サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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倒れたとしても やりきれなくても いいことしかないさ 2012-09-20

せっつかされたように 話してる
語る君の物語は
行ったことない異国で君が
恋をしたり 楽になったり
聞いたふりさえ 長くもなると
君の上の 空を見てた
(ロコ、思うままに!/特撮)

この曲を作った時にオーケンはしきりに「いい曲ができた」とブログで何度も何度も紹介していました。
本当に「これはいい曲を作ってしまった」って思っていたに違いなく、
そう思ったら言わずにはいられない感じが大好きだオーケン。
そしてこの曲は確かにすごくよい。
ごきげんよう、たいこです。
頼りにされることは嬉しい事で、私の現在の仕事に対するモチベーションの1つになっていることは間違いない。
他方で「大事にされてるな」っていう感覚も同じように大切な要素だと思う。
私は派遣社員で、派遣社員なんて所詮いくらでも替えが効くものなのだけれど
それでもいなくなると困ると思われていることは、お給料の良し悪しよりも大事だ。
大事にされるってことは「いなくなったら困る」って思われているんだなあということを、
好意的に実感できるような状況のことだと思います。
どうもその「大事にされてる」感を実感しづらい部署に異動になりそうな気配。
本当に嫌なんで大暴れしていたら、現在の上司がうっすらと困っている様子である。
ごめんなさい。でも、仕事のモチベーションが落ちた私は本当に何をするかわからないよ。
こんなこと絶対威張れない威張れない。
仕事みたいなものに於いて、自分が結構なダメ人間であることは自覚している。
今の職場でそのあたりがだいぶ修正された気もする。
このまま普通の人になりたい。切に。


私のこのモチベーションみたいなものは仕事だけに発揮されるものではないのです。
誰かに期待されて初めて発揮する本気、みたいな。
自分の周囲から誰も人がいなくなったら、だれからも期待されなくなったら、私は廃人になる。
一人でも楽しく生きていける人をとても尊敬する。
そういうふうになりたいと思う。
でも道のりが遠すぎることを実感せざるを得ない。あー。だめだだめだ。


昨日びっくりすることがありました。
びっくりしすぎてとりあえず思考を停止しました。
思ってもいなかったことをさらっと言われてまるで豆鉄砲を食らった鳩なのである。
鳩にはそのまま少し隠れていてもらって、そっとしておこうと思った。
触れたら自爆しかねない気がする。
私にとって大切なのは、やっぱり、どれだけ私のことを大切にしてくれるかって事なんだと思う。
仕事でもプライベートでも、それだけが本当に重要なことなんだと心底思いました。
自分の中にある、嫌になっちゃうくらい重たい部分であるとか、
なんか本当にどうしようもない弱い部分であるとか、
把握しておかないと周りに迷惑かけちゃうようなダメな部分であるとか。
そういうものを誰かに分かってほしいと思う反面、そんなことはしてはならないとも思っている。
だからなるべく出さないようにしているのだけれど、
出さないようにしてると思ってるのは自分だけなんじゃないかと……。
もしかしてそれってバレバレ?みんな知ってる?みたいなことに気づくのも遅すぎるんでしょうか。これ。
誰にだってそういうところはあると思うのだけれど、
誰かにわかってほしい気持ちが強すぎる自覚もあったりで、
一度出てしまうと手がつけられない部分なんじゃないかと、
そしてそういうものを察知されたらみんな逃げるんじゃないかと、
色々なアレが渦巻いて、まあいいや。とりあえず蓋しておきましょう、と、
蓋をしてやっぱり放置してそっとして置いている部分。
思考停止だとか言いながら結局考えちゃってるところがもうダメ。
あー。もう。器用な人になりたい。

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カテゴリー: 日記

「この女はパンですかそれとも猫ですか」「この猫はパンですか女ですか」「それともタニシですか」 2012-09-19

ヤバイくらいに宇宙は膨張 ダリの絵くらいに奇抜な現象
東池袋で猫を拾った 勘袋につめようと猫を拾った
「アレ? これ? 動かねーなこの猫」
ヤクザもの こっち見て言った
「お兄ちゃん! それ食パンだよ」
えっ!? 猫かと思ってよく見りゃパン
(ケテルビー/特撮)

パンは猫なのであり、女はタニシである。とか後半で大々的に語るこの曲。
言いたいことはわかるが例えたもののせいでコミックソングになってしまいがち。
あなたが希望と認識しているものは、本当は絶望であるのかもわからない。
自分が本物だと思っているものだって本当にそうなのかどうか誰にも分からない。
ならば自分が本物だと思ったら、それは本物になるんだろうー。
ごきげんよう、たいこです。
昨日のついったー占い:
魚座は人の弱みを受け止めたり、逆に自分の弱みを受けとってもらったりするような感じの日。
まさにこのとおりな1日だった火曜日。
生きてりゃ色々あるし、カッコ悪い事だって起きる。
自分のやらかしたことを眺めて「うわカッコ悪い」って凹んでみたり、
それでも心に残ってるもやっとした未練みたいなものに翻弄されてそれがまた許せなかったり。
嫌になっちゃうくらい馴染みのある感覚で。
自分のことなのに、感情をコントロールするのは本当に難しい。
望んだことがうまくいかなかったのだから、それは仕方がないのか。
理性で感情まで抑えこむ事ができないようなとき、
理性は人についてきたおまけのようなものなのだなあと実感したりします。
しかし感情がなくなってしまっては、生きていて楽しくもなんともない。


