サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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このぼくを精一杯好きになっておくれ 2011-07-28

このぼくを精一杯好きになっておくれ
そして、今度の夏が来たらさっさと忘れておくれ
このぼくを大切になんて扱わないでほしい
君を大切な人だなんて思わせないでほしい
そうさ君はステキな女の子だよ
このまま仲良く年を取ろうなんて思わないでおくれ
(反復/友部正人)

8月になるとは思えない涼しい日々が続きます。
なんだかセミの大合唱を聞いていない気がする。
大丈夫なのか、夏。
覚えることがいっぱいになってきたお仕事。
若干追いつかないのは、歳ですか。なんですか。
徐々に自分のキャパを超え始めてるなーと感じる仕事量と比例して、
モニタの付箋の量が増えていきます。
たくさんの仕事、ではなく、忘れちゃいけないけどたまにやらなきゃいけない作業ってのが増えてて、
それを忘れそうな自分がいるわけなんですね。ええ。すごく苦手です。
一度きちんと整理しようと思う反面、今怒涛の勢いで増えている仕事は、
遠からず別の人に委ねる事もわかってるんだよなー。
仕事だけじゃなく、生活面全てに於いて今、いろんな事がキャパオーバー。
いろいろな物事をまたせてる人たち、ごめんなさい。
8月になったら1個ずつ手をつけていきます。
ここで謝ってどうするwwwww
ごきげんよう、たいこです。
昨日はラジオに出てきました。
前日の夜に「出てくださーい」って言われて直前で参加したんだけれど、いやあ……。
緊張したっっっ。
ホラーナイトのことを少し宣伝せねばなるまい、という気持ちと、
8月に自分主催でやる怪談ラジオの練習になるといいな、という気持ちと。
放送しているよ、ということを念頭においてお話するってすごく疲れるのだなーと
改めて実感をした次第。
オムライズでもラジオはやっていたけれど、あんなに緊張しなかったのはなんでだ。
オムライズラジオのユルさを改めて思い知った感が否めない。
次のラジオは来月、8月のお盆過ぎごろですよ。
怪談です。素敵な実話をたくさん用意して、納涼に一役買いたい。
でも今はその前にホラーナイトを仕上げねば。
今回ラジオの話を頂いたさちこさんは、波野家のお店を先に知っていて私に声をかけてくれた人。
波野家の中の人として知り合う人と、オムライズの店主として知り合う人とで私の印象がだいぶ違うんだよな。
オムライズに来るお客さんの半分以上が、私が物を作ってることを知らない。
大槻ケンヂが好きなエロいおんなのひと であるとか、
かーちゃんって感じの人 であるとか、
ちょっと心配になるくらいぶっちゃける人 であるとか、
そういうイメージを持たれがちです。まあ間違ってない。
これが波野家のたいこさんになると、
エロ絶対だめそう とか
真面目そう とか
怖そう とか
暗そう とか
なんかこー見事にホラーとか和物雑貨のイメージがついてまわる。
私は自分では、割と自分のことをあっけらかんと晒していると思っているのだけれど、
直接じゃなくても、こうしてブログやら何やらでもね。
それでもやっぱり、つくりだすものからの印象ってあるんでしょうか。
他人に言われるまでもなく、私には秘密の部分がとても少ないです。
性格的に秘密にしていられないということもあるし、
そんなに私の情報に価値があるとも思っていないということもある。
無理に隠して話せない話が増えるのも嫌だったりする。
話せないくらいならいいんだけど、嘘をつかねばならなく場面なんかが出てくるととても厄介だし。
しかしですね、ブログみたいな場所では完全にさらけ出すなんて出来ないものだとも思うのです。
ブログはずっと私のターンだから、おそらく「こう見せたい」「こうありたい」自分像ってのを
がっつり反映してしまっていると思う。
いんわーるどで直接接すれば、そういうものはボロボロと剥がれ落ちますのでね、
なんというかドキドキしますね。色々と。
さて。
私、本日でSL4歳になったようでございます。
もう4年前なのか登録したの…と、愕然とする気持ちでいっぱいですが、時間の流れとは本当に残酷でございます。
4年前の私には、今の私の状況を見たらさぞびっくりすることだろうと思います。
波野家というお店を、自分の土地に建ててお店を構えたのが3年前の今くらいの時期。
なんとなくではじめてしまった店なので、一体いつが本当のオープンだったのか覚えていないのです。
きちんとお店を構えた日をオープンの日とするならば、3年と3週間くらいでしょうか。
確か七夕のあたりだったと思うんだ。
この時間を考えると、本当によく遊んできたなーという感想しか思い浮かばないわけだが、
なんだまあ遊んでくれた人たちには本当に感謝しています。
私をSLに誘ってくれた人は、もうきっと話すことはないけれど、まだSLの中にいるようです。
4年前の今頃、3年前の今頃、2年前の今頃、そして去年の今頃。
少しずつ周囲にいる顔ぶれは変わっていって、今、3年以上続いている友達は、片手で数えるほどしかいないけれどね。
そうやって色々とかわっていきながら、けれどやっぱり本質は何も変わらない。
生活の中でSLが占める割合も、実はあんまりかわっていない気がします。
まだまだ飽きる気がしないのは、やっぱりSLが何をやってもいいっていう場所だからなんだろうなぁ。
そんなわけで4歳。
できるだけ、末永く、楽しく遊んでください。と、今現在の身近な人にはお願いしつつ、
だからここでお願いしてどうする。
これから関わることになるかもしれない人たちも、どうぞよろしくお願いね。

