サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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赤が雪の上に降る 汽車がすでに過ぎ去ってゆく 2011-09-26

あなたのその指に触れることもないまま あたしは引き裂かれるでしょう
それもいい いやそのほうがいい それでこそ美しい
(口裂け女/女王蜂)

連休の最後はずーっと家にいました。
うっかりとしか言えない感じで滞納していた学校の学費とか色々に頭を痛めつつ、
っていうか4ヶ月もまとめないでよっ!(払い忘れてる私が悪い)
っていう逆切れを心の中で起こしつつ、だらだらとすごす日曜日。
先週、やる気のないまま進まなかった仕事のツケが、今週まとめてやってくる予感。
5日も働けばやる気も勘も戻ってくるはず。
そして明日から新しい席でのお仕事なのです。
ずーっと仮がついていたオフィスの色々から、やっと仮がとれます。
3月に被災してから半年とちょっと。うーん。長かった。
半年前がずいぶん昔のことのように感じます、そして、半年前と今とでは働いている環境が丸ごと違います。
震災がなくても変わっていた事柄もたくさん、でも、震災がなかったらこんな風には変わってなかったなと思うこともたくさん。

「世界のおわり」以降(繰り返すが、それは今だ)を生きるための、自分なりの方法を模索しなければならない。
「やりきれない」ことではない。「やりきれない」ならとっくに死んでるよ。こうしてブログなんか書いてる時点で、生きてゆくと宣言したようなものだ。なにより、こんな極めて異常な事態を、この世の終末以降を体験することができてるなんて、なんて儲けものだ、と、ニヤニヤ笑いながら眺める、もう一人の自分を感じずにはおれないのだ。
ケラリーノ・サンドロヴィッチblog 「日々是嫌日」- 終末以降。

この感覚、自覚してるにしろしてないにしろ、皆持っているんじゃないかなー。
あの日以来、何かが決定的に変化してしまって、それはもう戻らないことを皆もう分かってるんじゃないかな。
世界の終りが来ても、なんだか人は生きている。
この感覚は、エヴァンゲリオンのあの世界の空気にちょっと似ている。
常に非常事態な感じのあの妙な緊迫感は、薄れたんではなく皆慣れたんだと思う。
人の順応力ってすごい。これが生きる力なんだな。きっと。
と、わかったようなわからないような事を書きつつ、
ごきげんよう、たいこです。
今日も今日とてPCの前に座りっぱなしでセカンドライフという、
人としてどうなのそれ。みたいな1日を過ごしました。
いいの昨日お外で遊んだから。
カエルの子はカエル、という感じで、子供たちもたいして変わらない1日を過ごしておりました。
ちなみにchoice!の一番欲しい賞品はカエルです。げっとした。わーい。
まーなんだ、色々とバタバタした日ではあったよ。
反面、のんびりとした日でもあったよ。
どっちなんだって話ですが。
どっちも本当なのだから仕方がない。
自分がいる世界はとてもとても小さいものであって、
自分が知り合い得る人々は、人の全体からしたら本当に少なくて、
何でこの世界にはこんなにたくさんの人がいるの?把握できない!って思ったりするのです。
SLを始めて4年以上経ちますけれども、ここにきて新しく知り合う人は、
既存の知り合いの誰かとほぼ間違いなくつながるっていう状況が非常に多くなってきています。
SLが狭いのか、今までの私の交流っぷりが破天荒だったのか。
多分前者。
そんな狭い狭いSLの中でも、さらに狭くカテゴライズされて人々が集団を作っています。
その集団は、狭い狭いSLの中でさらに小さい集団なわけです。
無数にある、少人数の集団。
その集団の中にだけいて、SLすべてを分かった気になっていることは、
そのまま「井の中の蛙大海を知らず」なわけです。
私はライブ派なので、人の目や耳を通った情報はあまり信用しません。
だって伝言ゲームは、大抵最初の人と最後の人のいう事がまるで変わるから。
直接かかわって、そのときに目にしたものや耳にしたものを最優先で信じたい。
出来る限り広い視野でもって、関係を築いていきたい。
ここのところ出会ってはぐくんで来た、いくつかのご縁が、少し岐路を迎え始めた気がします。
私はここでどう振舞うべきなんだろう。どうするのがいいんだろう。
いろんなことを考えました。
すべては楽しく遊ぶため。
楽しいことがすべてで、楽しくないことは悪だと思う。
だから、もっともっと楽しく自分の居心地を整えることは大切なことだと思う。
幸いなことに、5年目を迎えても私のSLライフは楽しいものであります。
もう少しスマートに振舞えりゃーいいんでしょうけれど、
もともとどんくさい人間がいきなりスマートに振舞えるはずもないんだ。
そういう事を色々と考えながら、できるだけボーダーのない居場所がつくれたらいいな。
ボーダーがないということは、なんと難しいことなんだ、というのも実感中。
それでも私はボーダレスに暮らしたい。
それは、SLでもRLでも。
楽しいことは自分で作らなきゃいけない。
だから、SLがつまらなくなったなんて感想を聞くとやりきれないのです。
SLがつまらなくなったのは、自分が楽しい遊び方を見つけられないだけなんじゃないの?と、
少し維持の悪い気持ちが頭をもたげる。
なんだか書いてて自分のRLでの暮らしっぷりをすごい反省したので、
まとまりがないうえによくわからないけれどこの辺で〆て寝ようと思います。

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