サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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青い月夜に緑の色の マストを拡げて流れてゆこう 2013-10-25

誰も詩など聞いてはないし
この世界がみな作り物なら
港につながれたサーカス団の
あの船に乗って流れてゆこう
パノラマ島へ帰ろう
(パノラマ島へ帰る / 筋肉少女帯)

いつの間にかすっかり涼しくなってしまいまして。
この時期は着る服にすごく惑うのです。
涼しくて少し厚着をしたくなるのだけれど自転車通勤な私。
自転車を必死で漕いでいるうちに汗だくになってしまうという。
10月になって子どもたちも冬服へ。
帰宅した次男が学ランにパンツ一丁っていうすごい格好で家の中をうろうろするわけです。
なんで学ラン脱がないんだ……!
我が家はトイレの目の前に洗濯機がありまして。
洗濯物を入れたり出したりしている目の前で、次男がトイレへ。
彼はトイレのドアを閉めずに用を足すんだ。なんなんだあいつは。
すごく面白い顔をしながらウンコする中学2年。なんでこうなった。
ごきげんよう、たいこです。
あっという間に20日が過ぎ、20日過ぎた途端にお腹を壊しました。
これはきっと風邪。
お腹全然空かないわ、食べたら延々と気持ち悪いわで1日ご飯を抜いて様子を見る。
いつもの事なのですが、美味しそうなものを美味しそうに見れないのは若干つらいものです。
だいぶ良くなってきたけれどまだ気抜けないんだよなあ。


時間があったり気候のせいだったり、自分の生きているタイミング的なものだったりで
先のことや昔のことを色々と考えることが多かったここのところ。
秋だから仕方がない仕方がない。
ただでさえ少ない時間を楽しく過ごせない感じになっている自分の中にあるとげとげが、
自分でもちょっとなんだかなあ。なんて思っていたりしまして。
そのとげとげは実はずっと心のなかにあるものなのです。
でもそれを引っ込めておける余裕がちょっとなくなっちゃった。
なのでわがままを通してしまいました。
我ながらすごいわがままを言っている……と思ってはいる。
ものすごい勝手なことを言っている……という自覚もある。
そして心が痛い。
でも仕方がない。
あちらを立てればこちらが立たないというような類のことなのです。
できれば人のことは傷つけたくない。
でも、どうしたっていずれとんでもなく傷つけてしまうと覚悟をする距離が、
恋人だったり夫婦だったり親子だったり、そういう親しい大切な関係の距離なのだと思います。
だから心が痛くても仕方がない。
それでも大切な人に変わりはないわけで。これは私の一方的な見方なわけだけれども。
いずれ未来に関係が変わったとしても、切れてなくなってしまうのは嫌だなあと思っているわけです。
これもまた勝手な話なのですけれども。わかってるわかってる。
親子や兄弟、友達よりもある意味近い距離になる恋人同士は、それだけ近い距離になってお互いのことを深く知ったとしても、別れたら他人以下みたいな存在になってしまう。
勿論そうならない関係も沢山あるわけですけれども、いつもいつもこの感じがもったいないと思うのです。
もったいないっていう言い方はちょっと違うのかな。けれどせっかく深く知っている相手なのだから、
少しの意地とがんばりと無理ですごくよい関係になるような気がしたりもします。
そこでちょっとゆらゆら揺れるのも悪いもんじゃないとも思う。
ああ、ちょっと苦いですね。苦い苦い。苦くて甘い。
ほんのり大人な感じだなあ。
恋愛っていっても様々な関係があるので、
私の思ったりしていることが当てはまる例は少ないのかもしれません。
けれども私の思う恋愛ってこういう感じ。
友達よりも深いところでつながっていられるような、そういう感じ。
恋はときめくものだけれど、私にはその先にあるものが大切で。
なかなかこれが難しいのですがー。
恋人を作るより友だちをつくるほうが難しい、のはある意味本当のことだと思います。
けれど、一緒に生きていくパートナーという意味での恋人だったり配偶者だったりを見つけるのは、
友達を見つけるよりもずっとずっと難しいのかもしれません。
過去にとてもとても親しくなって、そして二度と会うことのなくなった人たちのことを思い出します。
性別年齢問わず、少なからずいる、そういう縁のあった人たち。
自分にとって二度と関わることがなくなるならば、その人が生きていたとしても死んだのと同じで。
私はいつだって自分の大切な人を殺したくはないから、それでもやっぱりどうしようもなかったりして、
なんだかやりきれない思いでいっぱいになっちゃう。
寂しいなあ。。。。
こういうことを考えていると、自分の孤独っぷりが身にしみてしまう。
けれど孤独でない人なんていないんじゃなかろうかとも考える。
だからといってそれが救いになるわけでもない。切なさとやりきれなさが増すだけである。
だからといってその事はとっくに諦めて、自分のことは二の次みたいな生き方は見ていて切なくなってしまう。
かなしくなってしまう。
それは私がやっぱりそこを諦めきれないからなのでしょうか。
あまちゃんな自分に打ちのめされそう!
はー。困ったもんだ。
はー。もやもや。
仕方がないです。秋だし。
もうなんでもかんでも秋のせいにしてしまえっ。

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