サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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子供のかたちの子供のまま死んでも 全部ぼくのせいだよ 2012-03-16

あるぴの ぼくがきみの神様だから
あるぴの きみがぼくの神様だから
どこまで行っても空と地面のあいだで
あるぴの ぼくらはおんなじところにいるよ
あるぴの あるぴの いつかひとりで
ひとりでいっしょに水の上をあるこう
(あるぴの/たま)

一昨年、たまの映画というドキュメンタリー映画が上映されました。
私はどうしても映画館に行くことができなくて、DVDを買ったのですが、
しみじみととてもよい映画でございました。
彼らはさよなら人類がドーンと売れた時に少し困ったのだと、映画では語っていました。
それは、たまの音楽が好きな人にはとっくにわかってたこと。
そりゃー色々なことが沢山あったとは思いますが、それでもたまは、幸せなバンドなんだと思う。
好きなコトだけを好きなように続けていって、それでご飯まで食べられるならば、
それはそれ以上ない幸せだと思うんだ。
したいからする。したくないことはしない。って、
ものすごくシンプルだけど、それを貫き通してこの社会で生きていくのってすごく大変なんじゃなかろうかと思います。
映画に出ていたちっくんは、前歯が欠けていたけれど、
彼はそんなこと全然気にするそぶりもなく、「仕事したくないー」って言いながら歌って、
そして沢山の動物を愛でていました。
間違いなく、憧れる生き方のひとつなのだけれど、
そこまで思いきれない自分もいるのです。
ああ、凡人だ。俺様は凡人だ。
ごきげんよう、たいこです。
真保裕一の「奪取」を読了。
私は久しぶりに「先が気になるけどドキドキしちゃって落ち着かない!目を離したいけど離せない!」
っていう気持ちになりました。小説で。
主人公の頭の良さがとても気持ちがよい。
そうそううまい話なんてあるもんじゃないよね、っていうリアリティもよい。
しかしよく取材をして……というか、製紙とか印刷とかのことが事細かに書いてあって、
少し賢くなった気分になれます。ほとんど覚えてないけど。
睡眠時間は3時間。
この3時間っていうのがすごく沢山出てきて、
「そうか3時間ってのは少ないのか」って思ったりしました。
気づけば今週は3時間以上寝てる日がないな!とか、この歳になってやってる私は少し反省したのです。
嘘です。
ヤクザの恐ろしさも非常によく出ていたし、その非常に恐ろしいヤクザに負けない主人公も素晴らしい。
よい小説でした。大変面白かった。満足。


今週はぼけぼけっと過ごしなさい。と神様に言われているような1週間でした。
暇疲れってあるよね。。。
自分の脳みその中にあるこの情報をすぐさま共有出来たらいいのに!ってことも思った1週間。
何かを手伝ってもらう時、お願いするだけの余裕がないと手伝ってもらうこともできない。
手伝ってもらうには、相手に手伝ってもらう内容や何かを伝えておかないといけないからね。
誰かが極端に忙しくて泡食ってるんだけど、私はそこに手が出せないっていう感覚を結構味わいました。
脳みそにUSBでもついていたらよいのだ。モトコみたいだ。
そんなこんなで3月も半分が過ぎてしまいました。
私の誕生日もすぐそこです。
36です。。。。
まごうことなきアラフォー。40代かよ……。
中の人の気持ちや気分と実年齢がどんどん離れてってる気がする最近。
年齢分だけの自覚は持ちたいですが、世の36歳ってどのくらい大人なの?
わかんなーいわかんなーい。
今日1日頑張れば週末。
来週になればすぐにお誕生日がやってきます。
歳を取るのは怖いけど、誕生日はうれしいものなのだ。

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カテゴリー: 日記

今にして思うならば、恋を教えてあげれば 悔やまれたその頃には もう、とっくに夏が終わり 2012-03-14

爪先で揺れてるから お別れカメラで撮ってねシャッター
言い終わるやいなや君は 駆け下りた浜辺 湘南
チェーンソー
行けロッキン やれファッキン
誰彼 無差別に 行けカッティング
やれマーダー ほら湘南 チェーンソー
(湘南チェーンソー/特撮)

