サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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心を素直に 本当は大好きなんだよね 虚しいケンカ 2012-09-11

僕も君も水に流せ
ほとぼり冷めりゃ仲直り
世界人類 出来るさやれば
な・な・な・な・な・な 仲直り
(仲直りのテーマ/筋肉少女帯)

特に何もしてなくても解決してしまうことがあります。
時間ってのは偉大だな。
ほとぼり冷めたら仲直りって感覚は大好きです。
何も解決してないんだけど。まあいいかってなっちゃうやつ。
そのくらい緩くていいと思うのだけれどね。なかなかそう行かないのが実情です。
難しいなあ。
ごきげんよう、たいこです。
もう、日記書かなきゃ書かなきゃと思って数日が経ちました。やばい。
その間に気分がジェットコースターのごとく上下している。困ったもんです。
さて。本を読みました。
土曜日に美容院へ行って参りまして、美容院でデジパやらカラーやらをやると半日がかりになるのでですね、
本をまとめて読むよいチャンスなのです。
だいぶ前に買って買ったことすら忘れていた「果つる底なき」(池井戸潤)。
面白かったです。銀行とシリコン。そんな感じの話。
シリコンチップとやらがどういうものなのか、半導体ってのがなんなのかさっぱりわからないのでアレですが、
まあ、ミステリです。普通のミステリであった。
私は普段あまりミステリ読まないのです。読みながら「犯人はこいつだ」とか考える読書をあまりしないのです。
1回読んだら次はない感じも自分の好みではないのです。1回しか読まないような本沢山あるんだけどねw
面白かったけど2冊目は買わないかなあという感じでございました。
純粋に好みの問題である。
うっかり本屋で買ったの忘れて、劇場で戯曲と一緒に買ってきちゃった「老人賭博」(松尾スズキ)。
薄い本なんですが。これすごく面白かった。
松尾さんの小説は温度が低くてテンションも低くて、なんていうか冷たい悲劇が多い気がするんだけど、
ってこれもきちんと言えてない。
夢も希望もありゃしない灰色の日常っていう感じ。
別に卑屈になってるわけでもないのだけれど、夢とか希望とかはなから諦めてる感じ。
そういう諦観が漂ってる作品が多い、と、私は勝手に思っているわけですが。
老人賭博は、なんだか演劇っぽかった。
賭博って言葉のイメージから(しかも老人)イメージしていた内容とは全然違ったよ。違ったよ。
松尾さんぽい重たさはないけれど、松尾さんっぽい笑いは随所に。
それがすごく面白くて、美容院でうっかり声出して笑ってしまいまして、大変恥ずかしい思いをしました。
「面白いですか?(キラキラ」みたいに話しかけられちゃってねもうね……。
もういいからほっといてください。私の読んでるものに興味を持たないでください。
本当に興味持ってるならいいけどそうじゃないじゃん?ね?
松尾スズキって言って「(´∀`*)??」みたいな顔されるのは想像がつくんです。
想像がつくけど言わざるをえないこの感じ。
案の定そんな顔されて、苦笑いでやり過ごしたり。なんだり。
でも面白いし薄い本だからみんな読むといいよ!
絶対声出して笑っちゃうから!
小説の舞台になった九州の田舎町は、多分松尾さんの生まれ故郷がモデルなんだろうなあと思って読んでいたら
解説でケラリーノ・サンドロヴィッチがそのような事を書いていたので「ああやっぱり」と思ったのでした。
松尾スズキのあの妙な諦観は、きっとこの生まれ故郷にルーツがあるんだろうなあ。
あの力の抜けた感じが私は大好きなのです。
不幸はその不幸が洒落にならなければならないほど、笑い飛ばすべきだ。
そういう重たい軽さが好きです。
で。立て続けに「ふくすけ」(松尾スズキ)を読了。
戯曲です。思った以上にあっさり読み終えてしまいました。
戯曲だからなあ。
ついこの間観たばかりのお芝居なので、観ていてうまく頭に入って来なかったセリフや、
聞き飛ばしてしまったセリフ、聞き取れなかったセリフなんかが拾えまして。
芝居は上演したものこそが完成形で、戯曲はその部品に過ぎないので完成されたものではないのです。
が、舞台を観たあとで戯曲を読み込むと、観たお芝居の色々が補完される感じがする。
先に戯曲を読んで「ふぉぉぉぉぉぉ」となる作品は正直少ないです。
だって戯曲だもの。
上演された形のものが一番だもの。
2個くらい前の記事に書いたふくすけの長セリフ(の一部)は、戯曲を見て書いたもの。
戯曲があるからこういうことができて、観ただけではこういう事が出来ない。
そういえば昔、入江雅人に狂っていた頃に彼の舞台を観に行っては一人芝居のネタをノートに書き記す、
という逆立ての戯曲を作っていたことがありました。
アレのおかげで入江雅人の初期の一人芝居ネタは、びっくりするくらいの正確さで私の頭の中に入っている。
だからなんだって話ですが。


自分のダメっぷりに若干打ちのめされつつ、でもそういうことを考えたらいけないのわかってる。
だって今は絶賛おにゃのこの日だから!
こういう時にものを考えるべきじゃないんだ。わかってるわかってる。
なんかこー、必要でないときは冷凍庫にでも入れて閉じ込めておけたらいいのに。脳みそ。
必要な部分だけでものが考えられたら、とっても効率のいい人間になれる気がします。
しかしそれって結局は自分が決めることなのだから、仕舞いっぱなしになってしまうと非常にまずいね。
管理者は全部把握していなければならないはずで、そしたら私の管理者は私なのだから、
冷凍庫にしまいこんだところでどうにもならないのかもしれない。
はぁ。
困ったもんだ。

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