なるようになっちゃうよ

やればできるといわれるけれど、出来なくてもいいからやらずにすます
きばらなくてもなんとかなるし、今日出来ることなら明日すればいい

(人事尽くさず天命を待つ / 電気グルーヴ)

この歌大好きです。といいつつ、先日の娘の三者面談では、「今の3年、高校行って6年、その間にその先のずっと続く将来が決まるのだから、やりたくないやりたくないで勉強放り投げないでください」と叱ったばかりなのですが。
でもまあ、10代の頃にそんな未来の想像なんて出来ないよねーとはわかっているのです。私は勉強頑張っていましたが、そのモチベーションは「マイケルJフォックスと結婚する」とかでしたしね……。おかげで中学英語まではかなりしっかり勉強しています。

ごきげんよう、たいこです。

この投稿は2015 SL 非技術系アドベントカレンダーのためのものです。今回で何年目なんだろう?4年目でした。今年のテーマは「セカンドライフで作る」です。お店やってなくてもやってても、大なり小なりSLで遊んでいる人は何かしら作っていると思います。0から何かを作らなくても、例えば景観、例えばスナップショット、イベント、お家のコーディネイト、そういうものも立派な創作活動だと思います。作ることがSLの醍醐味とも思っています。
そんなわけで、ブログ(や一般公開の文章を載せられる何か)を持っている人ならば誰でも参加できるこの企画、ぜひ参加してみてください。

で、私はSLで波野家というお店をしています。最近の活動は8~9割が作ることになっていて、まさに作るSLなのですが、今回はイベントの話をしようと思います。

お化けといえば波野家みたいな印象を持っている方も少なくないと思いますが、私は2010年から、なんだかんだで毎年ホラーイベントのスタッフとして働いています。あちこちで「波野家の」と聞くことがあるのですが、私が主催をしたのは過去1度だけで、あとはすべていちスタッフとしての参加です。人をまとめることが私には出来ないのです。

驚かす系のスクリプトなら出来る、ということでホラーナイトに参加したのがきっかけですが、最近のゲームイベントはHUDを使った大掛かりなものが主流なので、私にはても足も出ません。
今はスクリプトに絡むことといえば、小さな仕掛けの類のみで、メインはシナリオ担当が多いです。あとは、小道具類。

特殊な世界観を作るときに必要な、小さな大きなアイテムやオブジェクト、売っているものを探してもなかなかこれといった物が見つかりません。なければ作ればいいじゃない!というわけで、モデリングの出来るスタッフは手分けをして必要なものをひたすら作る事になります。

ちなみに、ミーティングで予め決まっている必要なものより、不意打ちで「これが必要!」となって作るもののほうがずっと多いです。「これ忘れてた!」とか「こういうものが必要になった!」とかです。当然自分に割り振られた仕事をしながら、そういうものを作っていくわけで、これは本当に鍛えられます。出来なかろうがなんだろうが、そこに何かを置かねばならないので、とにかく作らなきゃいけない。しかも短期間で。

イベント用のアイテムと、配布や販売用のアイテムは、作る側にはかなりの意識の違いがあります。イベント用はいわば舞台でいう小道具ですし、書割です。実用性は度外視して、それっぽく見えることを目指せばいい。ここで作る意識のハードルが下がって、作ったことがないようなものでも「やってみる!」とか言えちゃうわけです。

ものを作るスキルを上げるには、とにかく数をこなすことだと思います。特になんの制限や締め切りもない状態だと、まさに冒頭の「今日できることは明日すればいいー」の精神でのびのびになるのですよね。ものづくりに関しては、ものを売るイベントというのもありますから、そっちでもスキルは磨けるわけですが、商品はイベント用アイテムのようにちょっとおかしくてもまあOKっていうのが許されないので、冒険がしづらいのです。おかげさまで、一昨年の冬に本格的にさわりはじめたメタセコイアですが、今は、だいぶ自由に操れるようになりました。

なので、モデリングしてみたい、ブレンダーやメタセコイアの基本的な操作はわかるけど初心者だ、自信がない、という人は、イベントのスタッフになってみることをおすすめします。イベント準備が終わる頃には、びっくりするくらい上達している自分を発見できます。

ものを売ることに比べて収益性もないし、労力に対する対価が見合わないと言われるゲームイベント。確かにシステムを構築してストーリーを作って、それに沿って景観を作ってビルドして、マニュアルを作って、さらに宣伝をするという膨大な手間と、土地の維持費や製作に関する代金などの具体的な出費を考えると、黒字にすることは本当に大変だと思います。しかし、私のようなアラフォーにははるか昔の彼方の記憶である学園祭の気分が味わえる、という楽しさもあります。あの学園祭みたいな楽しさは、リアルではなかなか味わえない、結構貴重なものです。

WWHもちょっとしたトラブルが続いて、かなりギリギリのところで作業を続けましたが、上がったスキルのおかげで頼られることも増えたのだよなあ、と考えるとそれもまた嬉しい事ではあります。
ちなみに、今回のイベントでは、じぱんぐエリアのNPCの半数以上が私の作ったオブジェクトたちだったりします。うむ。2年位で私のモデリングスキルはだいぶ上がった。よくがんばったw

ホラーナイト以降のホラーイベントは、毎回違うチームで作っています。私が仕切ることが出来ないので、「やりたい!わかった自分が仕切るよ!」という方が現れないと、イベントを作ることができません。本当に2013年から今年まで、何かしらホラーイベントに参加出来ていたのは、幸運な偶然としか言えないのですね。
ちなみに2016年の夏は今のところ予定はありません。主催してみたい方がいらっしゃったらぜひ、お声がけくださいw 皆でスキルアップしようぜ!wwww