夏どころか春もまだですが。
ロッキンホースバレリーナを履いた少女が真夏の海でチェーンソー振り回して皆殺し。
警察に囲まれてそのまま海に消えちゃうっていう、なんとも切ない曲。
この曲は、「夏盤」という夏っぽい曲がいっぱい入ったアルバムに収録されています。
おそらくこの頃にロッキンホースバレリーナ書いたに違いないオーケン。
このアルバムは、ロッキンホースバレリーナの世界がぎゅっと詰まったアルバムだと思っております。
ロッキンホースバレリーナは、「17歳で、夏で、バカ」という素敵なコピーがついたオーケンの青春小説。
オーケンの青春小説といえば「グミ・チョコレート・パイン」が有名ですが、
グミチョコを書いた頃よりずっと大人になったオーケンの青春の眼差しが見える素敵小説です。
しかし、この人小説の作法みたいなものをガン無視して物語を綴るので、ダメな人はまったくダメかもしれない。
私は好きです。なんせ小説がオーケンの入り口でしたから。
アメーバピグが年齢規制をはじめるようで。
親の立場であの世界を眺めた時、私は自分の子どもをあの世界に入れたいとは思わない。
わが子と歳の変わらない子達が、夕方の時間帯に「エロ エロ」って言ってるのを見た時に思った。
インターネットのお友達遊びは中毒性が高いです。
大人だってどっぷり浸かって抜け出せなくなりがちなものなのに、
未熟な人たちがそのバランスをうまく取れるような気がしません。
ネット特有の無責任な優しさに満ちた世界は、確かに居心地はよいのだけれど。
問題はそこが無責任な場所だって事だと思う。
ネットだけでやり取りする人は、だれもあなたの人生に責任をもたない。
明日ネット上からあなたが消えてしまっても、本当の意味で困る人は誰もいない。
あと、今の子って腹が立つと「うざい」って言うのかー。って発見をしたりしました。
アメピグの公式ブログのコメント欄には、沢山の「うざい」という言葉が。
怒りの表現が「うざい」って、なんだか妙な気がします。
何が鬱陶しいのだろう……。自分の望まないように物事が運んでいく現実?
ごきげんよう、たいこです。
BloodyValentineが終わりました。
期間中遊びに来てくれた皆様には本当にありがとうございましたと。
楽しんでいただけたなら幸いです。
そしてなにより、私たちにはできないところを快く引き受けてくれて、
しかも沢山の時間を裂いてくれたスペシャルサンクスな4名には心から御礼を言いたい。
あなた達のおかげでイベントを作ることができました。
本当にありがとう!
昨日の夜、撤収作業を終えました。
本当にね、作るのは時間が沢山かかるのに、撤収は一瞬なんです。
今回は海外の方も沢山遊びに来ていただいて、いくつかのお褒めの言葉ももらって、いくつかのダメだしももらいました。
フィードバックしたりすると、また作りたくなります。
今回のアトラクションはもう消えてしまって、同じものは二度と作れないけれど
またどこかで、いつか、機会があったら。
まあ、今年の夏にはホラナイも控えてるんですけれどもね。
ホラナイは今年で5回目だそうです。
私が参加したのは3回目からです。
年々立派になっていく気がするこのイベントですが、「去年のがよかったー」とか言われないよう、
今年も楽しく怖いものが作れたらいいなあと思う所存。
自分ひとりではアイデアもそれを形にする能力もまるで足りない。
皆で集まって素敵なものが出来上がっていくって楽しい。
ここのところのミーティングで思うそんなこと。
バレンタインも終わり、もうすぐホワイトデー。
そして卒業式のシーズンにはすでに突入しています。
ひとつのことが終わって、また新しい何かが始まるわくわくした予感と終わってしまう寂しさのないまぜになった季節。
私は今年、どんな1年を送ることになるんだろうなあ。


新しいことをはじめること。
こんなふうにして自分の変化を感じることになるのは初めてです。
自分が本当に、一番無理をしないでいられる場所が見つかりそうな気配。
まだ、しっかり踏み込んでいるわけではないので、本当にそこがそんな場所なのかはわからないけれど。
けれど、望んでいる自分の生き方にはとても近い気がする。
反面、自分のパーソナルな面で色々と考えることも多い最近。
なんかもう少し、余裕というかゆとりというか優しさがほしい。
今まで自分の持っていた優しさとは別の種類の優しさが必要だなと、最近痛切に思う。
そっち方面のコントロール術を得るには、今の現状がきっと一番いいんだなとは思う。
少しそれを学ばないと、きちんと人と接することができない気がする。
誰とも深く関わるわけではないのだから。
浅い所で、それでもしっかり関われるような術を身につけないといけないなー。
器用に生まれて来なかった自分が憎いw
でも不器用な自分もちょっと可愛いw
と、どこまでも自分には甘いこの性格はきっと治らないのかもしれない。ぎゃふん。

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カテゴリー: 日記

ただ一言だけ誉めてください それだけで全てを信じる 2012-03-12

こいつにはなんにも敵わないなって 笑いながらさ
実は結構 傷付くんだぜ
勝負なんかしたくない 本当に嫌われるの恐い
あなたが笑うのなら なんだって歌う
(66号線/BUMP OF CHIKEN)

