サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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この道はまるで滑走路 夜空に続く 2013-11-18

はじめて会った頃は毎日ドライブしたのに
この頃はちょっと冷たいね 送りもせずに
街の灯がやがて瞬きだす
2人して流星になったみたい
(中央フリーウェイ / 荒井 由実)

ドライブってほとんど経験がありません。
子供の頃、家族でお出かけっていうと大抵車を使っていたので車には乗り慣れていますが、
自分が大人になってから、いわゆるこの曲のようなドライブは本当にしたことがない!
まあ、車を持っている殿方と縁がなかったって事なんでしょうけれども。
東京にいると車は贅沢品ですから、(ということはおとなになってから知った)
なくても充分暮らせますしね。私は車は当然のことながら運転免許も持っていません。お子様。
ごきげんよう、たいこです。
この週末は珍しくアクティブに動いてまいりました。
土曜日は渋谷ヒカリエまでお芝居を観に。
ヒカリエの上の方にシアターオーブという劇場があります。
まあこの劇場がでっかい。3階席まである。
ロビー(って言ってなかったな。会場の人は)もめちゃくちゃ広くて立体的。
この立体的なのが曲者で、階段が縦横無尽に配置され、吹き抜けで上やら下やら覗けるのはいいのだけれど迷う。
なんせ大きな劇場なので、チケットには自分の席から一番近い入り口が記載されているのですね。
入り口探すのにちょっと戸惑う。
座席表を観て自分の席を把握して向かう、みたいな。
前回来た時も軽く迷ったけれど、今回も軽く迷いました。
肝心のお芝居ですが、面白かったです。
2幕、休憩あり、休憩込みで3時間半くらい。
12500円とちょっとお高い芝居でしたが、さらに役者の表情までは見えない2階席でしたが、その距離でもきちんと入り込むことができました。この感じはいのうえひでのりならではだなあ、と思う。
彼のお芝居以外でなかなかこのクラスの劇場でお芝居観ることがそもそもないのですが(笑)
「鉈切り丸」はシェイクスピアのリチャード三世の舞台設定を日本の源平合戦の時代に差し替えたお芝居。
シェイクスピアの悲劇のほうなのでしょうか。実はオーソドックスなリチャード三世は観たことがないです。
どうも悲劇のシェイクスピアは無意識に避けている傾向が。喜劇のほうのシェイクスピアは何本か観てるんだけどな。
舞台は日本だし、烏帽子かぶった人たちがチャンバラしたり動きまわったりするんだけれど、主人公の鉈切り(源範頼)の独白シーンなどは非常にシェイクスピア。
主人公が自ら自分の生い立ちを語ったり心情を語ったりするのです。長セリフで。
長セリフだなあー。なんて思いながら眺めていました。
舞台上には可動式の竹が生い茂り、この竹垣で舞台を横に区切っている。(手前・中頃・奥ッて感じで)
それから水!水がふんだんに使われていて、ああなんて贅沢なお芝居なんだろうと溜息が出たり。
かれこれ15年ぶりくらいに観る生瀬勝久の素敵なお芝居や、やっぱり10年以上ぶりになる宮地雅子や、
たぶん舞台では初めて観る麻実れいのとってもかっこいいお芝居や、舞台装置以外でもとっても贅沢な気分になれました。
宝塚出身の人ってほんっとにうまいと思うのだけれど、麻実れいはなんだか、出てきたら自然とガン観してしまう感じがありました。うまーーい。すごーーい。もっとみたーーい。
とっても面白かったけれど、これは違うキャストでも観てみたいなと思ったりしました。
再演……するのかなあ。どうだろう。
隣の席に座ったご婦人がとってもフレンドリーな人で、色々と話しかけられたりして会話を楽しんできました。
舞台は何度も観に行っているけれど、そして大抵は一人での観劇なのだけれど、こうして話しかけられたのは実は初めて。
ある程度以上の年代の人達は隣り合わせた人と気軽にお話する。あの感じはとてもよいなあと思うのだけれど、いざ自分が出来るかというとなかなか出来ないことではあります。ちょっと憧れちゃう。


開けて日曜日は、セカンドライフ経由で知り合った大阪のお友達とご飯を食べてきました。
実はSL内ではほとんど交流がなく、主な交流先はTwitterという。。。
お母さん仲間でもあり、趣味もそこはかとなくかぶっていたりでなかなか楽しく時間を過ごしてまいりました。
SLでやってること、遊んでることは全然違うのだけれどね。
そういう違いについても色々と話していて面白いなあと思ったり。
おみやげまでもらって帰ってきちゃったよ。ありがとうございました。楽しかったです。
久しぶりに行った東京駅。
東京駅は自分が遠出をする時か、遠方から誰かが来るときくらいしか行かない駅でもあります。
色々な電車が走っていて便利なのでしょうが、私は地下鉄の人なので東京駅はほとんど使いません。
JRに対する知識のなさは、東京地元民とは思えない!自分でもそう思う!
だから東京駅に行くときは、かならず遠方に思いを馳せている時で、
新感線だとか快速アクティーだとかいう響きは、私にとっては完全に非日常なのです。
東京駅は、駅の構内に入ってしまえば遠くに向かう快速電車にも簡単に乗れてしまう。
ああ、いいなあ。旅行したいなあ。っていう、現実逃避したいスイッチがパチっと入ってしまったのでした。
私が向かう先は隣の有楽町駅だったのですが(笑)


SL方面のお話。
作った。この珍しくお出かけ満載の週末に1個ものをつくりました。
スクリプトがメインのおもちゃ的なものは、やることが多い!という久しぶりの実感を。
こないだ作った金魚のメガネもタロットテーブルもメインはスクリプトではあるのですが、
今回は作るテクスチャが多かったのもあって、あと出来上がって配ったあとでちょっとテクスの向き違うんじゃないの…っていうのが発覚したりして辛い。ああもう治したくないよう。うえええええん。
ここのところメッシュのオブジェクトにテクスチャをつけるっていう作業に慣れすぎていて、久しぶりのスカルプオブジェクトにテクスを描くという作業にめまいがしました。
いやもう、ほんと描きづらい。スカルプ描きづらい!
微調整とかやってるうちにこころが折れそうになるわけです。
この部分はありえないくらいにテクスチャが伸びるから柄なんてつけられない とかそういう話なのです。
けれどスカルプにはスカルプの良さがあって、オブジェクトそのものの形を粘土のように変えられるのはメッシュには出来ないお仕事。
動きのあるオブジェクトは、スカルプはスカルプマップを読みこませる事で形自体を動かすことが出来るけれど、
メッシュで同じようなことをするには形の違うメッシュオブジェクトをたくさんリンクして、透明度を変えていくという方法でしか今のところ出来ないと思う。
そしてこの方法、すごい確率で消えてみえたり二重に見えたりする。
だからやっぱり、スカルプはスカルプで使い続けるんだろうなあ。
クリスマスらしい可愛いものが出来ました。
12月は自分のところも入れてイベント3件。(たぶん3件。着物市は今年もあるはず)
まだまだ色々と作らねばならないのですが、とりあえずなんとかなりそうかなー。
クリスマスみたいな、理由はよくわからないけど浮かれる空気はとても好きです。
年末はクリスマスのおかげでとんでもないお祭り騒ぎだよね。日本は。
クリスマスが終わったと思ったらお正月がくるんだもの。
お正月も、特に何をするわけでもないけれど浮かれる行事です。
今年こそ錦玉子作ろうかなと思うのだけれど、今年も作らないままになりそうな気がする。

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