サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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ザ フューチャーはあなた方に告げる 2016-02-24

無益な争いはやめなさい
国や宗教を捨てなさい
たまたま出会っただけでしょ?
憎しみは控えることです
愛されることはのぞまないで
執着が我らの苦しみ
根源

(荒井田メルの上昇 / 特撮)

特撮の新しいやつの1曲めです。大槻ケンヂだなーって感じの詞でニヤニヤしてしまう。
執着があると苦しいですけれど、人として生きる以上なくならないもののような気がします。
上手なつきあい方は学んでもいいと思いますけれども。私はまだまだです。
しかしこういうもののために揺れている自分も嫌いじゃないです。

ごきげんよう、たいこです。

今日、というか昨日は満月でした。この満月は乙女座にあって、太陽は魚座にあります。
魚座には今、魚座の支配星である海王星がででーんと構えています。海王星は遠い星なので歩みがおそく、ここんとこしばらくずっと魚座にいます。月のある乙女座には木星がいます。木星は海王星が発見される前は魚座の支配星でした。
私は強めの魚座なので、つい今回の満月は意識してしまいました。
満月は物事が満ちるタイミングです。新月から始まった月の満ち欠けの最後が満月です。次の新月は3月9日、これは日食になります。日食は通常の新月よりもインパクトが強いと言われています。この辺りの時期に今後の方向性が大体決まるんだろうなあって思っていますが、そんな前兆が見え隠れしているので、ま、なるようになる。

で。なんかちょっと過去を掘り起こして考えていくような機会がありまして。
おかげで自分の大きい意味での来し方行く末を今一度再確認する事ができました。あと、最近本当に忘れていた人と人との縁について。袖すり合うも他生の縁みたいなことです。縁は私達の周りに無数に存在しています。運命って言い換えてもいいのかもしれない。そしてそれは、どれもこれも自分で選んでつかむものです。その縁がどれだけ深いのか、深くなる可能性があるのか、浅いのか、黒いのか、白いのか。それを見極めて取捨選択するのは自分ですので、そういうことを頭と心に叩きこみつつ、もう少しちゃんと考えようって思ったのでした。

昔は目隠ししながら、断崖絶壁にかけられたロープの上を歩いているような生き方をしていました。今はロープではなく吊橋くらいには安定感がある気がしますが、それでもまあ絶対に安全な道なんてないですからね。迷いながら悩みながら、幸い足を踏み外す事なく今まで生きて来られたなあとは思っています。これだって主観でしかないから、誰か他の人が見たら私のいるところは地底深い谷の底だったりするかもしれないですけれど。
私は自分が黒く染まってしまうのがすごく怖かった。もう上を見上げることも出来ないような場所に落ちてしまう事が怖かった。
今そういう不安をあまり感じていないのは、きっと良いことなんだろうなあと思っています。油断してるわけでもない。
ただ、自分の来し方を見ていて、この先に対する不安があるのは相変わらずです。そしてそれはどうにもならないこともよくわかってる。
これからの自分自身、どういう方向に舵を切っていくべきなのか、と言うことをそろそろ考えないといけないのかなあ、と思ったり。
本当に欲しいものは、なかなか手に入らないものなのですよね。本当に人生はままならない。けれどそれは、諦めてはいけないことのような気もしています。これからどう踏み出すべきなのかは相変わらずよくわかってないのですけれど。
10年前に、こうしようと決めたことはそのまま持ち続けるだろうなと思っています。10年前の少し前に色々急成長してしまったもので、この10年での自分の変化をあまり客観的に眺める機会もありませんでした。
しかしまあ、来月には誕生日も来ることだし、ここらへんで1回自分の10年を振り返ってみるのもいいかなっと。地味だけどこの10年でもきちんと成長している気がしますし、よくない変化をしたところもある気がします。後自分にはどのくらいの時間が残っているのかわかりませんが、そういうことを考え始めたのもここ最近のことです。
春分は、色々と仕切りなおすのにはちょうどいいタイミングなのかなっと思いつつ、もう少し色々考えてみようと思っています。

