歩く
長い、長い道のりを、私は歩く
私は歩いて帰る
上を見ず
下を見ず
振り返らず
走らず
立ち止まらず
ただ前を見て歩く
一歩一歩
私の周りで景色がどんどん変わる
しかし私は変わらない
景色が動いている 私が動くのでなく
景色が変わるたび、
私は身につけているものを変えたりもしたけれど
私は変わらない 私のままで
自分のペースで
おなじ足取りで
時には大切なものを捨て、拾い
そして突然、あるいは徐々に
帰りつく先が見えてくるのだろう
私の、私だけの家が見えてくるのだろう
私が、私のまま帰りつくべき家が
私は歩いて帰る
上を見ず
下を見ず
振り返らず
走らず
立ち止まらず
ただ前を見て歩く
一歩一歩
私の周りで景色がどんどん変わる
しかし私は変わらない
景色が動いている 私が動くのでなく
景色が変わるたび、
私は身につけているものを変えたりもしたけれど
私は変わらない 私のままで
自分のペースで
おなじ足取りで
時には大切なものを捨て、拾い
そして突然、あるいは徐々に
帰りつく先が見えてくるのだろう
私の、私だけの家が見えてくるのだろう
私が、私のまま帰りつくべき家が