サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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それでも生きていかざるをえない! 2012-02-16

おーダメ人間として
生きるおろかさを
あまねくすべての人に伝えたい
そしてダメ人間の王国をつくろう
王様は僕だ 家来は君だ
(踊るダメ人間/筋肉少女帯)

やっぱりここの部分を引用してしまう。
ロボゲイシャが観たい。
ゲイシャがメカニカルってスゴイ面白いと思う。
あの発想が羨ましすぎる。
予告編でワクワクしてから1年がたちますが、未だに予約リストの中にとどまったままです。
早く来ないかな、ロボゲイシャ。
ここ1ヶ月の反動で、読書とか映画のほうに傾いております。
20年弱ぶりにお勉強したいモードにもなっています。
勉強することは嫌いじゃないのだけれど、興味のない事に関しては苦痛でしかない。
思えばHTMLやCSS、JavaScriptのようなウェブページを作るための言葉や、
MSオフィスで使っているVBAみたいなものもお勉強といえばお勉強だった気がします。
考えて作って正解だとパタパタパタっと動く、その感じはたしかに楽しい。
ハマらなければ。ハマると地獄が待っている。
その前に面倒くささが先に立ってしまうんですけれども。
えいやっとその面倒くささを乗り越えた時のちょっとした快感っていうのはあります。
なんつって計算ってすごく苦手なんですけれどもね。
こんな人間がよくプログラムもどきを書いていると思う。
表計算なんてやってるもんだと思う。
向かないけど嫌いじゃない、楽しいってところだけで成り立っている気がする。
で、小説のお話。
RDG2を読みました。荻原規子著。
レッドデータガール、絶滅危惧少女みたいな意味合いの小説。
このお話はファンタジーです。日本のファンタジー。
異世界とかそういうものは一切出て来ません。
出てくるのは、神霊、陰陽師、山伏などなど。
舞台は現代日本。
1冊目はこの長い物語を語る上でのプロローグ的なものだったんだなぁと2を読んで思いました。
2冊目からはがっつり学園ものです。
全寮制の高校で山伏やら陰陽師が大活躍して、神霊やら式神やらが大暴れ。
物語の全容は、読者にもまったくわからないので、続きが読みたくて仕方がないです。
基本文庫しか買わないので、文庫待ちをしてうずうずするシリーズになりつつあります。
この文庫待ちの時間って、すごく自制心が必要だと思う。
すでに読みたくてたまらない続きはハードカバーで出てる。
その先のお話は手を伸ばせばそこにある。
でもハードカバーは後でしまうのが大変。
最初が文庫だから揃えた時にバラバラになる。それは嫌!
そんなこんなで、今日もAmazonで3~5までの商品情報を眺めてはため息をついているわけです。
ああ、ほしい。
どうせなら1からハードカバーでほしい。
という物欲と闘いつつ。自制心自制心。
この方は他にも有名なシリーズがあるようなので、そっちから手出そうかな、と思っております。
ここのところ積ん読も増えてきているので、そっちも消化していかねばならないし。。。


小説も映画も、長いものが好きです。
こんなに沢山読んだのにまだ続きがある!という感じ。非常に幸福な瞬間です。
ファンタジーにシリーズものが多いのは、世界観まるごと作るからなのかなぁと思ったり、思わなかったり。
シリーズもののファンタジーの醍醐味は、自分もその中にのめり込めるところだと思う。
ハリーポッターなら、読者はハリーと一緒に7年間ホグワーツで過ごすことになるし。
私の大好きな十二国記だって、主人公の陽子と一緒に、まるで知識のない十二国に入り込む。
陽子と一緒に十二国という世界の常識、つくり、人々を知っていく。
もうひとつ大好きなファンタジーのシリーズである旅人シリーズ。
これも女用心棒(しかも30代!)のバルサと共に、彼女の暮らす世界の表と裏、この世とあの世を行き来して
世界の大きな波を一緒に感じてハラハラしたりドキドキしたりできる。
そういえば上橋菜穂子の獣の奏者の続きがまだ出ません。
これも楽しみに楽しみにしている小説だったりする。
本1冊ならば2、3時間。
でもこれがシリーズならば、1週間、2週間とその中に入り込めるのです。贅沢ー!
至福の時っていうのは、映画でも小説でも芝居でもそうなんだけれど、
「まだまだこの楽しさが続く」っていう、まっただ中にいて思うその感情なのです、私の場合。
早く先が知りたい、でも終わってほしくないって思えるような物語に出会うことこそが幸運だなぁ、と。


新しい物語というのは、もうつくれないのだそうです。
お話にはいくつかのパターンがあって、そのパターンのどれにも当てはまらない物語はもう、作れないのだそうです。
きっとこれは物語に限った話ではないのだと思う。
そして私達受け手側は、作者に自分のお気に入りの物語と同じ物語を求める。
言葉にするのが難しいけれど、第二第三の同じ話を求める、っていう感じか。
提供する側は色々なアプローチがしたくても、受け手側がそれを許さない・歓迎しない側面ってあると思う。
「もう一度ああいうのが読みたい」
みたいな気持ち。私にもある。
これはもう仕方のない事なんだけれど、
一度そのイメージがつくとなかなか取っ払えないって言うことなんでしょうか。
そしてこれ、わかっているものは安心するっていう感覚につながっているような気もする。


短歌のこととか書いてから寝たっぽいんだけれど、
朝読み返したらなんだか文章が(ry
そのへんはまた改めて書こう。
ちなみに、レッドデータガールは荻原規子著。
https://www.youtube.com/watch?v=HF2PHOLblQc
(PVがあった。びっくりした。)
十二国記は小野不由美著。
https://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/junikokki/
守り人シリーズ&獣の奏者は上橋菜穂子著。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E3%82%8A%E4%BA%BA%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
https://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/kemono/
となっております。
十二国記、守り人、獣の奏者に関してはNHKでアニメ化されております。
レッドデータガールもアニメ化が決定しているようです。

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