-27

妖精対弓道部 弓道部バーサス妖精
飛び交う 愛の交錯
洋弓は連射 和弓の射程か
どのみち相討つ 骸つらなれ
(妖精対弓道部 / 筋肉少女帯)

6月に出た筋肉少女帯のセルフカバーアルバムに入っていた新曲のうちの1つ。
セルフカバーアルバムに新曲2曲とか相変わらずえぐいわー。と言いつつも買ってしまうのはファンだから。
Amazonで予約していたんですけれども、配達ミスで自宅に届いておらず、それに気づいたのが今月っていう。
ほぼ3ヶ月気付かなかった事になります。
予約って発売日までちゃんと見てやってるわけでないので忘れるのですよ。。。
実はAmazonの予約モノが届かなかったのはこれで2度め。
1度目は何年か前、これも筋肉少女帯のDVDでした。この時も1ヶ月以上気づいてなかったっていう。
どれだけ前でも「届いてない」ってメールをすれば再配達してくれます。
Amazonの対応はよいのだけれど、届かなかった荷物2回とも日本郵便。
ほんとに日本郵便はアテにならない。ゆうめーるめ!
というわけで、この曲。歌詞はなんだか意味わからないですが、元ネタは小説です。
弓道部の合宿中に小さい妖精の大群が現れて、アーチェリーで弓道部員を殺しまくるというすごい小説です。
ゴシック&ロリータ幻想劇場 (角川文庫)
これです。きちんと貼れてるかな。
短篇集なので色々なお話が載っていますが、その中の一つ。
非常に大槻さんらしい小説です。
ごきげんよう、たいこです。
今朝は電話で起こされました。
電話に出たら小学校の担任の先生でした。
「娘さん、まだ学校に来ていないのですが……」と言われ、
はっと時計を見たら9時20分。
はっと傍らを見たら熟睡中の娘。
一気に目が覚めまして、二人して無言でマッハで準備をして出社&登校しました。
私は10時前に会社についたのだ。近いってのは素晴らしいことですが、完全に寝起きの顔で出社したために会社の皆さんにすごく笑われたりしたのである。
そんなわけで子どもたちの夏休みが終わりました。
やっと家の中が少しまともに……というのは幻想に過ぎず、帰宅してみたら登校準備でひっくり返した形跡があちこちに残る、恐ろしい家の中となっておりました。もうやだ。


「一般受け」っていう事について色々とお話をしていまして。
私の周りには、どうもこの王道じゃない道をひた走って来ている人たちが多めです。
王道すなわち一般受け。
自分自身もあまり上手に王道と呼ばれるところに乗っかりきれていないのを自覚しているだけに、
王道を意識するってことが必要なのか否か、みたいなところで悩むことはあるわけで。
しかし、表現をして何かを提供する場合、一般受け第一に考えてしまうとたくさん並んでいる同種のものと区別がつかなくなるような気がしています。
それは、もともと持っている魅力を自ら打ち消す行為だとも思うわけです。
人は、クセの強いものにはより強く惹きつけられます。
逆に反発する方の反応も強いです。
好きと嫌いがはっきり分かれやすいということです。
けれど私は反発やアンチすら、そのモノの魅力を示す反応の一つだと思っています。
目に留まらないものに対しては、文句を言う気すら起きないのです。
このクセの強さは、生きることに直結している分野ではあまり歓迎されないように思います。
例えば日常的に買う野菜やお肉などを扱っているスーパー。
スーパーの品物は異彩を放つ必要がない。
けれど生きることに直結しない分野では、絶対に必要なものと考えます。
買っても買わなくてもいいようなものに人がお金を払うには、そのくらいの強烈さがないとダメなのだ。
隠したって隠したって見え隠れしてしまうのがこのクセのようなものですが、
それを隠そう隠そうとすると、いつまでたっても自分の伝えたいものは伝わらない。
それでも一般受けとの按分は考えるべきで、うまいところに妥協点を見つけて落とし込めたらいいなあとおもったのでした。
個性ばかりを褒め称える気はありませんが、
どうせ持って生まれてしまったすごく強い個性だって、反発受けたって、逆風吹いたって、
自分が心の底から「この方向でいく」って決める強さが、そのまま魅力になると私は信じて疑いません。
自分の好みや趣味とは外れていても、そういう姿勢の人を見たらやっぱりかっこいいと思うのだと思います。


