サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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憂鬱は素敵な長い椅子だ 2012-05-25

金もないが悩みもない
頭の中は病気のように晴れわたっている
行かなければならないところも別にないが
ただひとつだけ気になることがある
ああ、また働かなくっらゃならないってことさ
(金もないが悩みもない/友部正人)

なんやしらん、フォーク熱。
なもんでこんな曲ばっかり聴いております。
道具を使いこなすことと道具に振り回されることと。
長男はドラクエ、クリアしたようです。
長男がひたすらプレイしている横で次男がスマホ片手に攻略情報発掘。
RPGは一緒に遊ぶのが難しいゲームだけれど、ああいう遊び方もあるのかーと感心したのでした。
しかし、4月にスマホに切り替えてからまだ2ヶ月なのですが。
あっという間に使いこなしてるよなー。さすが若い人達。
子供の頃に思い描いていた未来予想図を考えると、言うほど夢の世界じゃないなぁと思ったりします。
でも、よく考えたらみんなが携帯電話持ってて、テレビ電話だって出来てしまう世の中なんだよなぁ。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのテレビ電話のシーンは、今結構な勢いで現実化しているよね。
しかしテレビ電話で会議をしている姿を観るのは、未だに慣れないんですけれども。
実際の距離を認識しづらい感覚で生きている気がする。
大阪の人とテレビ電話会議をしているオフィス(これは前職だった)だったり、
パソコンつければ世界中の人がまるで会って話してるかのようにチャットしてたり。
リアルで知り合う人との間のほうが精神的な距離は遠かったり。
色々です。
ごきげんよう、たいこです。
ガラス張りの部屋のガラスの表面いっぱいに目隠しシールを貼ることの、ガラスの意味について考える。
最初からガラスじゃなくてよかったんじゃね?とか言ってはいけません。
試行錯誤してるさなかなんだ。多分。
筆記体って子供の頃はカッコイイなと思ったけど、おとなになってそんな事は欠片も思わなくなった。
仕事が忙しいです。
やることが山になりすぎて逆にペースがゆっくりになりつつあります。
数字と関数地獄です。きゃー。
数字が読めなくても計算はできる。
けれど間違いに気付けない。
そんな危うい感じで日々お仕事をしています。
そして今日はやっとこさーの金曜日。
それでも1週間、全然長く感じないのです。あっという間に時間が過ぎてしまう。


飛ぶようにすぎる時間の中で、それでもやることは色々やっています。
例えば毎日のご飯だったり(当たり前)、
例えば毎日のお洗濯だったり(溜めると泣くのは自分)
ただただ暮らすだけでもお仕事って沢山ある。
体は汚れるしお腹は空くし、寝ないと死んじゃうし。
お家に住むにもご飯を食べるにもお金が必要で、
お金は大体の場合、働かないと手に入らない。
この当たり前のやらねばならぬことをこなすだけで、
私は一生のうちのどのくらいの時間を使っているんだろう。
というようなことを考えて落ち込んだ若いころ。
余暇なんて相当恵まれてるいきものにしか与えられないことだと
いろんな意味で実感したのは、かなり大人になってから。
つらいよーつらいよーと悩むのも何もかも、余暇があるから出てくる感情なんじゃないかな。
と、考えると、しんどかったりつらかったりすることは、
ある側面から見たら幸せな事なのかもしれない。
なんてことを考えても、しんどい時にはなんの慰めにもなりません。
やらねばならないことを若干放置して、私は余暇の消費に励む。
なんというダメ人間。
余暇の消費にはお金もかかるのが切ないかぎりです。
今、私の頭を悩ませまくっているのは「ダークシャドウ」をいつ観に行くかってことなんだ……!
子供を連れていけばまる一日コースになるのは目に見えている。
丸一日もショッピングモールにいれば、お財布の中は大ダメージなのであるよ。
私だけこっそり観に行くようないい方法はないものでしょうか。
PG12だし(しつこい)。
最近節約についてもちょこっと真剣に考えています。
これも余暇の消費に大いに影響してくる問題。
とにかくお金のかかる趣味方面の出費を減らそうではないか。
などと考えるだけ考えてはいるのですが。
節約より頑張っていっぱい稼ぐほうが賢い気もしてきた。


そんなわけでお勉強の話。
少しずつ少しずつ、色んな事が頭に染みこんできてる。
ガーっと詰め込めるほど若くもないし、
そういうものはのちのち頭からこぼれてしまうので、
こういうふうにゆっくり染み込ませるしかないかなぁと思いつつも
早く実践できるくらいにならんかね。こりゃ。とも思う。
まま、こちらはのんびりやっていければいいかな。。。
そんなわけで金曜日。
3日くらいかかって1個の記事を書いているという事実に驚愕が隠せない……ながらも、
あと何時間か働けば週末なのです。
頑張ってこよう。

