サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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人間とは、ウスバカゲロウのようなものだ 2011-08-24

「諸君、諸君らに夢はあるかー!? あるなら働けー 努力だー!」
「お言葉ですが先生! 努力で本当に夢がかないますか?
死んだ恋人が蘇りますか? 日本が印度になりますか?
王様の耳はロバの耳じゃないですかー!?」
ダイヤモンドはただの石
一万円札はただの紙
アンモナイトはただの貝
人間とは一体 なんだー!?
働けー 働けー 働けー 働けー 
(労働者M/大槻ケンヂ)

お盆明けから忙しすぎて、頭の中がパンクしそうな昨今です。
おかげさまでSLでなんかを作る気力が全く出ないよ。。。
ぼーっと頭を休ませる時間が私にはとっても大切なんだなってことがよくわかりました。
まったく頭が回らない。仕事で燃え尽きてる感満載。
仕事場では頭フル回転。沢山のチャンネルを同時に動かして、その都度切り替えている感じ。
この状況、絶対ミスする気がする。
怖い怖い……。
今週いっぱいはこのわけのわからない忙しさが続きそうですが、これ乗り切ると一気に落ち着く予感。
っていうか落ち着け。落ち着いてくれないと困る。
まだまだ先が見えない仕事の山って、なんだもうげんなりする以前に恐怖ですな。。。
ごきげんよう、たいこです。
なんか昨日くらいから、Miniascapeに人がいっぱいいるなーと思ったら、
いるのは外国人ばかり。
ちょっとびっくりして、何があったwwwwと検索したら、リンデン公式で紹介されてました。照。
https://secondlife.com/destination/horror-night
正直、とっても嬉しい出来事でございます。
海外の方が来られることを想定していなかったわけではないんだけれど、
やはり準備時間が間に合わなくてですね、英語版と日本語版ではゲームの種類自体が違ってきているし、
当然話の奥行きも英語版は日本語版に及ばない。
けれどリンデンのスタッフは、これが面白いって思ってくれたってことだよね。
仕掛け作った私としては、本当に報われた思いがしました。わーい!
これが載った直後くらいから、箱庭SIMが海外の方で大賑わいでございます。
HUDのつけ方を英語で教える経験なんて、きっとこれから先もないだろう。
こういうアトラクションコンテンツが、SLには(特に日本)本当に少ないよね。
作るの大変だし、それに見合った報酬もなかなかもらえない。
だけど、物買うだけのSLじゃあすぐに飽きてしまうのだ。
私はこういうの作るのすごく好きなんだけど、しかしひとりではぜったいにできない。
こういう物に参加する機会に恵まれたことは幸せだなーと思うのです。
それから去年に引き続き、はるかせんせーがPV作ってくれました。
怪談ラジオでも流したのだけれど、よくできてます。

箱庭ホラーナイト、31日まででございます。
まだの方はぜひ、ぜひ、遊びにきてくださいね。

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カテゴリー: 日記

帰るお家がさて君にあるかな 2011-08-22

卑屈な七面鳥(ターキー) 愛されたいサラダ
負け犬を煮込んだ 苦い夜のボルシチ
すり抜けていった 君の季節の味さ
ダイレクト・メールが届く 黒い封筒
地下街のちょっと暗い 目立たないところ
青ヒゲの兄弟の店に 食べに来ないか
おお (トホホだけど) 毒入りだけど
人生 (しかたないさ) やるしかないさ
生きてゆけ おい 反応悪いぞ おい
どうしよう父さん 電話で教えてよ 母さん
潰れそうだ
(青ヒゲの兄弟の店/大槻ケンヂ)

昨日は一歩も外に出ない一日を過ごしました。
読書と映画とSLな一日。
どうしようもない歌ですが、大好き。特に最後のあたりが好き。
こんな怖い店行きたくないけどな!