少し、窓を開けて新しい風を入れることをしないといけないなあ。

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カテゴリー: 日記

逆鱗 2016-02-21

ごきげんよう、たいこです。

久々に舞台観に行ってきました。
NODAMAPの「逆鱗」というのを観ました。
私は逆鱗の意味をちゃんと知らなかったので、Wikipedia から引用します。

逆鱗(げきりん)とは、伝説上の神獣である「竜(龍)」の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生えるとされる鱗のことをいう。当記事においては、主に「逆鱗」を用いた慣用表現について述べる。
逆鱗(Wikipedia)

私は今回、まるで予習をすることなく観に行ってきたので、あらすじすら知らないまっさらな状態で観ました。
軽い感じで始まった話が、想定外のところに話がつながって、クライマックスからは目が離せない。一気にシリアスに、一気に加速しつつ、クライマックスの台詞あたりで冒頭からの軽い笑いのシーンまでもをシリアスにひっくり返しちゃう感じはすごいなあとため息が出ちゃう。
今回は、人魚や水族館を題材に、人間魚雷の回天とその周囲の人々を描いたお話でした。
といっても回天が登場するのは本当に最後の方なのですが。
出撃したら最後、成功しようが失敗しようが二度と生きて戻れることのないとんでもない武器。人の命が笑ってしまうくらい軽くてぞっとしますが、そんな武器をつくりだしたのも人間。命令を下す側もそれを受ける側も、それが無駄だとわかっていてなお、やめることが出来ない。社会的にある自分の立場からは、それがどれだけ間違っていても、間違っていると言えない。そんなことに沢山の命を投げ出さざるをえない。
魂なんてない。人は死んだら腐って消えてなくなる。それだけ。という台詞が印象に残りました。
野田秀樹の脚本はセリフ回しが独特で、台詞自体が普段使う言葉とはかけ離れています。言葉遊びも抱負ですし。それ故に俳優の技量が問われるというか、台詞を流して聞いてしまいがちなのです。
池田成志氏の台詞は、本当に聞いていて気持ちがよいのです。昔から好きな俳優さんですが、登場するたびにわくわくしてしまって仕方がない。もちろん台詞の中身もちゃんと入ってくる。
野田秀樹の野田秀樹だなあ、という演技もNODAMAPの楽しみで、当然今回も堪能してきました。

久しぶりの生舞台、相変わらずの重たいテーマでしたが、大変楽しみました。
次は来月の新感線だー!

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カテゴリー: RLのお話

世界は愛という限りない 心は愛という果てのないプリズン 2016-02-05

自由になって 何が出来るんだ
好きな誰かと 恋ができるの
恋をしたとて 縛り縛られ
結局 監獄
ああプリズンさ
(愛のプリズン / 特撮)

というわけで、特撮のアルバムが出ました。昔みたいにポンポンとアルバム出してくれないのは筋少があるからです。筋少も買っちゃうんだけど、私は特撮が好きなのです。
なんかこれ聞いたことあると思ったら、監獄学園のOPだったよ。。オーケン歌ってないから気づかなかった。4回くらいしか見てないんだけどね。アニメも。
私には趣味が沢山あって、それはお金もかかるのだけれど、それでも好きなモノが沢山あってよかったなと思うのです。潰れそうになったりした時に、周りにある好きなもののおかげでなんとか持ち直せるから。

ごきげんよう、たいこです

色々とものを考えないようにしよう、と思ってここ1ヶ月ちょっと過ごしているのですけれど、この状態なんとかしないとなあ。それでも数年前からしたら驚くほど強くなってんな自分。
考えても仕方のないことは考えないほうがいいのです。やっぱりさ、強くなるってのは鈍くなることじゃなくて、自分でうまくバランス取っていく事なんだなって思う。ずっとやや低空飛行って感じで日々が過ぎていきます。ただ、この状態ずっと続くと困るんだけども。