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カテゴリー: 日記

王国はいつも王様の入って行けないところにある 2012-05-21

けらいのひとりもいない王様が草原を行く
王国を一度も持ったことのない王様が馬に乗って行く
浜辺では魚たちが騒いでいる
(けらいのひとりもいない王様/友部正人)

ものすごく好きな曲です。

ごきげんよう、たいこです。
昨日は子供孝行。テルマエ・ロマエを観て来ました。
濃い顔俳優大集合みたいな映画でございました。
そら、ローマ人だからな。。
あちらの国の方々に混ざって、濃い顔の日本人が活躍する感じが面白かったです。
市村正親の皇帝のハマリっぷりがすごい。さすがである。
ローマでは日本語を喋り、日本ではラテン語を喋る。
ああ、漫画ってこんなだよね、と思いつつ漫画の手法をそのまま映画に持ってきた風味。
温泉宿のおじいちゃん軍団がすごく可愛かった!
おじいちゃんの中に竹内力がいまして……台詞少ないのに存在感が異常で、
やっぱり画面に写った瞬間に笑ってしまったのであった。
ゴールデンウィーク映画にはピッタリなわかりやすくて楽しい映画でした。
子供たちも大満足であった。
観たくて仕方がないダークシャドウだけれど、PG12なので、ひとりで行く以外の選択肢がない。
子供たちもみんな揃って観たがっているだけに、こっそり行って帰ってくるしかないかな。
末っ子だけが年齢制限に引っかかってしまうのだよねえ。


昨日は大人計画の次の新作のDM先行販売日でして。
お芝居で「チケットが取れない!」という思いをするのは久しぶり。
人気なんだなぁ。。大人計画。
作家も役者もそれぞれで売れっ子な集団だから仕方がないのかもしれません。
昨日は地元のチケットぴあに並びに行ったのですが、
そんな早くから行かなくてもいーだろうーと、10時前につくように行ったんですね。
ついたら前に11人も並んでいたよ。。。なめてたよ。。。
DM先行っていうのは、DMをもらっている人だけの特典なのです。
私は自分の地元に、あんなに大人計画のファンがいると思っていなかった。
芝居なんてマニアなジャンルだけど、それでもご近所さんであれだけの同じ趣味の人がいるのか。。
という衝撃を受けたのです。
劇場に行けば何百人ものお客さんがいて、確かに何万人も動員しているわけで。
趣味を同じくしている人たちなんだけれど、そこから交流が生まれない。
ま、生まれません。そんなに話しかけません。劇場で。
みんなどこでお友達作ってんだろうー。
とはいえ、無事チケットもとれたので(2階席だけど…)、楽しみに本番を待っていようと思います。
わーい!


SLでやろうとしていたことがほとんど進まないまま、睡魔に負けました。
チケット取るのに自転車で遠出したことと、映画観たことでがっつり疲れたようで。
おかげで今日は超元気でございます。
9時間寝た!
また月曜日が来ました。
今週はおそらく色々と忙しいはずなので、自分大事にしつつがんばろうと思う次第。
年度が明けて、職場もかなり変化するようです。
良い感じに変化に乗ってうまいこと渡りきれるといいなぁ。

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カテゴリー: 日記

ねえ誰かぼくの嘘を まじめにきいてくれないか 2012-05-20

ねえ誰でもいいからぼくの嘘を
まじめにきいてくれないか
ぼくのおしごとはいなくていいひと
ぼくのおしごとはいなくていいひと
(いなくていいひと/たま)

