サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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独りぼっちじゃないぜウィンクするぜ 2013-05-27

はっきりさせなくてもいい
あやふやなまんまでいい
僕達はなんなとなく幸せになるんだ
(夕暮れ / THE BLUE HEARTS)

29歳は私にとって本当にとんでもない歳でございました。
色恋やら友人関係やら家族やら、背負っているものは大きくて、頼れるものは何もなくて、こんなに一人で背負いきれないよもう!なんて潰れそうになっていたのでございます。
その頃にエンドレスで聴いていたのがこの曲。この曲に本当に助けられたのです。
ヒロトの曲は全体的に優しくて好きです。すごくあったかい曲の作り方してるんだろうなあと。
ごきげんよう、たいこです。
大忙しなお仕事も一段落まであと一歩。
金曜日は期末お疲れ様飲み会があったので、仕事半分くらい放り投げて会社を出てしまいまして。
放り投げた分が消えるわけではなく、私のパソコンの中で片付けられるのを待っているわけです。
どっか家出してくれてもいいのにね。。。
しかし私は仕事が嫌いなので、週末は仕事のことなんて頭の中から追い出してものすごいのんびりと過ごしました。
今この時間になって明日の仕事のことを思い出しちゃって若干憂鬱だよ!
金曜日はオーストラリアっぽい料理のお店でカンガルーやらワニやらダチョウの肉を食して来ました。
ほぼ1年ぶりくらいにお酒も飲みました。嘘です。年末にも飲んだから半年ぶりくらい。
ピニャコラーダがとっても美味しかった。お酒は好きだけど量が飲めないので、酔わない程度に飲むのが基本です。
そうなるとビールやら何やらよりもカクテルのほうがいいのですねー。
女子供が飲むようなお酒しか飲めません。お酒強そうに思われがちですが本当にお酒弱いんです。
まあ珍しいものが食べられてよかった。大入り袋までもらってごきげんでかえってきました。
土曜日。
会社に置きっぱなしの自転車をとりに会社までてくてくと歩く。
部活から帰ってきた子どもたちが「はらへった」とのたまうので、それなら一緒に行ってご飯でも食べようかーと久しぶりに子供3人引き連れてお出かけ。天気よくて気候も良くて、散歩するにも自転車乗るにも気持ちのいい季節ですねー。自転車で先に突っ走っていく子どもたちを見送りつつ私は徒歩で20分ほどかけて会社まで。
会社近くの中華料理屋さんでご飯食べたのですが、会社近くなので私平日によく行くお店でして。。。
店員さんに「子供3人?いいねえかわいいねえ」と3回くらい言われてちょっと恥ずかしかったりしたのでした。
そのままショッピングセンターに行ってユニクロでお買い物。
子供服はユニクロがいいの。。。やすいし。
彼らに適当に好きなものを買い与えたら12,000円。結構な出費だけれど3人分って考えると1人4,000円。まあこんなもんです。
日曜日。
SL三昧。
いやもう、締切が、、、締切が、、、というくらい、遅々として進んでいないガチャガチャの商品作りに追われまくる1日。イベントの打ち合わせもあったりで、本当にSL!!!!っていう1日を過ごしました。
で、この週末の間にあまちゃんを観る。
とうとう今日、土曜日放送分まで追いついてしまいました。続きがとっても気になりますが、毎日15分ずつこの話を見るって私にはちょっと無理そう。。。消化不良起こすわー。というわけで、きっと続きもオンデマンドである程度まとめて観ることになると思う。
好きになった人が自分の親友と付き合っちゃったみたいなのって青春の定番みたいな設定ですが、このベタな設定をあれだけ面白く見せる感じはさすがだなあ。何よりヒロインのキャラが素晴らしい。あのキャラだからこそ成り立つこのベタ設定。
パパとママの離婚が成立するくだりもがっつりみせてくれたなあという感じ。あの感じすっごくリアルだった。。。。と、同じように旦那を追い出してしまった私は思うのでした。