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カテゴリー: 日記

あの日からずっとずっと夢のままですよ 2011-07-26

出来るのか 処理出来るのか
そんなすぐ片付く ゴミなのか
ゴミなのか これゴミなのか
認めたくないけど違うのか
ゴミですよ それ邪魔ですよ
放っておいたら もはや公害
捨てないのなら 違いますよ
持ち主がいるのなら夢ですよ
(分別奮闘記/BUMP OF CHIKEN)

今朝はなんだか体に力が入らなくてですね、妙に体も熱くて、
「あれこれ発熱?でもほんとに熱いわ」
なんて思いながら仕事してたわけです。
今日は会社の飲み会だったので、ちょっとその辺なかった事にして飲み会参加したんですが。
飲んでるうちに元気になっちゃったのねー。
今、箱庭で話してて「お前それ熱中症だよ」と。
まーじでー。
そんなわけで無自覚に熱中症でした。たいこです。ごきげんよう。
私は大体常にいつでも、手足のひらが熱を持っているので、
火照った感じは日常なのですよね。
だから気づくのが遅くなった気がする。
今日はボディも熱いって感じてて、前日に飲み過ぎた痛み止めのせいかしらん、それにしては熱を下げる薬で熱が上がるとはこれいかに。なんてのんきに思っていたんだから呑気なもんですはい。
気をつけよう。。。
がっつり体に力が入らない感じになってたりして、本当にやばかったみたいですね。
おそらく居酒屋で塩分をがっつりとったのがよかったんだと思われる。
水分はガバガバ飲んでいるのだ。
多汗症だろうと思うくらいの汗っかきなので、夏は気をつけるに越したことはないんだなぁ。
勉強になったでござる。
そんなこんなで久方ぶりにお酒を飲みました。
お酒を飲む席って楽しいよね。
お酒の席で仲良くなるってことはすごくあるとおもう。
そうか。。。そういう事があるといろいろなあれこれに繋がって発展するんだな。。。
と、世の中の仕組みを学んだのでした。
飲み会の席でないと聞けない話、話せない話ってたくさんあるのでね。
それはそれで楽しい時間を過ごしてまいりました。
お酒を飲むと眠くなる、のは間違いだと思う。
ねむたいー。とふとんの中に入って、うつらうつらして1時間。
ぱっちりお目目が覚めてしまいました。
うむ。。。いかん。。。
そして形にならないもやっとした気持ちにとらわれつつ、眠るに眠れずブログを書く。
もやっとしているので文章にもなりづらいんだけれど。
私は今、おそらくいい塩梅なんだと思う。
ほどよく自由。いや、限りなく自由。
その気になれば遊んでくれるお友達もいる。素敵。
でも一人で遊びに行きたければ、一人でぷらぷらとどこにでも行けてしまう。
でもね、誰かと遊んでいるのって楽しいよね。
そうだ、ここのところ誰かと遊ぶ機会の多かったせいで、
その楽しさが身に染みている感じだ。
私はとてもわがままなので、誰と遊んでもその充実感が得られるかというとそうでもない。
なかなか遊んでいて楽しい人っていうのはいないのですよね。
そういう人が今、お友達でいてくれていることは幸せだなぁと思う。
自分の面白くなさに打ちのめされそうになることがよくあります。
面白い人が眩しくて仕方ない。
レシーバーは自らが面白くなれないのです。
