Everybody finds love In the end
あなたが守った街のどこかで今日も響く
健やかな産声を聞けたなら
きっと喜ぶでしょう
私たちの続きの足音
(桜流し/宇多田ヒカル)
土曜日に我が家にBSアンテナがやってきました。
我が家のアンテナ、びっくりするくらい古いものでしてアンテナの先についてる四角いやつを取ってアンテナむき出しにしなければ取り付けられないタイプのものでした。
やっとラジオペンチなどなしにアンテナが取り付けられるようになったのです。
ついでにBSも見られるようになったのです。
近いうちにNHKの人が来る予感がしますが、BSはおそらくたくさん観ることになるので受信料はちゃんと払おうと思う。
NHKの受信料のことには色々な考えの人がいると思いますが、私はNHKの作る番組が好きなのでお金はきちんと払う派です。CMがキライなんです。それだけなんです。
ごきげんよう、たいこです。
日曜日にエヴァンゲリオン観てきました。
子どもたちと4人で。
子供と私の好みの合う数少ない映画だったりもします。
しかし破の公開は今から3年前で、その頃の彼らは軒並み小学生。
彼らの興味はおそらく戦うエヴァのシーンだと思う。
今回もクライマックスの戦闘シーン、冒頭の作戦シーンはすごくカッコ良かった。
しかしそれ以外の「おいシンジ、しっかりしろよ」的な部分は子どもたちの目にどう写っていたんだろう。
今回、私は主人公のシンジ君とともに「この世界どうなってんだ!一体何があってこうなってるwwww」という疑問を冒頭から最後まで抱き続けて観続ける感じになりました。
もうずっとモヤモヤしっぱなし。うっすらと最低限以下の情報をくれたカヲル君にすがる勢いで。
そういえばこれ、後半戦かー。と、観ながら納得したのでした。非常にエヴァっぽい。
ああ、シンジまたそこに行くか。とか思いながら。まあ仕方ないです。彼14歳だった。
アスカにさんざん「ガキシンジ!」と罵られるシンジ君。アスカの罵倒は観客皆の代弁だよね。
たとえ自分の意思ではないにしろ、自分がやらかしちゃったコトに対する落とし前の付け方とか。
自分主観からでしか、自分が被害者だという立ち位置からでしか物事を判断できない感じは、ちょうど映画を観に行く前日に私が長男から感じ取った事だったりして非常にタイムリーでした。
そんな主観の主張を繰り返したところで誰も納得しないよ。特に被害を被った人にとってはね。
というようなことをカヲル君も言っていましたが、私も同じようなことを長男に言って長男を拗ねさせてしまったのでした。
長男とシンジの言動が重なって見えてしまって非常に複雑な思いをしたのでした。
世界がどうなっているのか全くわからないまま、映画の中の世界はまた大きく変わりました。
シンジ君は世界を直視することなく、またなんかやらかしたようです。
観客である私もなんだかわからないままでしたが、じゃあ映画は面白くなかったのかというとですね、面白かったから困る。中だるみもせずに最後まで集中して観れました。早く続き頼む。
シンジしっかりしろよ、とは思うものの14歳の少年にしたら若干おもたすぎる悲劇が次々降りかかってるのは事実でして。シンジ大変だな……と同情したりもするのです。
映画の意図しているところとは若干ずれた感じで心に響いちゃいましたが、中学生の親なのでこんなもんだろうと。
そういえばしっかりものの次男は「エヴァって中二だよなー!」という素敵な台詞を吐いておりました。
うん。お前つよいからな。そのまま強く生きてってくれ。
月曜日は会社の忘年会がありまして。
男子中学生なノリの大人が酔っ払うとえらいことになるっていうことを実感しました。
今日出社したら、私の上司は軽く頭を抱えて一人反省会モードに突入していました。
いや、すごく面白かったんだけれども。
面白くなかったひともいたようなのは確かで。
なんだかひたすら謝り倒していたような気がします。愛らしい上司である。
SLのお話。
なんかもう、イッパイイッパイの中着物を作っているのです。
ぎりっぎりの感じで作っているのだけれど、なんとかかんとかいくつか商品になりました。
メンズも出来た。ポップの撮影がまだなので、この週末くらいには発売できるかな、、、といったところ。
これでどうやら一段落なのだけれど、期間中に間に合えばフルメッシュで羽織を出したい所存。
テクスチャ頑張れるかなあ。。。なんだかそこが一番の不安である。
今年のレディス着物はすんごいシンプルな江戸小紋と子供着物みたいな総柄着物です。
江戸小紋は気持ちよそ行きモード。柄物は普段着モード。そんなイメージで作りました。
はー。RLでも着物生活が出来れば楽しいのだけれどなあ。
なかなか難しい話ではあります。
メッシュ流行りのこの時期に敢えてのフレキシ道行も出しました。
袖だけメッシュ。いや、袖だけだけど良い感じのメッシュだと思うよ。しゅーちゃんに頑張ってもらった甲斐あってかなり納得出来る仕上がりになりまして。
私は満足である。
ふわふわ着物よりもしゅっとした着物が作りたくなるのですね。冬は。
なのでふわふわ少なめです。
きもの市はこれからしばらくの間続きます。
後半にもまた何かいいものが出せればいいなと思っております。
かんざしまで手が回ってないのだよなあ。今回。
なんか暖かそうなものが作れたらいいなと。
ちょっと前まで秋モードだったというのに急に冬めかしくなって、嫌でも年末が来るぞーという気分にさせられます。今年のお休みは10連休。いや長い。うっかりするとバランス崩しまくってシンジ君並の体育座りっぷりになりそうなこの季節。本当に嫌だよ。。。寒いのはさ。。。
うっかりしなければ大丈夫なのだけれど、こうして自分のバランスを取るのが上手になるにつれ、大事なものを失ってる気がしてならない。
何かを得ると何かを失ってる。果たして今年得たものは何で失ったものは何なのでしょう。
そんなことをつらつらと考えつつ、あっという間に終わってしまった2012年を徐々に振り返って反省したりダメ出ししたりする季節に突入しそうです。
そろそろ本気で後回しにしていることに手をつけないといけない気がしているよ。
しかし、人の中でうまく組織の中で振る舞えるスキルってのはどこに行けば手に入りますかね。
この歳になればそういうものはある程度諦めてもいるけれど、手に入らない物ほどほしくなるのもまた事実なのだよなあ。