トップ自己紹介|テキスト|よみもの趣味ごろくBBS|リンク|FB
<< 空洞 | text_top | 遺伝子操作 >>

美しいものと醜いもの

美しいなぁと思うものがある。
醜いなぁと思うものがある。


なぜ、自分のカラダから出たものって醜く感じるんだろうな。


あ。子供は別。


用がなくなった塵だからだろうか。
自分のカラダから出た排泄物って本能的なレベルで、汚くて醜いものだよね。


美しいと思うもの。
現実的じゃないと思われたらおしまいだけれど、真心。
よくね、「純粋」って言うけれどさ、純粋じゃないものって何かしらの純粋さが入り混じって不純になるわけでしょ?


だったら、その気持ちの根本をまさぐってみたら、純粋が出てくるんだと思うのだよね。
純粋にこう思っていて、その思いをどこかにカミングアウトする道のりで色々混ざって不純になる。
根本さぐってったら2つや3つの相反する純粋があることも多いような気がする。


だからね、瞬間的にでも、その根っこの純粋が顔を出す時があって。
私はその瞬間うつくしいなぁ、と思ったりする。


きっと誰でも持っていること。
純粋な面がみえちゃうって奇跡的なことなんじゃないかなぁとね。



でもきっとね。


どんなものだって人だって、見方次第で醜くも美しくもなる。
それは、見る人自身がそれを美しく見ようとするか醜く見ようとするか、っていう事なんだと思う。


だから全ての美しい面だけを見るようにしましょう、なんて言わない。
醜いものと美しいものの判断を、自分でつけて、自分で選んでいくことが、きっと大切なんだろう。
| 100考 | pagetop↑