一つにさぁ
抱いてください ドロリとひとつ
アナタとアタシがそうよ 機械のように
ドロリと溶けた金属みたく
抱いてください どうか愛してください
そう境目のない世界
境目の ない世界 ない世界
(境目のない世界/筋肉少女帯)
仕事方面のあれこれがいきなり色々変わるらしいです。
唐突に聞かされたその話に中の人びびってます。
RLに中の人も外の人もないんだけれどもwwwwwww
はぁ、やれやれ。
ごきげんよう、たいこです。
私とあなたは違う。
私とあなたは分かり合えない。
それはなんて寂しくて、幸せなことかと思う私です。
まだまだ若かった頃、私は本気で好きになった人と、溶けてドロドロにくっついてしまいたいと思っていました。
一人で立つなんてことが到底できなかった、わかーい頃のお話。
もう何十回も言ってる気がするけれど、一人で立てない人は恋愛出来ない。
自分のお世話するのも手に余るような人間は、大切な誰かの世話なんて見れないのだ。
自分で自分の醜い部分とも向き合えない人間が、誰かと全てを分かち合うことなんて出来ない。
自分は綺麗でいたいと思うのは、おそらく大抵の人間がそう思ってる。
でもどんな人間にだって、どうしようもなく醜い部分、汚い部分ってあると思うんだよね。
認めたくない人はそのへんをすり替えるのが上手だ。
自分を正当化するために、近くにいる人を悪者にする。
自分は悪くなかったんだと納得するために。
こういう人たちがいう「理解してくれる人」っていうのは大体、
「あなたは悪くないよ」って言ってくれる人。
自分のきれいな面だけを見ていて、それを賞賛してくれる人。
それって恋愛なのか?
個人と個人は分かり合えないっていう前提を無視し続けていると、時々とんでもないことがおきる。
ママ友達のサークルの中で、「○○ちゃんと遊んじゃダメよ」って
子供に言い聞かせてターゲットの親子もろともハブる、みたいなの。
親の都合で子供の人間づきあいをコントロールするとか反吐が出そう!
実際見てきましたが。過去。本当にクズだなーと思ってしまうほど嫌い。この行為。
人はだれがだれと付きあおうと自由だし、それを誰かに「ダメよ」って言われる義理はない。
せいぜい出来るのは忠告までだろう。
誰かのことをコントロールしようだなんて、たとえそれがわが子であったとしたって、
いや、わが子であるからこそ私は許容出来ない。
自分の大切な人は、自分のものではない。
自分の好きな人が自分と同じ考え方や方向性、嗜好を持っていたら嬉しいでしょう。
そりゃ当たり前だ。
でも逆にまったく反対の考え方や嗜好を持っていたら?
好きな人が自分の思うままに動いて欲しい、そういう気持ちはわからないでもない。
でもそれを無理やり押し付けたら、もうそこに対等な人間関係は成立しない。
恋人だったら自分のワガママを通す権利があるのか?
配偶者だったら相手の人付き合いに我が物顔で口をだす権利があるのか?
それって関係性の根本の問題だと思う。
そういう事をされて、喜ぶ人間も、そういう事をして何も感じない人間も、
自分たちがどれだけ気持ちの悪い醜いことをしているのか自覚すればいいと思う。
地に足もつけられないほど足腰が弱いくせにプライドばかりが立派に成長している人間はよく見かけます。
そういう人たちはたいてい自分の傷に敏感。
自分が傷つかないようにする術を心得ている。
でもね、そういう術ってたいてい醜いんだ。カッコ悪いんだ。
彼らのプライドが許さないんだ。
彼らはさらなる逃げの一手を打つ。自分は悪くないんだと自分を騙すために。
正当化は彼らの常套手段です。
私はそういう行為を、「ご苦労様なことで」としか思えない。
その行為は意味がないばかりかすごく疲れるし心も擦り減るから。
自分を騙し続けるっていう事は、すごくすごく疲れることだから。
そんな人間に腹をたてるわけがないだろう。
彼らが後生大事に抱えているものに、私は少しの魅力も感じない。
なんでそんなつまらないものを必死で守っているのだろう、としか思えない。
好きとか嫌いとか、そういう以前の問題なのです。
「あーあーかっこわるいなー。早く気づけばいいのに」って思うに留まるのみなのです。
そういう物を大事にして生きることに、私が言うべきことなんてないんだけれど。
でも、大切な人を我が物顔でいいように扱うことだけは許せないんだ。
かつて、私を親友と呼んだ人たちが次々に私にしてきたこと。
たいちゃんがあの人と仲良くなると、私のことはいらなくなるかもしれない。
って思ったかどうかは知りませんが。
徹底的に「あの人」を私が嫌うように仕向けた人たち。
私の大切な人が私を操ろうとしていると気づくときの心の寒さは、本当に嫌なものです。
今まで信じて積み上げてきたものはなんだったのかと。
なぜ、全てを把握したくなってしまうのでしょうね。
そんなこと、しないほうが絶対にいいのに。
自分がみえている範囲でその人を把握すればそれだけでいいのに。
なんだか昨日は、こういう事を一気に思い出してやるせなくてたまらなかったのです。
私とあなたは金属ではなく人間なのだから、ドロリとひとつになんて溶け合えない。
溶け合えないからこそ、お互いをもっともっと求め合うもの。
それが嫌なら、ずーっとひとりでいればいい。他人と交わる資格などない。