「行け!男子高校演劇部」。
おそらくノベライズですかね。今公開中の映画の。
映画の脚本ありきで書かれた小説かなと。
池田鉄洋は好きな俳優さんだけど、小説も面白かった。
映画もこのノリで作られてるのなら間違いなく面白いんじゃないかと期待してしまいます。
タイトルの通り、男子高校演劇部の話なんだけど、、、
部員6人、顧問1人。
大体この7人で話しが進んでいく。
この7人のキャラが本当に濃い。ものすごく濃い。
そして、ものすごいバカ。
濃くてバカな7人が大暴れするので、そりゃもうめちゃくちゃなことになるわけです。
電車の中で読んでいたら吹き出してしまって恥ずかしい思いをしたの。
こんなの久しぶりなの。
なんにも考えないで笑いたい人には素晴らしい小説。
主人公の小笠原元気に元気を貰えることは間違いない。
しかしなんで演劇部には男子が少ないのでしょう。
専門学校時代も圧倒的に女子が多かった記憶があります。
演劇部は非モテなのに俳優さんはモテる。
なんだか不思議な話。


「なくもんか」やっと鑑賞。
大人気だったみたいでぜーんぜんDVDが届かなかったんだけど、やっと観ました。
満足した。面白かった。
アベサダ&クドカンって、私みたいな人には美味しそうすぎる組み合わせなわけです。
舞妓Haaaaaan!も大変面白かった。
この映画も大変笑わせていただきました。
しかし、泣かせポイントは全部いらないだろう。。。
なんかこー、わかりやすい感じを目指したのは見え隠れするんだけれど、
クドカンとアベサダって時点で、わかりやすさは無視してよかったんじゃあないの?と。
アベサダの役どころが、超八方美人の「いい人」。
そのいい人っぷりが観ていてリアルにいたたまれなかったwwwww
ああいう役が本当に似合うなー。と、感心しながら観てしまいました。
話はかなり強引に進むし、そこが気になってしまうとこの映画は楽しめなくなる気がするのだけれど、
その強引さを押し切るだけのなんだ、勢いと面白さがあったから問題なかった。
親に捨てられて、親戚をたらい回しにされて居場所がなかった弟と、
親に捨てられて、よそさまの家に預かられてそこで敵を作らないように暮らしてきた兄。
どちらも居場所がないって感じているところは共通していて、
その根っこは兄のほうが深いんだけれど、そのいびつな感じを上手いこと演じてたなー。


色々と落ち着きまして、ふと振り返ればやることがない!wwww
というここ最近の(っていうか昨日の)私。
なんだか何に手をつけても中途半端で投げてしまって、
やる気も出ないので久しぶりにカフェやらバーやらをひやかしてきました。
うーん。いろんな人がいるよねー。
2,3年前に1度会ったきりの人に再会したり(覚えてた私GJ)、
その頃はまともに会話できなかったのに、昨日は面白いように話が盛り上がったり、
最近SLで話せなかったような話を、のびのびとしてきました。
出会いが100あったとして、その中で仲良くなっていける人って1人か2人くらいだと思う。
たまにはこういう探検もいいもんだよなぁと思ったり、思わなかったり。
それでも自分のテリトリー外である、よそのお店に行くのは、自覚はなくてもつかれるものなのです。
なぜなら場所見知り・人見知りだから。
たまにそういう場所に行かないと、いろんな部分がブレてしまいそうな気もするので、
きっとこれからも気が向いたらやるんだろうなー。
相手してくれたお店の皆様、ありがとうございました。


尻を叩かれる。
尻を叩かれて、もっと優しく叩きやがれこのやろう って反論する。
その後で、過去の私が「尻をたたけ」って言ってたことを思い出す。
いや、でももっと優しく叩けってのは間違ってない。
気分が一番大事な原動力なので、気が乗らないときはなーんにもできませんな。。。。
いくつか並べておいて、気が向いたものから適当に手をつけていけたらいいなと思います。
ノリ始めるまでのあっため期間が一番大変。
きっちりノルくらいまであたたまる企画は本当に少ないのでございます。よ。
そろそろ涼しくなったりし始めると、私のメンタルはよろしくない方向に転びやすくなる。
そのあたりを上手いことコントロールしつつ、できるだけ楽しく過ごせたらいいなと思うのです。
RLもSLも。
これからちょっとばかり、RLのほうが変化しそうなので、その変化をうまいこと乗り切れればなー。
どう考えても私にとって喜ばしい変化ではないんだ。
なんだってこう、色々とうまいこと行かないのか。
そういうふうにできているからだよなぁ。仕方ない。