プライドみたいな話。
自覚も他意もないんだろうなと思いつつ、
私のささやかなプライドを著しく傷つけられたりした週末だったのです。
傷つけられるような問題に関しては相手にそういう意図がなくったってなんだって、
傷ついたという事実は消えない。
そんなつもりはなかったのだからという責め方をされたところで、
私がそう受け止めた事実は変わらない。
自分ならそういう受け止め方はしない、と思っても、
相手も同じように受け止めるとは限らない。
多少なりとも相手のことや状況をわかっているのなら、
相手がどう受け止める可能性があるのかを考える必要はある。
私の置かれている状況をきちんと把握しながらもその言葉を吐いたという時点で
私はその、「そんなつもりはない」という言葉は却下する。
どこまでもどこまでも自分の基準で他人と関わろうとしてはうまくいく筈がない。
それは、関わる相手に自分の基準に従わせるという傲慢さにしかならない。
相手は自分のことを分かってくれているのだから、何を言っても大丈夫だろう なんていうのは
どうしようもない甘え以外の何物でもない。
それは他人と関わってもなんの意味もないということ。
自分ひとりの世界で遊んでいたいならばそれでもいい。
誰かと関わりたいならば、
世界は誰にとってもままならないものだってことを心の奥底に刻み付けるべきだ。
ままならない世界は何も自分特別のものではないということを。
そんな甘い考え方で世の中と接しているから、
世の中にグレーなものなんてないって言い切れるんだと思う。
白と黒でなんだって分けられたらそんな世界はすごく楽なのだ。
あなたの白と私の黒が同じものだっていう事だって頻繁に起こるのがこの世の中なのだから、
そういうことを踏まえたうえで物事を考えなければ、世界はいつまでも自分ひとりしか存在できない。
そういう想像力はとても大切なことだ。
グレーはズルさでもあり、優しさでもあるのだから。
その想像力がなければ、せっかく他人と関わって傷ついたって全然自分の身にならない。
もったいないことで。
言うべきことを言わないままにしてしまったことを、今更ながら少しだけ後悔しているかもしれない。
傷つける覚悟のない感じ、そもそもそのことがわかってない感じ、
傷つけるということを認めたくない感じ。
それが何にも増して卑怯でかっこわるいと私は思うのだけれど、
そうは思わない人も沢山いるのだろうからそれはそれでよい。
こういうものが自分の上に降り注いだ時に、決定的に傷つかなくなったのはきっと成長なのである。
当然面白い話ではない。非常に疲れる話ではある。
傷つかずに腹を立てられる自分を褒めてあげようと思う。
こういう感じに強くなっていく自分が、私自身は好きなんだなあって事も実感したり。
しかし私、本当に優しくない事してるな。


自分の仕事に対するモチベーションがどこにあるのかってのは人それぞれだと思う。
私の今の仕事に対するモチベーションは、いかに職場が面白いかの一点に尽きる。
このあたりが揺るがされそうな事態が迫ってきていて、なんだか不安で仕方がない。
もともと仕事に対する熱みたいなものが薄いので、仕事したくなくなっちゃうだろうなと思うのだ。
今までなんとか自分を褒められるくらいの仕事っぷりだったのだけれどね。
この先どうなってしまうんだか、自分でもわからない。
これはなんという純度の高いダメ人間。
しかしここの部分、自分でもあんまり治す気がないみたいだから仕方がない。
本当に勤めるってことが向いてないんだよなあ。
そしてそれを理解してくれている職場の上司は、おそらく1人だ。
まあいいや。なるようになれー!

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カテゴリー: 日記

未来はないけど泣いちゃだめさ 2012-09-17

気が狂いそうな夜を何度も越えて
おまえに会いたくてここまで来たんだ
死に急ぐのではなく生き急ぐのさ
傷だらけで恥をさらしても生きるのさ
俺は俺の悲しみを歌う
俺の悲しみをここに見つけるために
(NO FUTURE NO CRY / 銀杏Boyz)

