サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
Menu

じゃあな こんないい日に お別れなんて 2012-12-19

ゆあーん ゆあゆよーん
ゆあゆよーん ゆよーん
夏の日に夢が破れて
秋日狂乱デーデー屋
冬は狐の革ごろも
悲しみが汚れる時さえ
ある としても
(じゃあな/特撮)

とってもオーケンらしい詞です。オーケンっていうか中也。
お別れする相手に中也の詩集を贈る曲なのですが、中也満載。
何かを表現する時、その軸にあるテーマってそうそうたくさんの種類があるものじゃないと思う。
そのテーマにどういう味付けをして相手に届かせるかっていうのが表現する人の最大のお仕事。
表現者とはいうけれど、何も表現することなしに生きている人はいないわけで、人は日々何かしら表現をして誰かに何かを伝えるわけです。
まっすぐに伝えたほうがいいのか、遠回りしたほうがいいのか、ど真ん中をかするようにうっすらと伝えるのがいいのかは発する人と受け取る人次第。
発したいように発する人がいて、受け取りたいように受け取る人がいて、お互いの認識がずれていないって実はちょっと奇跡的な事なのかもしれない。
ごきげんよう、たいこです。
昨日帰宅したら、ドアポストに「予定通りに明日の朝8時から流し台交換の工事するね。忙しいだろうけどお掃除しといてね」っていうお手紙が入っていました。
うん。先月から私の住んでいる集合住宅では大々的な改修工事が始まっていまして、テレビのアンテナの交換、流し台の交換、電気の配線の大掛かりな増設・取替っていうのが各戸に回ってくるってのは知ってた。
そのための説明会もあった。行ってないけど。
で、少なくとも1週間前には工事予定日をお知らせしますって言われてたのに、流し台お知らせされてないよ!
予定通りってどういうことなの……!
若干真っ青になりつつ、夕飯作る余裕もなく大掃除しまして。
今まで怖くて触れなかったところなども必然的に触る羽目などなりまして。
子どもたちの力を借りつつ、なんとなく台所がピカピカになりました。
いやあ。。。恐ろしいものがたくさん出てきた。おそるべし台所。
怖くて中を覗けないまま封印されてしまったゴミ箱とか、怖くて中を覗けないまま封印し続けている納戸とか、怖くて手を触れないままでいた流し台の下とか、米虫が大量発生したので使えなくなったまま放置されていた米びつとか。
米虫怖い米虫。
新しい流し台は当然綺麗なんであって、今までどうしても抜けなかった変な匂いもしません。
このまま綺麗なまま使い続けたいのは山々だが、果たしてどうなることやら。。。
ついでにガスレンジも買い換えて~とか色々やってるんですけれど、ガスレンジってどうやって捨てたら…!
前回捨てた時の記憶がまるでないのでして、あのまま持ってってくれたりするんだろうか。謎。
ゴミ箱もね、持ってってくれるんだろうかね。不安である。
キッチンで一番たくさん出たのはやっぱり不燃ごみで、いい機会だからこれもあれも捨ててしまおう!っていう鍋食器類の多いこと多いこと。。。
明らかに粗大ごみでしか対処できないあれこれもあり、ひとまずこれを処分することに頭を悩ませそうです。
電気の工事は来年にしてもらったので、それまでに要らないものはドドンと捨てねばならないなあ。
ま、家が綺麗になるいい機会といえばいい機会。
2,3年前はなんの役にも立たなかった子どもたちが、今では力仕事要員となってくれる素晴らしさを実感しつつ、気合入れて捨ててしまおうと思う。
片付ければ出費も増える。というわけで、リニューアルした台所に置けない収納品の数々をこれからどう片付けて行くかが大問題なのである。
今の時間までAmazonと楽天を行ったり来たりしてあれこれ買い物をしていたのでした。
いやー・・・お金かかるなあ。
しかし知らぬ間に、ガスレンジのコンロのお皿ってのはなくなっていたのか。。。
進化してんだなあ。色々と。
と、年末っぽい話題てんこ盛り。
台所が綺麗になった分、ベランダがカオスです。今日のところは見なかったことにしたけれど、あれもどうにかしないとやばい。泣きたい。うえええん。


世の中も自分の周りも年末年末して来ているのだけれど、今年は自分の中に年末感がまるで生まれなくてなかなか困った塩梅になっております。
今年を振り返ってみるだとか、ちょっと感傷的になってみるだとか、そういう振り返る感じが一切ないままもう20日になっちゃうわけで、あと10日で2012年もおしまいなのです。最後まで今年が平成何年なのかが定かでないままである。
24年で合ってるだろうかね。。。
年末感がないゆえに、来年のカレンダーが一切ありません。そろそろ買わないとまずい気がする。
1年が終わって新しい年が始まるったって、何が変わるわけでもないでしょうと。いつもどおりに太陽はぐるぐる回って次の1日を運んでくる。
個人的に始まりっていう意味では4月のほうがしっくり来るのですが。
それは新学期という意味だけでなく、冬の終わる季節という意味で。
春はやっぱりスタート地点っていう感じがする。
それでも振り返ってみるとそれなりに色々とあった1年であった。
自分がどうしたいのか、どうされたいのかもはっきりと分かった年であった。
この歳になってもまだまだわかんないことだらけで困っちまいますが、きっとそういうものなのだろうなー。
来年はもすこしシャープになれたらいいなと思いつつ、ふんわりとした優しさも兼ね備えたい。
どうも歳を取るにつれてふんわりさが減っていく気がして仕方がない。
もっとこう、ピンク色でふわふわした感じが必要だ。絶対に。

カテゴリー 日記