素材があって料理が成り立つのです。
なので、自分から面白いことを発信する人にとても憧れてしまう。
面白いことを発信する人は、0から1がつくれるひと。
私は1を10にする事は出来ても、0から1を生み出すのがとても苦手。
これはきっと、すごく日本人的なんだろうなぁ。
10代の終わりごろからずっと、この、0から1を生み出す力を欲してきて、未だに手に入らない。
それどころか歳をとるごとにこの生み出す力は衰えている気がする。
せっかく自分の中にあるこういうもやっとしたものすら、私は外に出せないでもやもやしているのです。
体も心も熱中症だこれ。
日々、なんでもない毎日の儚さを思う。
だらだらと過ごす無駄な1日1日がとっても儚いことを思う。
気づけば35歳。
70歳まで生きるとして、折り返し地点に立っている。
これからはどんどん衰えていくばかりなのだよなぁ。などと考えると、
得も言われぬ恐怖を感じることもあるのです。
そういう時は独り身でいる自由が恐ろしくて仕方ない。
勝手な話ですね。
自分の望むパートナー像。
昔は四六時中べったりしていたいと思ったりもしたけれど、今はそういう事を全く考えない。
ただ、生活を共にして、自分のことをそれなりに分かってくれるような人がいると幸せだなぁと思う。
顔を合わせるのは週に1回でも全然構わない気が最近しています。
お互いの帰る場所が同じっていう事がとても重要なきもち。
例えば浮気とか、例えば友達付き合いとか、そういう事もひっくるめて、
そういうこともあってもいいけど、帰る場所はここだよ。っていうのっていいなと思う。
もちろん、自分が相手のことを尊敬出来て、かつ信頼できることが条件なのだけれど。
信じることと信じられることと、それを裏切ることが浮気だっていう感覚が、最近分からなくなっています。
だって、恋する人間と信頼できる人間ってイコールで繋がらないのー。
いい加減、恋愛結婚っていう言葉をなくすべきなんじゃないのか。
結婚と恋愛はイコールではないのだから。
っていうかね、恋はその気になれば誰とでも出来る気がする。割と簡単。
しかし、心から友人と呼べる人間関係をつくるのは、なんだかとっても難しい。
人ときちんと繋がりたい。
でも、それってすごく難しい。
心の底で感じている気持ちを、そのまま相手にぶつけるとなんだか違って届いてしまうジレンマとか。
本当に難しいものです。
考えすぎるなとかを私に言うのは無意味なこと。
だって考える事こそが私が私であるアレなのだから。
でもね、もう、性質そのものがいい加減なので、考えすぎってくらい考えても、
「ま、いっか」
の一言でどうとでもなってしまうのです。
本当に得な性格だよなぁ。と、その辺に関しては思う。
ある一定以上のことまで考えを巡らせると、それはもう自分のお話でなくなってしまうのもまた事実。
非常に頭でっかちに見えるだろう可愛くない側面ですけれど、
それでも「それはそれ」で置いておける人で本当によかったー!
ここまで書いてもやっとしたものの輪郭がつかめた気がする。
人ときちんと繋がることへの憧れ。
なんてかっこよく書きましたが、ちょっと寂しくなっちゃってるんだなー。
寂しいって感じることの幸せ。
なんかそんなものをかみしめつつ、え、もう4時なの?
寝る!