書きたいことがすごく中途半端になってしまった気がするし、これ以上言葉を重ねても今日は思ったようなことが書けそうにないのでこのへんで。

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カテゴリー: 日記

青い月夜に緑の色の マストを拡げて流れてゆこう 2013-08-24

誰も詩など聞いてはないし この世界がみな作り物なら
港につながれたサーカス団の あーの船の乗って流れてゆこう
(パノラマ島へ帰る / 筋肉少女帯)

というわけで、あっという間に休みが終わってあっという間に1週間です。
長かったけど。自分は仕事、子どもたちは絶賛夏休みっていうこの構図はすごくツライ。
くっそうお前ら気持よさそうに眠りこけやがって……!
とか思いながら出勤するわけです。しかし週明けから彼らも学校が始まりますので、これで少しは家の中も落ち着くかな……。
そんなこんなで8月。振り返ればあっという間でございました。
なんだかんだでSLではバタバタとした1ヶ月でした。RLは非常にのんびりとした夏でした。
いや、まだ暑いんだけれども。
ごきげんよう、たいこです。
今日はお蕎麦屋さんでお昼ごはんを食べました。食べ終わってお店から出たらメガネが真っ白に曇りました。
おそらく今日は気温自体が低くて、湿度がすごかったんだろう。。
真冬に「ただいまー。メガネくもったー」みたいな逆のことが起きるなんて……!
そんなこんなで、湿気のすごい中映画館へ行ってまいりました。
パシフィック・リムかローン・レンジャーで迷っていたのですが、パシフィック・リムは3Dのみ。
ローン・レンジャーは2D。今日は金曜日で、近所の映画館は会員様1000円鑑賞デー。
これ、3Dは対象外。こうなるとローン・レンジャー一択、なのだけれど……
これ、開始が17時40分だったわけです。お仕事は17時30分まで。
こりゃ間に合わないだろうって半ば諦めたんですけれど、予告編のおかげできちんと観れました。
ディズニー映画、ジョニー・デップ、ゴア・ヴァービンスキー(パイレーツ・オブ・カリビアンの監督さん)というわけで、どう考えてもパイレーツ・オブ・カリビアンな期待がいっぱい。
最悪映画面白くなくても、ジョニー・デップが楽しそうに飛び回ってればいい。
それだけでだいぶ楽しいのです。
面白かったです。よかった。
アクションシーンが秀逸だなあやっぱり。派手なアクションの合間に入る緩みの笑い部分も素晴らしい。
それらがすべてカチっとはまって、見ていてわくわくする。
白い馬の物言わぬキャラも素晴らしい。なんだあの存在感は。あとカラス。
結構声を上げて笑った箇所もありました。他の人笑ってなくて目立っちゃったかもしれない。。。
頭空っぽでも存分に楽しめる映画ですが、一方で孤独であることについて語っている映画でもありました。
仲間のいないもの同士でくっついて大暴れする彼らですが、お話が進んでいくにつれてジョニー演じるトントの悲しくて壮絶な過去を知ることになるローン・レンジャー。そういう彼もお兄さんを目の前で亡くしています。
それもなんだか強烈な感じで。
トントには仲間がいる。いざとなったら押し寄せるたくさんのネイティブアメリカンがいる。
けれども彼らは自分たちが滅び行くものだっていうことを知っている。
トントに仲間はいてもその仲間はどんどん減っていくのです。
私達は身一つでこの世に生まれ落ちますし、死ぬ時だって何を持っても行けない。
けれど今、この生きている瞬間に大切な人や近しい人がいない、というのは今の時代であったってとても苦しいことに違いはないのです。
協力者はいても、同じ目線でものを見る対象がない。それはとてもしんどいことなのじゃないかなと思った。
エンドロールの最後がなんだか強烈に印象に残ります。
ぜひ、エンドロールは最後まで見てみてくださいね。
さて、明日は元気だったらパシフィック・リムを見てこようと思います。
上演時間、12時過ぎからなんだけど起きられるんだろうか私は。

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カテゴリー: 日記