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生きる糧

私はひとりでは生きていけない人間だ。
弱いのかもしれない。強いのかもしれない。


糾う(あざなう)。


人と人とはこうやって生きて行くものだと思っている。
強く弱く、きつくゆるく、人と人との間をあざなっていく絆。


縄のように、それは時に束縛し、時に安らぎを与えてくれるもの。


この、絆という縄でよりあつまって繋がっている、それが私にはとても大切。
それがあるから、私は生きている。
生かされている。


自分という個を確立しながらも、繋がっている絆を大切にすること。
依存と少し寄りかかりあう塩梅の差がここなのじゃないかなと思う。


さて。生きる糧。


私にとって、生きる糧とは、やはり私を大切に思ってくれる、必要と思ってくれる、私に影響を与えてくれる、私が影響を与えてる、そういう人たちなのではないかな。
それが全くなくなった時、私はきっと、生きる事に前向きに取り組めなくなる。


それは、この数ヶ月間でとってもよく分かった事。


書く事も必要。書く事が出来なくなったら私は、本当に辛くてしんどい思いをするだろう。
でも。私の周りにいる人たちが、全て残らず消えてしまったら、私は私でいられなくなると思うから。


自分を認識するということは、他者が居て初めて出来ることだから。


自分を確立するためにも、私には必要なんだな。私の生きる糧は、私の周りの人たち。


周りに居てくれる、私の近くにいてくれる全ての人たちに。
ありがとう。
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