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無意識の内にあるもの

考えれば考えるほどややこしくなるもの。


無意識、とは、意識した時点で無意識ではなくなるものだから。
本当の無意識は、自分以外の人からしか見えないもののような気がする。


友人に、「あなたは無意識に荒れる」と言われる。
無意識なので荒れている自覚はない。けれど思いっきり荒れているらしい。
その矛先が、自覚できるところに向かい始めた頃、自分でも荒れていることを認識するのだ。


無意識に私のイライラを受けている友人には、本当に「申し訳ない。お世話かけます」としか言えないのだけれど、無意識をさらけ出す事の出来る友人がいる事は幸せな事なのだと思う。


傍観、と言う言葉が正しいのかどうか判らないけれど。
自分自信の距離は、それなりに自在に取れる特性を持っていると思う。
何かの時に客観視することが出来る視点。


それは無意識と対角にあるもので、それは無意識の領域が狭まるということ。
いつも、常に、意識している。
と、言うこと。


けれど、それが出来るからと驕っていると穴に落ちる。
完璧に無意識の領域をなくすことなど出来ないのだから。
自分が感知していない、けれど、間違いなく自分自身の本心、という、やっかいで複雑な状態のものが、無意識の中には詰まっている。
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