そんなこんなで毎日何かしら作る日々は相変わらずです。今月10日に移転するA.N.Dさんのところにチャレンジギフトという、早打ち系のゲームしたらアイテムがもらえるよ、というギフトを置きました。10日以降遊んでみてください。本当はユニセックスのギフトにしようと思っていたんですが、ごめんなさい。女の子のミニ着物です。
イベントの方は楽しげなものが続いていて、作るのも楽しいのですけれど、最近ひねり出すのに時間がかかるようになってきちゃって困ったなあ、と思ったりしています。
作りたいものがないわけじゃない。作りたいものはある。ただ、出すタイミングや作るタイミング、そのイベントのカラーに沿ったもの、って考えた時に、具体的な形にするのに時間がかかるのですね。作りたいなと思っている段階では、ものすごくぼんやりとしている。ぼんやりとしたものを具体的な形に落とすまでに時間がかかる。
G+のほうで少し触れたのですが、私は何かを作る時に「こういうものを作ろう」ってスケッチしたりすることがほとんどありません。人形を作るときは、下地になる顔が必要なので顔の絵を描きますが、ものすごいざっくりとしたもので落書きにもならないシロモノです。

shoumen

↑こんなの。これは作っててボツになったやつなんですけれども。これと横顔を下敷きにして、顔の形を作っていくわけです。
顔以外は本当に、参考になるようなものをイメージ検索でパラパラと見て、まっさらな感じでメタセコイアに向かっていきます。なので出来上がったら最初の想像と全然違う、ってことは当たり前に起きます。
で。今週は主に鎖を作っていました。額飾りを鎖で繋げたくて、これもまたふんわりとしたイメージはあったのですが、実際繋げていくと思ったようにならない。もっと派手にしたいんだけどなー。なんで派手にならないかなあ。こうやって繋げたら不自然かなあ。うーん。やっぱり不自然だなあ。 みたいな試行錯誤をしつつ。
自分としては本当に珍しいことなのですが、鎖をつなげるだけで数回やり直しをしています。ただ途中から、鎖を繋いでいく事が楽しくなっちゃって、ノリでブレスレットやネックレスも作ってしまいました。楽しかった。
これがブレンダーだと、鎖をパス指定した感じに移動出来て素晴らしいのですけれど。手作業ならではの垢ぬけなさの残る鎖つなぎになりました。でも昔作ったネックレスから比べたら格段に進歩している。
どうしても派手にしたくて、白いお花のヘッドドレスも作ってしまいました。ここまでやってやっと納得した仕上がりに。出来上がりが気に入ってしまったので、なかなか次の作品へと気持ちが向きません。でも締め切りはやってくるのです。次はテーマがないので、好きなもの作れるのですけれどね。逆に縛りがないことがきついと感じる今日このごろ。
お題があったほうが燃えるタイプですが、あまりに無茶ぶりなお題だと爆発してしまいますよ。と。