はい。3月11日でした。
去年の3月11日は金曜日でした。
あの日を境に私を取り巻く環境は一変しました。
世の中も一変しました。
元に戻ったように見える今も、決して3月11日以前と同じではない。
大きなところが変質してしまった今。
そんなこんなで1年です。
早い。そして長い。
1年前の事が遠い昔のように感じるのは毎年の事ですが、
なんだか今年の1年は、次元の違うところに飛んできちゃった感じがします。
しかし、変質してしまった今を私たちは間違いなく生きているわけで。
この1年で随分この変質した世界に馴染んでいます。
でも、この日を境に変質したんだなあ、ってことは忘れられない。
ごきげんよう、たいこです。
そんなこんなで11日。
頭痛で始まる朝…じゃなかった。昼だった。
沢山寝たのになんでこんなに頭が……という。
どこに出かける気力もなく、だらだらと洗濯をしたり読書をしたり。
真保裕一の「奪取」を読んでいます。今上巻が終わったところ。
偽札作りの話なんだけど、これが面白い。
主人公の男の子の頭の回転っぷりと行動力とかがとても面白い。
出てくるキャラクターもとてもよい。
ああ、面白い小説ってキャラクターが一番大事なんだなと今更ながらに思ったり。
まだちょうど半分なのでこの先このお話がどうなるのか、とても楽しみです。


SL方面の話。
洋服をつくりました。この私が。洋服を。
スカートですが……。
まだちょっと上半身を作るだけの気力がないので、スカートで。
*N*SPRING SKIRT(MULTI)
なんの変哲もないスカートです。アンシンメトリ。
大好きアンシンメトリ。RLでもよく履きます。
RLでアンシンメのスカートなんて履いたら絶対に生足無理だけどね!
びっくりするくらい短いところとかあるから!
色味はここまでふんわりしたのは無理です。SLだからこそ。
非常に合わせづらいんじゃないのこれ……と思いつつ、15日から始まるハントの景品にいたしました。
色の濃いもの3色と、色の薄いもの3色を作ったので、ハントの日程に合わせてお店に並べようかなと思います。
普段のRLの服は本当に、布をとりあえずくっつけて合わせましたみたいな格好をしているわけです。
あんたどこの国の人?ともよく言われるわけです。
冗談じゃなく、黒人の服屋のお兄ちゃんに、「ベトナム人?」って聞かれたこともありますあります。。。
日本人だから!顔ものっそ日本人だし!
日本のものも大好きなんですが、着心地一番みたいな考え方の私の好みはどうしてもアジア。
なんであんなに楽なんでしょうアジア服。。。
なのでフォーマルとかカチっとした服はとても苦手です。
暮らしも服もゆるゆるとしたい。切に。


あーまたやっちゃったなー。という出来事。
なんでこう沸点低くなっちゃうんでしょう。地雷踏まれると。
にっこりさくっと流すみたいな技術を身につけたいよ。。。
でもやっぱり、人間可愛げが大事だと思うのです。
私は可愛い人が好きだ。どっかひとつでもいい、かわいいなと思えるところがないとだめだ。
自分が可愛くない人間だからなおさらそう思うのかもしれません、いや、ひとつくらい可愛いところはあるはず…。
可愛いひとになりたいと思い続けて15年、もうすぐ16年。
少しはあの頃より可愛くなってるでしょうかね。なってるといいな。
歳を重ねるごとに、自分がどーもギスギスしたひとになっちゃってる気がして落ち着きません。
この沸点のせいだ。
もう少しこう、色々なことをやんわりとゆるゆるとできないものでしょうかね。
なかなかに険しい道程な気がします。本当に。
困った困った。
我の強さなんて本当にいらないのに。
もっとこう、マシュマロみたいになりたい。むずかしい。むぅ。


いつだってそんなとんがってるわけじゃないんだ。
だから、ヤワヤワとしていられる空気を作ってくれる人と一緒にいたい。
でも、そういう人たちとだけ一緒にいても私は何も変われない。
でも少し休憩したいよ?
って思い続けて何年になるでしょう。
だいぶ休憩もしている気がします。なんだこれは怠け心か。
怠けてる場合じゃあないんだけどなー。
私が勝負したくないのは、勝負モードになると可愛くない自分がしゃしゃり出てくるから。
素直にニコニコしていたいのに、そういうことがどうしても出来なくなるから。
あいつには全くかなわないって思ったら、ヘラヘラして諦めてしまえるんですが。ね。

ただ一言だけ誉めてください それだけで全てを信じる はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 日記