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空洞

これをどうやって表現するべきか、ずっと考えていたのだけれど。
どうも空洞のようです。

ああどうしよう、っていう辛さはない。
自分が無理しているっていう実感はない。
出来ないことにたいして責める気持ちもない。
でもどこかいらいらしている。
落ち着かない。


尻の座りが悪いのです。
違和感がある。


本当に寂しい状態なのかなぁ、今。とも思ったりします。
んーまあでもそれはそれでいいか。
そういう期間があるのも悪くない。


今まで頭や心に占めていたあのお方の事を考えるという部分が、使い道なくなっておろおろしているという感じ。
考えていないわけじゃない。
やっぱり何かにつけて頭をよぎるから。
あのひとのこと。


頭をよぎるだけで考えるわけでもない。


だから、何も考えたくない。
何も考えないでいたい。
さて、自分の本心はどこにあるのだろう。


今、私の周りにいるひとたち、私の周りをとりまくひとたちは、
私の助けになるひとたちなのか、その逆なのか。
そういうものを視る目と勘が鈍っている感じ。


わかっているならじっとしていればいいようなものだけれど、
それが出来ていればこんな風に思い悩む事はないのだな。
それが出来ていればそもそもあの人だって求める事はしないのだな。


しかし、自分の考え方や気持ちがちょっと変わっただけで、なぜこんなに面白いように周囲の環境が変わるのだろう。


悪魔が笑って舌なめずりしてる、というイメージがある。
私はそこを無防備に歩いている。
あるんだけど・・・そこ、抗えない。
あれは悪魔なの?なんなの?
という、わたしなりの確信、答えが得られなければ、きっと私は吸い寄せられていくんだろう、というイメージがある。


ほーんとに、いいのかこれで。私は。
でもなんか、ひとふんばりの余力がないもんなぁ。
ほおんと、疲れ果てたよ。私は。
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