サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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恋をするなら自転車に乗って 2013-12-30

ああ 銀輪に二人乗り
スウェードの靴でこいでったらいいよ
夜の中で くるくると回ってさ さあ愛の中へ
恋をするならハンドルも変えて
折りたためるとナイフと同じ
ピカピカ光る美しいけれど
危険もあるさ気をつけろよ
恋をするなら自転車に乗って
折りたためるとなおさら便利
恋をするなら自転車に乗って
盗まれるから鍵かけろよ
(スウェードの愛のテーマ / 特撮)

ふと久しぶりに聴いたらすごくよかった。もともと好きなんですけれども。
オーケンのエッセイを読んでいたら、もうすぐ公開になるヌイグルマーZについて触れた文章を見つけまして。
主人公やヌイグルマーの造形を見ていて、これは原作とは別物になるなとわかっていたのだけれど、原作者もびっくりな原作クラッシュっぷりのようで……たぶん観に行かないだろうなあ。私原作大好きだからなあ。
元ネタのあるものの映像化っていうのは、ある程度映像の制作者の解釈が入っていてもいいものだと私は思っています。
小説は小説、漫画は漫画、映画は映画、ドラマはドラマですから。まったく同じものを作れとは思いません。
しかし、今回の映画化は……テーマまで大幅に変わっている気がするのですね。
テーマは変えちゃいかんだろう、というのが私の気持ち。小説は本当に大好きなので、自分の中では小説だけで完結させておこうと思います。。。
ごきげんよう、たいこです。
27日からおやすみに入りまして、すでに3日が過ぎ去りました。おやすみってなんでこんなに時間の流れが早いの!
あっという間に今年もあと2日。そろそろ1年振り返ろうかな、と思ったのだけれどまだまだ実感がない。仕方がない。
休みに入った途端、オンナノコの日がやってきてしまいまして、出ないやる気とぼーっとした脳みそと止まらない眠気にやられっぱなしでございます。掃除とかしないとだめなのに!
1年を振り返る気力もないのに正月気分はいっぱいで、勢いに任せて鏡餅作ったりしちゃってね。もう。
そのままの勢いで売り出しました。50L$で。詳細は波野家ブログまで。
それ以外に作らねばならぬものが山のようにあるというのに、やらねばならぬことが山のようにあるというのに。
現実逃避だけは本当に得意です。困ったものだ。


今日、といっても昨日か。昨日の夕方から娘が実家に行ってしまいました。
母に呼ばれたのですが、娘は本心ではあまり行きたくなさそうだったのだけれど、母の事やなにかを思って出かけたのでしょう、なかなか優しい子でございます。
母は母で、「子供が1人減れば片付けも楽になろう」などと言っておりましたが、お手伝いをしてくれる唯一の子が娘だったりするわけで……苦笑。
まあ、ひとりで年越しは寂しいものですから、彼女が行ってくれて母も少し寂しさが紛れるのではないでしょうか。
毎日毎日洗濯をしてもまったく洗濯物が減らないのはどういうわけか。泣きたい。
家事っていうのは、本当に賽の河原で石を積むみたいな仕事だよなあと思う。
そもそも生きるってことがそういう事なのかもしれません。いくらきれいにしてもすぐに汚れるあれやこれや。
洗っても洗っても使えばまた汚れる食器とか。
毎日、生きて暮らしていくためにしなければならない事のなんて多いこと!
とはいえ、昔に比べたらごはんも洗濯も掃除もすごく楽になっているのよね。。。
二層式の洗濯機なんて、もう使える気がしません。
楽になった家事些事のおかげで、こうしてインターネットで遊ぶ時間ができるのですね。
逆に言えば、家事や基本的なあれやこれやが楽になったおかげで、私たちの暮らしには余白が増えた。
生きている時間に余白がある生き物なんてきっと人間くらいだと思うのです。
半世紀前の人間にもそんな余白はそんなになかったと思うのです。
これだけの余白のある暮らしができることは、それはとてもとても贅沢な事だよなあと思う反面、
そういう余白のせいで心が惑ってしまう人たちも多いのではないかなと思います。
生きるのに必死ならば、退屈だの暇だのなんて言葉は絶対に出てこないものねえ。。。


自分のなかで自分について考えることが本当に多いこの頃。
こういうのは全然答えが出ないので、考えても仕方のないことではありますが、これも人生の余白のなせる技でしょう。
致し方なし。


今年はあと1回くらい記事を書きたいなと思っているのですがどうなることか。。。


WOWOWの三谷幸喜のドラマを観ました。100分1シーン1カットという、100分の長回し、カメラ1台というとんでもないドラマ。1回NGを出したら最初からやり直しみたいな。
ドラマなんだけど舞台みたいな緊張感や臨場感があって、とっても面白かったです。
映画とは違う、舞台よりの三谷作品だったと思う!
実は12月はWOWOW三谷幸喜祭りだったのです。そのためにWOWOW入ったのだけれど、ほとんど見きれないまま12月が終わってしまう!このドラマだけでも観れて良かった……!
と、相変わらず小説やら舞台やら映画やら、そういうものにのめり込む日々は続きそうですがこれはこれできっと幸せなことなのでしょう。

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