りあるのお話。
先週金曜日に次男が「うちのガッコもインフルで休んでる奴が何人かいてさー」って話してた矢先に次男がインフルに。そんなもの几帳面に貰ってこなくていいものを。。。B型だったので比較的軽く済んだようです。ほとんど熱が上がることもなく、本当に病人なのかお前は?というくらい、家の中で元気です。歌ってるし。熱唱だし。
しかし外には出られないので、暇を持て余したらしき彼。去年から私がお勧めしていた「コードギアス」を観たようです。晩ごはん終わって片付けし終わったら「全部観た。」と。
あれはなかなかよいアニメだと思います。最後の最後でものすごいびっくりしたよ。私は。主人公のルルーシュがただただ可哀想なアニメですが。。。ルルーシュの置かれている立場、気持ちなんかを考えると、本当に切なくなるよ。
私も一緒に体調崩しちゃって、なんか半分くらいインフルエンザうつってる気がしなくもないのですが、そんなに高い熱も出ていないのでこのまま突っ走ってしまおうと思います。明日は仕事に行く。
ずっと家で使っているウォーターサーバーの部品が壊れました。劣化して壊れた感じがします。部品の交換をお願いしたら、もう製造終わってる型のマシーンらしく。全部交換になるようです。全部交換はこちらも願ってもないのですが、本体を交換したら、今あるストックのお水が使えなくなるそうで。それは困る。超困る。だって100リットルくらい余ってるwwwww
捨てるわけにもいかないので、交換の時期を出来る限り伸ばしてもらって、それまでになんとか水を使い切る方向で頑張ることになりました。使い切れなかったらどうしよう。うちのサーバーの水はビニール袋に入っているやつなので、マシーンがないと使い勝手が悪いことこのうえないのです。電話でお姉さんは「お鍋などに入れて使ってもらって……」と言っていましたが、7リットルのビニール袋に入った水を直接料理に使うって難易度が高すぎるんだw
ただ、こんなに沢山ためてしまった私にも責任はあるし、新しいサーバでこの水が使えないなんて詐欺だ!とか言うつもりもありません。出来る限りうまく無駄のでない方法で……という模索をして話をしていたんだけれど、相手はしきりに恐縮して謝るので、自分がクレーマーになった気分になりました。怒ってないよ!文句言うつもりもないよ!だからそんなに謝らないで!

私は来月40歳になります。自分が40歳なんて本当に信じられない。
この歳になって、過ごしてきた時間の40年という重みに思いを馳せてしまいます。
一体この歳になった私には何があるのだろう。何か身になっているだろうか。何かをなしただろうか。みたいな。
40歳だからなのかなんなのか、母が誕生日プレゼントを買うと言ってきました。母からきちんとプレゼントをもらうってことが、多分初めてな気がします。本来なら私が母にプレゼントをする立場なのですが、恥ずかしながら立派なプレゼントをするだけの経済的な余裕が私にはありません。自分と自分の子の生活でいっぱいいっぱいだ。
こんな娘でごめんなさい、とか少しは思っています。こんなんで40歳でいいんだろうか本当に。

私にとって、誕生日は結構大事な日です。誕生日は祝われると幸せな気持ちになります。
子供の頃から私の誕生日を祝うっていうことがなかったので(実家にいる頃、3月生まれが4人いた)、そういうものにすごく憧れがあるのもあります。なので、恋人から誕生日を蔑ろにされるとものすごい凹んだりしますw
いいんだろうかこんなんで40歳……(しつこい)

本当の本当に手に入れたいものは、なかなか手に入らないように世の中出来ていますよねー。
ということを落ち着いて考えられるくらいにはおとなになった気がします(笑)
子どもたちの巣立ちもきっとすぐ目の前です。私は子どもたちが皆いなくなったあと、ひとりで暮らしていけるんだろうか。。。一人暮らしってしたことないんだよね。

末っ子は今13歳。まだまだじゃーんとか、やっぱり思えません。なぜなら上の2人の中学時代もあっという間に終わったから。そして高校時代もあっという間に終わりそうだから。
親はおろか、子供にも満足に色々してあげられない駄目な感じの親ですが、せめて一人で生きていけるようにはしてあげないとなぁ、とか、最近はそういうことも考え始めています。
はー。親元からいつまでも離れないのは困るんだけど、1回別々に暮らし始めたらもう今の感じには二度と戻れないんだよなあ。早かったなあ。。。と、しみじみしてしまうことも最近は多いのです。

私は私のなりたいものにならねばならない。出来る限り近づかねばならない。そういうことを、今一度きちんと考えて思い出しておいたほうがいいなあ、と感じたりするのでした。
いつまでも現実逃避してちゃだめだよねー。やめられないんだけどねw

世界は愛という限りない 心は愛という果てのないプリズン はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 日記