夫婦茶碗
町田康はこれで2冊目。1冊目はエッセイだった。
小説は初めてって事になります。
この人の頭の中はどうなってるんだろう。
作者の頭の中の宇宙の片鱗が見える小説。
頭先行して結果だらしないのね。
結果的にどうしようもない人の話なんだけれど、そのダメになりゆく過程のはっちゃけっぷりが素晴らしい。
大事な事に目を向けず、そこに目を向ければ簡単単純なのに、その現実から目を背けるために様々な思考を巡らす。
で、思考を巡らすだけでなく突っ走る。もうそりゃバカ正直にまっすぐに。
愚かで、かわいい。
「夫婦茶碗」で最後に夫婦茶碗に茶柱をたてようと躍起になる姿はとってもかわいらしい。
「子熊のゾルバ」「猫のチーヤ」なんて名前の響きがなんだかとってもよかったのもつけたしておこう。
小説は初めてって事になります。
この人の頭の中はどうなってるんだろう。
作者の頭の中の宇宙の片鱗が見える小説。
頭先行して結果だらしないのね。
結果的にどうしようもない人の話なんだけれど、そのダメになりゆく過程のはっちゃけっぷりが素晴らしい。
大事な事に目を向けず、そこに目を向ければ簡単単純なのに、その現実から目を背けるために様々な思考を巡らす。
で、思考を巡らすだけでなく突っ走る。もうそりゃバカ正直にまっすぐに。
愚かで、かわいい。
「夫婦茶碗」で最後に夫婦茶碗に茶柱をたてようと躍起になる姿はとってもかわいらしい。
「子熊のゾルバ」「猫のチーヤ」なんて名前の響きがなんだかとってもよかったのもつけたしておこう。
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