サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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あのコの鎖骨のCMは愛してるとささやいた ウソつけサディスト通販め マガイものを売る気なんだろう 2013-10-04

「なぜならかつて人間は」「人間であって」
「良かったことなど」「ひとつも」
「なかったじゃないか」「生まれて」
「驚き」「老いて」
「苦しみ」「病んで」
「倒れ」「死んでなくなっちまう」
「愛して」「恋して」
「愛して」「恋して」
「愛して 恋して エンヤトット エンヤトット」
「ならばむしろ我々は人間以外の何物かに
変化をとげるべきではないのか」
「人間だから愛されないんだ」
「僕が人間以外になれたらあの娘は…」
(人間以外の俺になれ / 特撮)


私が最初に聞いた特撮が、この曲の収録されているアジテーターというアルバムでした。
なぜサードアルバムから聴き始めたのか。それはこのサードアルバムを貸してくれた人がいたからです。
なんというか賑やかに壊れてるなあって思った気がします。
とにかくウサギウサギってウサギがたくさん出てくるアルバム。
ごきげんよう、たいこです。
やらねばならぬこと、やりたいこと、やっておきたいこと、まとめたいこと。
そういうものがごっちゃになって若干溺れかけています。
要するに手を広げすぎているわけです。自業自得。
やらねばならぬことはもともとは自分がやりたいことだったりするわけです。
そう。やりたいことって続けて突き詰めていけば、なんとなく苦痛に感じることのほうが多い。
これは何事に関してもそうだと思うのですけれど、物事には波がある。
すごく良い時の大きな波のもたらしてくれる快感や幸福感が、自分が何かを続けるためのモチベーションになるのでしょう。
というわけで。
ちょっと自分を追い込むためにお買い物をしました。
ノートパソコン!14インチ!
タブレットと悩んでノートを。だってやすかったんだもん。
ノートパソコンでやることは、原稿を書くこと。
家にいるとつい遊んじゃって思うように集中が出来ないのを解消するために。
実は昔から、長い文章を書くときにはお外に出かけて書くのが習慣となっておりまして。
ベローチェやらファミレスやらのざわっとしたところで黙々とシャーペンを走らせるという物書きスタイルでございました。
この間もノートとペンを握りしめてタリーズまで行ってきたんですけれどもね。
なんか、紙とペンってすごく…肩がこる。
思った通りに指が動かない。
本当に紙にものを書かなくなった弊害にほかならないとしみじみ思うと同時に、これでは時間に比べて量が稼げないじゃない!ってちょっと焦ったのでした。
そもそも書き間違えて消すのが大変。ボールペン持ってっちゃったから、二重線だったりグチャっとしたりで出来上がった下書き原稿の汚いこと汚いこと。
それで思い切る決心をしたのでした。
ともあれ、4万円程度なのでパソコンとしての性能は残念すぎるくらい残念。
起動からして時間がかかるわけで。
でも大丈夫。最近覚えたテザリング的なものを使えば、書いたものをそのままアップロードすることも出来る、共有することも出来る。自分のPC間でも充分共有出来る。
私の知らないうちに、世の中はなんと便利になったことかと。
そんなわけで、ものを書く方面の事柄に関しては言い訳も逃げる事もできなくなりました。
あとはまじめに勉強して着々と書き進めるだけでございます。
とはいえ、まだパソコンを入れて運ぶケースが届かないので、もう少しあとになってから頑張ろうと思うのでした。


現実逃避したい気分が真っ盛りなのか、読書の秋だからなのか、怒涛の勢いで読書をしています。
久しぶりに10冊単位で本を買ってしまいました。紙も、キンドルも。
昨日は前のめりな勢いで小野不由美の「図南の翼」を。
もうこれ、何度も何度も読んでいる小説で家には文庫がすでに2冊くらいあるんですけれども、全然飽きない。
そして昨日読んで何度目かもうわからない感動を味わったのです。
小野不由美といえば代表作は十二国記。その十二国記のシリーズのなかの一つが図南の翼です。
このシリーズは、十二国という架空の国を舞台に、様々な人たちが様々な場所で冒険したり戦ったり活躍したりするファンタジーです。
NHKでアニメ化もしているので、そちらで知っている方も多いかもしれません。
とにかく十二国という世界がしっかりと作られていること、その中で矛盾のないように話が進んでいくということ。
そして、何よりファンタジーの世界の中で、リアルすぎるような現実的な物語が進行すると言うこと。
これがこの物語の醍醐味じゃないかなあと思ったりします。
ファンタジーはふわふわしたお話に思われがちですが、このシリーズは全然ふわふわしません。
図南の翼の主人公は12歳の少女。
この12歳という年齢がまたよい。すごくすごく賢くてしっかりしていて強い女の子なのだけれど、12歳ゆえの未熟さもあちこちで垣間見える。彼女の賢いところは、一度起こした失敗は必ず反省するところ。
彼女の強気で賢くてきちんと考えるというところに、すごくすごく惹かれるのでした。


他にも色々読んだんだけど、何読んだんだっけなあ。。。
とにかく読んだら読書感想文を書く!という自分ルールまで蔑ろになりそうで怖い。
書くよ!イベント準備が終わったら書くよ!


色々なことが頭のなかをかすめては飛んでいきます。
思ってることや感じていることは言葉にして伝えるのがとても難しい。
今の自分が客観的に見てどんな塩梅なのかを知ることもむずかしい。
やりきれないことがたくさんあるなかで、それでもかろうじて笑って暮らして今の混沌を乗り切りたいなと切に願うのでした。
書きたいことは本当にいっぱい。
でも、ブログにその書きたいことをきちんとまとめるほどの余裕もない今はちょっとまずい。
さて、なんとかかんとか、この秋を載り切らねばいかん。
出口のない悩みは後回し。将来の不安も後回し。
とりあえずキラキラした将来の夢に向かって、逃げずに書かねばならないのだ。

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