かがやくあかるいみらい っていう言葉がうそ臭く聞こえて仕方がないという事は、自分の未来が輝いてて明るいとは到底思えないってことなんだろう。確かにそんな未来を想像するのはすごくパワーのいる事だなと最近思う。
なんにせよ信じるってことにはパワーが必要なのである。
「信じさせて」なんて言葉もあるけれど、信じることは誰かにお膳立てしてもらうような事ではない。
自分が積極的に信じなければ成り立たない。
で。
信じていたものに裏切られたり嘘つかれたり。
信じたほうが悪いだとかなんだとか。
信じた人はけがれない。騙したほうがけがれるのであって。
何度騙されても裏切られても、それでも信じる事は強さだと思います。
そして所詮人は自分が信じたいものは信じてしまうし、信じたくないものは絶対に信じないのだと思う。
綺麗事のようですが、信じることはいけないことではない。
しかしとっても気力と体力を使うものですけれど。
うまくいえないのだけれど、やっぱり信じることをベースにしないと私は自分が参ってしまうんだなと思いました。
ここ数日、ちょっとした出来事が幾つか降り注いできて、でもそのいくつかの出来事の本質は、みんな同じ事のように感じたのです。人の信じ方、人への甘え方、人と自分との関係のあり方。自分と誰かとの常識の違い、文化の違い。
自分以外の人たちの暮らす風景を見て、自分へとフィードバックする感じ。その、捉え方。
気を使わない何も考えないでいい気楽な関係をつくることのむずかしさ。
ごきげんよう、たいこです。
映画を観てきました。
随分と前から観たいなあと思っていた映画のいくつかが映画館で上映されていまして。
どれを観ようか迷った挙句、「夢売るふたり」を。
ものすごく乱暴に言うと、夫婦で結婚詐欺を働く話。
結婚詐欺の道に入っていく過程と騙していく過程で妻が持つ感情、騙される沢山の女の人達。それと騙す夫。
夫に立ち居振る舞いを指導するのは妻なのです。
恋愛の上澄みの楽しいところだけを、夫婦は寂しい女の人達に「売って」歩く。
夫がターゲットの女性たちと夢の様な時間を紡いでいる間、妻は家で一人日常を消費していく。
その対比が出てくるたびに、なんとも言えない気分になったのでした。
私も女ですので、騙される女の人達の姿を観ていても心が痛むし家にいる妻の姿を観ていても心がざわざわする。
自分が妻の立場であったら、と考えかけて30秒で「あーむりむりもたない」って結論に至りました。
「お金をだまし取るため」に「騙す」のだけれど、騙すためにターゲットと過ごす時間は本当に楽しくて幸福なものでなければならない。
男である夫は、その楽しく幸福な時間を本当に楽しく幸福に過ごしているわけです。
それはでも妻の意思でもあるわけです。
男はそれができるんだよなあ。。。
火事をきっかけにして自信をなくした典型的なダメ男ちゃん。
行きずりな関係の相手にうっかり弱音を吐いてしまうダメ男ちゃん。
心のそこから愛して尽くしている妻のその存在自体が重たくて仕方なくなって逃げちゃうダメ男ちゃん。
ああ、痛い痛い。
とりとめがない感想になってしまったけれど、これはおそらく女の人こそがわかる映画なんじゃないかなあ。
ものすごくオンナオンナした痛い映画でした。
キャストも素晴らしかった。
って言っても、ほとんど松たか子と阿部サダヲの2人が出ずっぱりなのだけれど。
どちらも素敵に素晴らしい。
無邪気にターゲットの女の人達と愛を語らっちゃう感じとか、阿部サダヲはまり役でしょう。
本気で愛しちゃってる旦那をずっと見つめ続けている松たか子の愛する人の迫力もものすごかった。
やっぱこの人すごい。うまいわー・・・・・・。
露出は少ないものの、騙される役どころの女性陣もそれぞれ個性が光っていて素晴らしい。
騙された人のその後の描写も、少ないながら心にぐっと来るものがある。
騙されても、どれだけ痛い目を見ても、時間は流れて人は生きていくのです。
きちんと前を向くこともできるのです。
いい映画だった。そして痛かった。
そしてみんな幸せになったらいいなって思ったりしたのでした。


ホラーナイトが終わりました。
色々一段落。
本当に皆様お疲れ様でした。
Entrance
私がこのイベントに参加してから3回目のホラーナイトになります。
1回目が色々な意味で印象深く、それから3回。
とうとう今年で最後になります。
ホラーとスクリプトで頭がいっぱいになる夏もこれで終わり。
いや、、、来年のことはわからないですね。
このイベントをきっかけにして、色々な人と知り合うことができました。
それまで引きこもりまくっていた私に、一つ窓のできるきっかけになったイベントでもありました。
つくりあげるのは大変なことも多いけれど、それだけに楽しいことも沢山なのです。
誘って頂いて、一緒に遊んでくれて今まで本当にありがとうと言いたい。
そして、これからもよろしくね。とw
これが終わると次はRMKでのハロウィンイベントがすぐそこです。
もうハロウィンなのだよねえ。気づけば。。。
ハロウィンもSLが大いに盛り上がるイベント。
楽しんでいけたらいいなーと思います。

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