サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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だけど人間嫌いの歌に ちょっと例外もあって ただ一人君 2013-11-19

人間てやだな 人が大嫌いさ
ちっちゃな地球にひしめき合って やなやつばっかだから
(人間嫌いの歌 / 筋肉少女帯)

40過ぎてこういう曲が書けるのは才能だと思う。
筋肉少女帯が復活してからもう7年くらいでしょうか。あっという間すぎて怖い。
この曲は復活してから2枚目のアルバムに入っているもの。
筋少ってこういう感じよね。っていう雰囲気を感じたアルバムだった気がします。
それももう6年前の話ですか。時間の経つのが速すぎて辛い。
ごきげんよう、たいこです。
昨日は人間嫌いの人に人間のどういうところが嫌いなの?というようなお話をして盛り上がりました。
変なところに毛が生えているところ という明快な答えを頂いて、ははぁ。なるほど。とおもったのでした。
理由はそれだけじゃなかったけどね。しかし見た目からかー!ってちょっと目から鱗だったのです。
人間が嫌いだという人は周囲に何人かいます。過去にもいました。
過去に「人間は地球に巣食ったがん細胞のようなものだから、早く絶滅した方がいいと思う」と言った方がいます。
お医者さんでした。なんと因果な職業についたものだこの人は。と思ったりしたことを覚えています。
人間というものがまかり間違ってうっかり出来た種なんだろうなあというのは、私でも想像がつきます。
他の生き物という生き物を圧倒して、ここまで繁殖したわけですから。
人がひとり、人間の社会の外に出たら絶対に生きていけない気がするわけです。
文明というものをなくした人間には生きていくチカラは本当にない。
しかし、文明というものこそが人間という種の武器なのだよね。
で、突然変異であれなんであれ、人間というものが発生して文明というものをつくり、
異常に繁殖している現在がある以上、人間が発生したことは必然だとも思う。
そもそも生命というものがある、そのことがとても不思議で謎でいっぱいなのです。
しかしこうして私達は生きている。だからこれも自然の流れの一環なんだと思う。
死なないように頑張らなくても死なないっていうのは、他のいきものからしたら信じられない事態なわけです。
死なないように頑張らなくても死なないという状況が、衣食住に関係のない色々な物事を生み出す。
寂しいなと感じることも、生きているのがつらいなと思うことも。
それは、ただただ生きて命を次に繋いでいく一番大切な本能から一番遠いところにある感情な気がします。
そう考えると死にたいくらいに辛いことも悲惨なことも、人間に生まれてきたからこそ味わえる感情なのですよね。
死なないように頑張らなくて良くなった人間は、たくさんの時間を得ることが出来るようになった。
その時間で自己否定したり自己肯定したり、自分の生きる意味を考えたりする。
これはとても贅沢なことだなあと、こういうことを考えるときに常に思うのです。
だからといって人間嫌いの人を否定する気もないし、そういう考え方や感じ方はそれはそれで尊重しています。
ただただ、人間とはとても贅沢で環境的には恵まれているいきものなんだなあと思うだけ。
ちなみに私は人間好きです。
愚かで小さくてとてもかわいいいきものだと思う。
自分のこの考え方が正しいとも思っていないし、そもそもこういうものには正解などない。
そもそも好き嫌いは感覚のもので、頭で正しいとか間違ってるとか考えるたぐいのものではないね。


ゾウのいた教室を見ました。映画です。
違和感が満載だったーというのは、私だけの感想じゃないみたいでした。
「豚を育てて食べよう」という教師のお誘いに乗った子どもたちは、1年間そりゃあブタを可愛がります。
当然ブタにも愛着が沸くし、ペットのような気分になることだってある。
けれど最初の約束は「大きくなったら食べる」なのだよね。
育てていく過程で情が移って食べるなんてもってのほかだ!かわいそう!って言い出す来がいたりなんだり。
そこまでは想定内。だって小学生はいつだって少し浅はかで、とても真面目だ。
しかしこの後はちょっと想定外だった。
このまま学校で飼い続けるか、食肉センターに引き取ってもらうかという選択の中には、
その、打時事に育てた豚の肉を、育てた子どもたちはたべられない。
なんのために豚を飼ったのか……!と、大変疑問に思ったのでした。
関係あるんだかないんだかわからないけれど、取り留めもなく書いたら本当にとりとめがない。

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