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カテゴリー: 日記

なつのおしごと一段落 2011-08-21

ごきげんよう、たいこです。
本日、というか日付変わっちゃったので昨日ですね、
ラジオを聞いてくださった方々、本当にありがとうございました。
幕末で怪談ラジオをやるのはこれで3回目。
幕末お化け屋敷をオープンさせた年からなので、
あのお化け屋敷も3年目を迎えているということです。
3回目ではありますが、私がラジオでしゃべるようになったのは去年から。
去年の怪談ラジオが、私の初メインラジオで喋る人経験だったりします。
ラジオに関しては本当に素人なので、毎年「楽しんでもらえてるんだろうか…」と不安がいっぱいなのです。
エアチェックできないしね。生放送だから。
なんかもう練習とか予定立てるとか、計画をするとかがとっても苦手な人間なので、
一緒につくってくれる人たちをガゴンガゴン振り回している自覚はあるのですが……
それでも一緒に作ってくれる皆様に感謝。
金曜日からいきなり涼しくなった東京ですが、
それでも暑い夏に少しの涼を運ぶことができたでしょうか。
今年はRLでのお祭りごとがことごとく中止になっていますから、せめてSLの中くらいはね。
わーわーってしたいですねー。
UstreamとInworld、合わせたら100人くらいの方がアクセスして怪談聞いてくれたようです。
50人くらい来てくれるといいなぁと思っていたけれど、100人は正直びっくりしました。
来年もまた、幕末で怖い話が出来ることを祈りつつ、こうして遊べることに感謝したい。
お化け屋敷ともども、どうぞかわいがってやってくださいませ。
せっかくこんな出だしで書いたのだから、怖い話のひとつやふたつしたいところなのだけれど、
なんだかそれはラジオでやったほうがいいよなーと思ったので控えようと思いますw
で、観劇日記。
今日は下北沢でお芝居を観てきました。
ケラリーノ・サンドロヴィッチと古田新太が座長になって芝居をする企画のやつを。
ナンセンスでブラックで、芝居って自由なんだぜーーーーっていう素敵なお芝居でした。
怒って途中で帰っちゃうお客さんもいると評判の舞台でしたが、私はとっても好きだ。こういう芝居。
なんだって物語を見せるのにですね、一番簡単に人を惹きつけるのは悲劇なんです。
あとは感動もの。
コメディを本気でやると、ものすごい技術量と体力が必要です。
だのにコメディって軽く見られがちなんだよね。。。
心に強く残るものの良さは否定しない。
私だってそういう作品は大好きだし。
でも、後に何も残らない芝居だって同じくらい素敵なんだ。
ストーリーは支離滅裂、物語のお約束も無視、劇場のお約束も無視した今日の芝居は、
そういう芝居にありがちなうちわだけが面白いっていう落とし穴にもはまっておらず、
見事にきちっと作品になっているものでした。
これがどれだけ難しいことなのかは、自分が経験してるからものすごくよくわかる。
こういうものを、これだけ贅沢なキャストでやれるってことがもう素晴らしい。
テレビでは放送されなさそうな、ブラックな内容でしたが、それがまたとっても面白かった。
何も残らないといっても、その時の自分の気持ちってぜったいに脚本に反映されてしまうと思うの。
その消化の仕方が神がかっていましたね。
十数年ぶりに観る入江雅人も相変わらずかっこよかった。
そして地味に好きな大倉孝二。堪能しまくりました。
やっぱいい俳優さんだよなぁ。
私はSLの中で、エンターテイナーでありたいと思っております。
楽しいのを提供する人に。
波野家なんていうお店をやっていると、「おお、クリエイターさんですか」って聞かれたりしますが
クリエイトすることはベースに過ぎず、ここをおろそかにしてもいけないのだけれど、
作る先にはお客さんが喜ぶ姿ってのがないとつまらないと思う。
楽しませることに全力を注ぐエンターテイナーはやっぱりとってもかっこよくて憧れなのです。
うーん。もっともっと皆を楽しませるスキルがついたらいいなあ。
いい感じのエンターテイナーになりたいです。なれるのか?

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