サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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けこんきねんび 2009-09-28

抱いてください 愛してください
アナタとアタシがそうよ機械のように
ドロリと溶けてネジ式になっちゃって
そう境目のない世界
アナタとアタシが金属であったなら
ドロリ 一つ 溶けあえたから
ああ いっそハンダコテで溶かしてしまおう
境目のない世界に ドロリとひとつ
(境目のない世界/筋肉少女帯)

せっかく1周年を忘れずにいたんだからどっかきれいなところ行ってSS撮ろうぜ!という私のわがままを聞いてもらって、きれいなところに行って参りました。
ゴシック!ヴァンパイア!みたいなSIMですが、かなり素晴らしい場所でした。

朽ちた城と、それを取巻くようにおいてある小屋や教会、洞窟、墓地、庭。どれもこれも廃墟です。
本当に雰囲気のよいところで、あちこちにエロボールがあるんだけれども、それが唐突でなくとてもしっくり来ます。
朽ちた墓場で踊ったり、アレコレしたりするなんてシチュエーションはよい。とてもよい。


一緒に朽ちてみたり。


城の中もかなり綺麗だったんだけど、私は教会が大変気に入りました。
ボールがないところもあちこち座れたりするので試してみるといいと思います。


PCのスペックがあがったので、エメラルドビューワーで遊んでるんだけど、これはなんだ、大気の詳細設定に入ってる大気の設定の数がとんでもなく多くて、かなり遊べます。そして綺麗!
自分でちまちま設定作るのは面倒で大変なので、こういう風に遊べるのは楽しいですね。
ただし選択肢が多すぎて、かなり無言の時間が続くこと請け合い。
私にはだいぶいびつな癖があって、おそらく誰でも「こういう風になったらいいな」っていう願望のひとつやふたつあるんだろうとは思うのだけれど、私の恋みたいなものに関するそういう願望というか夢というか癖というか…かなりだめだめでして。自覚はある。
その望みをかなえたら、すべてを捨てて落ちなければならないよ、というような願望がある。
幸せになりたいならばそれは捨てなければいけないので、とっくの昔に蓋をした願望ではあるのですが、性癖のようなものなので捨て去ることはできないわけです。
悪魔が囁くとこの願望がむっくり顔を出す。大抵自分がダメな感じのときなんだけれども。
「こっちは楽しいよ~」と語りかけてくるそのアレは本当に悪魔的でですね、逆らうのがとても大変なわけです。
それでもそっちには引っ張られないで今があるのは、私がいくつもの大切なしがらみを抱えているから。
その大切なしがらみのひとつが王子だったりするわけで、子供たちだったり、友達だったりするわけです。
好きとか嫌いとか、そういうもののもっと前に、根幹に、そういうしがらみがあることが大切の条件。
ちょっと足を踏み外したら、真っ暗な奈落のそこに落ちてしまう、けれど普段はそんなこと考えないで、実は案外細くて脆い道を歩いているのが生きることだと思うのだけれど、そこで誰かの命綱になれるような、お互いの命綱になれるような関係をいくつ築けるかな、っていうのが私の大きな大きな課題。
だからね、私はそんな風になって行きたいのですよ。
先のことはわからないし、そういう関係性すら実は脆かったりするものだから、大切に慎重にすごさなければいけないけれど、そういう風に少しずつなれてるんじゃないかなとそこはかとなく感じていて、それが幸せなんだな。きっと。
これからも少しずつそういうものを積み上げて行きたいな。
王子とも、それから私の大切なお友達とも。
こんなことを久しぶりにまじめに考えて、文章にできたのも区切りの日だからかもしれない。
1年おめでとう。
そして、そろそろ4年目くらいになる素敵な縁にも感謝したい。
また1年、なんとなくみんなでふんわり笑って過ごせたらいいなと切に思っています。

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