森見登美彦の「聖なる怠け者の冒険」読了。
ステキ京都ファンタジー。
去年の夏に読んだ「宵山万華鏡」と「有頂天家族」があちこちでシンクロしています。
そして私はやっぱり森見登美彦の文章がすごく好きだ。言葉の使い方が優しくてかわいい。
休筆して復帰第一号な小説ですが、休筆している間に色々かわったことがあったのだなあ。と思うような内容でした。そしてその変わった後の考え方が私はとても好きだ。
私はこういう役割だからこうするべきだ、ということを繰り返し繰り返し、やんわり否定し続ける。
そういう役割だからこうしなければいけないなんて誰が決めたのか。そうじゃなくたっていいじゃないか。
この感じになんとなく救われる人はきっとたくさんいる、と私は思ったのでした。
と、こういうことは読書感想ブログに書くべきですね。


恋愛に於いて、当然お付き合いしている2人っていうのはお互いにお互いを好き合っているっていうのが大前提なのですけれども気持ちって常に動いてるものだから、好きの量っていつだって違ってお互いがお互いを同じだけ好き!っていうことはほとんどないと思うのです。
最初は彼氏から好き好きって言われてまんざらでもなく付き合った彼女だけれど、気づいたら彼女のほうが「なんだかまるで私の片思いみたい!」みたいな事態になることはよくある。
ことSLに於いては、女の子のほうがこういう、「なんでいつのまに!」みたいな事態に陥ることが若干多そうです。
それはさておき。
恋愛での力関係は、好きな量の多い少ないで決まる。
より好きな方が立場は弱くなる。
恋愛は惚れたほうが負けるのです。もうそれは仕方がない。
不安になったり心配になったり、自信がなくなったりってことは、大抵惚れてる側に起きる事態。
惚れられてる側って結構精神は安定してるもんです。
相手が心配して気を使ったり心砕いたりしているから、自分は安心していられるのですよね。
心配になったり不安になるってことは、失うことを想定して揺れているわけで、本当ならそういうことを考えても意味がないしむしろ良くない方に転がりがちだってことは頭でわかっていても心のなかで湧いてくる胃が痛くなるような気持ちはなかなか自分では制御ができません。
本当にしんどい話で。「寂しいなあ」で留めておけばいいものが留めておけない。
大半が杞憂だとわかっていても、大半から漏れた部分はまったく杞憂ではないわけで、そういう経験をすればするほど失うことに対して過敏になるのじゃないかなあと思います。
自分の今の気持ちをそのままぶつけていいものか、否か。
隠してにこにこ笑っている方がいいのかどうか。
相手を不快にさせてしまうことへの不安。これがあると思ったことがそのまま言えなくなりがちです。
惚れてる側に足りないのは、「この人は大抵のことでは離れていかないよ」という自信です。
私のように、デフォで相手に合わせてしまう人はこのあたりを安心させてしまうのは得意なのだけれど、、、
相手を安心させきってしまうことが果たして良い事なのかどうか。
多少は不安にさせる要素を持っていないと結局この関係がつまらないものになるんじゃないのかって考えたりもしたのです。まあ、できないんだけど!
お互いのことをよくわかっているつもりでいても、不安や恐怖が心のなかにあると自分の相手を見る目は曇ります。
最悪のことを考えるのは、実際に最悪なことが起きた時に受ける衝撃を和らげるためなのだけれど、それにとらわれすぎると自ら最悪の事態を引き寄せるっていう事もよくある。
友達だった頃は相手のことが手に取るようにわかったのに。。。
って、私は今までに一度ならず思ったことがあります。
自分の目を曇らせないようにするには、相手が自分のことを大切に思っている、愛してくれているという事を信じきる事のみです。
で、それが出来てはじめて「相手を信じる」ってことが出来ている状態だと私は思う。
恋愛って難しいねえ。
煮詰まった時に一番必要なのは、とりあえず一旦棚に上げて、自分の脳みそを少し冷やすってことだと思う。
そしてそれが一番むずかしいことだと思う。
ともあれ、色々な悩みや不安があってもそのことで悩んだり考えたりできるのはしあわせなことです。
それがどんなにしんどくても。得るものはたくさんある。
なんだか〆時がわからなくなってしまって支離滅裂になりがちではありまが、、、
大変だし常に負けてる惚れた組ってのは、惚れられた側よりもたくさん考えたり悩んだりしなきゃならなくなるぶん、自分もそれによって成長ができる。
それはきっと、しあわせなことだと思ったのでした。


書きたかったことと実際出来た内容が違いすぎて泣きたい。
ドンマイ、俺。

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