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目に見えるものと見えないもの

この次の「信じる」というお題にも繋がりそうなお題ですがなんとも。。。
目に見えるものってとてもわかりやすい。

築30年の建物、とか。
年代物の扇風機、とか。
キズがついている、とか。

目に見えるものは、その物のほんの一部をあらわしてるに過ぎない。

このキズは誰がいつつけたの、とか。
どういう人が暮らしてきた建物なの、とか。
この扇風機はあとどれだけ現役でいられるの、とか。

この子は顔がお父さんそっくりね。
性格はお母さんそっくりね。

とか。

見えているところで見えない部分を推し量ったりもするのだけれどね、
見えない部分って結構大事だったりするから、その推し量る部分で色々ぐちゃぐちゃしちゃうと厄介なものです。

欲は人の目を鈍くしてしまうのだけれど、それが顕著に自覚できるのは恋愛中。
好きな人が出来たときとか。
ずっと一緒にいたい、別れたくない、私のものにしたい、という気持ちは欲でしかないから。

誤解が増えて、疑い深くなって、知らずにはいられないのは、そういう欲があるから。

恋は盲目っていうのとはまた違うんだろうけれど、恋をしている状態ってのは欲がむき出しになっている状態ですから、あたらずとも遠からずなのかな。

常に平常心みたいなものを持ち合わせていればそんなこともないんだろうけど、そこまで偉い人間になるのも難しそうです。仏様みたいだよね。
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