一昨日は迫りくる眠気に耐え切れず、22時過ぎに寝てしまいました。
目が覚めたら7時であったよ。
8時間とか9時間寝た計算になる。おそろしや。
それでも翌日普通に眠たいのだから、私の体は一体どうなってしまっているのか。
いなくていいひと。知久寿焼氏の詞からは、いつだってほんのり死のにおいがする。
いなくなってしまう、触れられない、交われないことのどうしようもない寂しさがひしひしと伝わってくる。
死を、普段の私たちは意識しないし、忌みごととして隠してしまいがちだけれど。
本当はきちんと考えたほうがいい事なんじゃないかなと思います。
死ぬことを考えることは、生きることを考えることと同じだと思うから。
ごきげんよう、たいこです。
今日は千葉のあたりで断水があったようで。ホルムアルデヒド。
柏勤務の板前である弟が、断水で唐突に仕事が休みになったとかで遊びに来ました。
遊びにっていうかWiiのDL販売のソフトをゲットしに。
弟の家にはネット環境がないのです。
ネット接続しながら、「月額2980円でネットつながるって言うんだけどそんなうまい話あんの?」
とかいう相談をされる。あいつは一体いつの時代のインターネットの話をしているのか。
2980円は相場だ!!!!!
そんなこんなで弟は、「バハムートラグーン」をDLし、ご満悦で帰宅しました。
長男に「お前これやるか?ドラクエの原点だぞ」と、ドラクエI~IIIのソフトを手渡して。
で、今延々とドラクエIをやっている長男。
私がドラクエを遊んだのはIIから。
Iは始めて10分で挫折しました。
「はなす」→「ひがし・きた・みなみ・にし」みたいな操作に挫けたせいで。
プレスレだかスーファミ版のドラクエらしいので、その辺の操作性は進歩したドラクエですが、
どう見ても懐かしの8ビット。
夕方に始めてからノンストップでドラクエ中です。
「うおー敵つええ」とかなんとか言いながら遊んでる息子を見て、
大人が子供化している云々の話をうっすら思い出したりなんだりしたのでした。
息子たち世代の子供たちには、結構な割合でファーストガンダムや仮面ライダーに詳しい子供がおります。
それは彼らの父親たちが、モロにガンダム世代だったり仮面ライダー世代だったりするからなのだけれど、
ゲームに関しても、彼らの父親世代は=私達の世代は、ゲームと共に成長してきた世代だと思うのです。
その前にはゲームがなかった。
いい大人がゲームなんてやってる、という言い方はだからちょっとおかしい。
その前の世代はゲームっていうものに触れずに生きているのだから。
私の場合はというと、ゲームを家に最初に持ち込んだのがほかならぬ私の母だったせいで、
我が家のゲーム事情は非常に恵まれたものでした。
ドラクエだって「すごく面白いゲームがあるらしい」と言って、最初にソフトを買ってきたのは母なのです。
母はそのままドラクエやファイナルファンタジーを楽しみ続け、
ドラクエにいたってはDSで出た9までもれなくクリアしております。
今年63歳。
今の子供達の世代は、私が過ごしてきたゲーム環境にすごくよく似ている。
親がゲームの楽しさを知っていて、同じゲームで一緒に遊べる環境。
DSでドラクエをやっていた頃は、子供たちと母で情報の交換をしあったり攻略の相談をしたり、
なんだかとっても楽しそうでありました。
私は何時の時代もゲームが苦手なので(笑)、昔は弟や母に教えてもらいつつ、
今は子供たちに教えてもらいつつゲームで遊ぶというスタンスでございます。
楽しさを知らない人には良さがわからない。それはどんなモノでも同じ。
だから、ゲーム脳だビデオ脳だテレビ脳だと決めつけて「ダメ」ってするのはおかしいと思うよ。
ただ、どんなものにも限度はあって、子供のような未熟な人たちはその限度を自分ではかるのが難しい。
だから、そのために大人が限度をわきまえさせるっていうのが正しいゲームとのつきあいかただと思う。
ドラクエI II IIIは、ロト三部作と言われるドラクエのルーツになっている作品です。
このゲームを息子たちが遊んでいるということを母が知ったら、嬉々として息子たちに色々語るに違いないのです。
それは、すごく良いことだと思う。
しかしねえ、3世代で同じゲームを楽しむなんてほんっとうに素敵な時代だね。


SL方面の話。
ブライダルとかSGBとか、6月1日から始まるお祭りが盛りだくさんで中の人は必死こいて作ったり考えたりしています。
白無垢なんていうものも作りました。紋付が作れません。あと10日ちょっとで1日になってしまう。
ひぃ。
結婚関連グッズということで、和装の結婚衣装とちょっとしたものを置くつもりですが、
RMKはドレスドレス満載の素敵なお店がいっぱいなのです。
私大丈夫だろうか。。。ね。。。
白無垢に手こずり過ぎて、SGBの方に手がつけられません。
実はもうとっくにある程度のものはできているのですが。
だいぶ手直ししないといけないなぁ。といったところでストップしている。これはいかん。
こちらももう一つ、これからダダっと作る予定のお人形があるので、それをマッハで創りあげねばならない。
忙しいのはよいことで、楽しいってことなんだけれど、このタイトな感じでできるだけ手抜きをしないように作らねばなぁ。と思っているところ。
せっかくのお祭りなのにもったいないからね。
6月のあれこれが終わると次はすぐにホラナイの準備が始まります。
ホラナイでやることを指折り数えていたら卒倒しそうになりました。だが負けない。
そう、ホラナイの準備の前に幕末の着物市もある!
やりたいこと、作りたいものは盛りだくさんなのです。
技術とその時のモチベーションがうまいこといかないのです。
でもせっかくやりたいことがあるのだから、やっぱりどれもこれも楽しみつつ手を抜かずにつくりたいなー。
petite AVの着物も、実は新しい構想があったりする。手がつかない。ままならない。むぅ。。。。

ねえ誰かぼくの嘘を まじめにきいてくれないか はコメントを受け付けていません
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