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カテゴリー: 日記

生き方が雑だな。 2011-07-25

「生きている意味が全て噛み合うその瞬間を味わいたいのなら、丁寧に生きろ。この花のようにな」
(少女ファイト/日本橋ヨヲコ)

少女ファイトという漫画がありまして。
私が発売日に予約して買う、今のところ唯一の漫画でございます。
私は日本橋ヨヲコが大好きだ。これはいつか子どもたちがなんとなく読んで、ちょっとした衝撃を受けてくれると嬉しいな…という思いで、敢えて本棚の目立つところに入れてあります。
日本橋ヨヲコの漫画の歴史は、打ち切りの歴史。
あんなに面白いのになぜ打ち切られちゃってたのかなー。と憤る反面、
打ち切られちゃう事もなんとなくわかるのです。
気軽に週刊誌をパラパラめくるにしては、日本橋ヨヲコの漫画は重たすぎる。のだろうな。
ぐいぐいと傷口を抉り出して、膿を出していく。そんな漫画。
「全ての高校生たちに捧ぐ」 で始まる1作目のプラスチック解体高校。
君たちは水で出来ている。どんなに汚れても大丈夫。水は漉せば元通りのきれいな水になる。
というくだりで、私はなんだかいろいろ救われてしまった思いがしたものです。
生きづらい思いをしている生徒・学生の皆さんは、是非読んでみて欲しい漫画。
ぐっさりきますけれどね。
プラスチック解体高校からG戦場ヘブンズドアまで、青年誌に連載していたこともあって、
ちょっとえっちな描写も多いのですけれど、なんかそういうところも気にせずに我が家の小学生には読みたがるまま読ませています。
そういうものに対して慎重になる人も多いだろうし、実際その件でたしなめられたりお叱りを受けた事も多々あります。が、私はこの方針を変える気がない。
これはひとえに私の実家が床屋で、子供の頃から青年誌だのえっちな漫画だのが当たり前にある環境にいたからだと思う。
なんの問題もないよー。
と、実体験から思っているのだから仕方がないよね。うむ。仕方がない。
うちの子どもたちも、まだまだ「えっちなことはキモいこと」と思っていらっしゃる。
長男は中学生なので、そろそろこのへんの考え方は変わってくるかなーとわくわくしていたりもする。
あ、話題がそれた。
で、少女ファイト。
しばらく漫画を書かないでいた日本橋ヨヲコ氏が久しぶりに始めた連載です。
G戦場ヘブンズドアまでのとんがった感じは、少女ファイトになってだいぶ丸くなったなぁ。という印象。
今までの作品だってやさしくはあったのですが、本質っていつだってとんがってて痛くて、
それをむき出しのまま突きつけられる激しさがあったのです。
少女ファイトはその突きつけ方がとても優しい。
どちらかというと、救われる感覚が多いなあと感じます。
しかしね、皆ちゃーんと愛されてるんだよね。登場人物が。
誰かが誰かの大切な人で、きちんと見守られてる。
8巻ではサラに焦点が当たりますが、サラに目をつけた曲良木、お前はさすがだとちょっと涙ぐんだのでした。
いいなー。いいなー。うらやましいなーーーー!
って思わず思っちゃう人は少なくないはず。
学生時代、学みたいな子がそばにいたらきっと人生変わってただろうななんて思う人だって、絶対少なくない。
私には学の気持ちがちょっとわかる。私は学ほど出来た子ではなかったけれどもw
むしろ周り傷つけまくってるようなタイプだったけれどw
場がみえていて、賢くて、優しい人は、ついつい貧乏くじを引いてしまいがちなのです。
そのあたりのしんどさをさくっと掬い上げるミチルという存在が素晴らしい。
自分が傷ついてきているからこその優しさってある。
そんなものが見え隠れする、問題児満載のこの黒曜谷バレー部が私は大好きなのです。
ああもう続きが読みたくてたまらない。
でもずっと終わってほしくないー。と、思えるお話はなかなかないのです。
幸せ。
さて、SL方面のはなし。
そろそろ尻に火がついてまいりました。
ホラーナイト2011。
今日は大体ホラーナイトの仕掛けのことを考えて1日が過ぎました。
うむ。。。
どっぷり浸からないと出てこないアイデアってのはあるもので、夏を満喫しながら涼しくなるような仕掛けに取り組んでおります。
同時進行でガチャ祭りだとかなんだとか、山ほどやることがあるんですけれどもw
めいっぱい、精一杯、怖いものをつくろうと頑張っております。
1ヶ月という夏の期間、是非遊びにきてね。
そして、「おお、たいこやるじゃん」って褒めてくれると小躍り。

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