サボテンとバントライン
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中の人とtaiko McCawさんとの関係 2017-12-04

ごきげんよう、たいこです。
この記事はセカンドライフ非技術系 Advent Calendar 2017に参加しています。
まだまだ空きがあるので、興味のある人は是非!

今年のテーマはアバターということで。
私がアバターいじり始めたのはセカンドライフからではありません。
私がセカンドライフを始めたのは2007年の7月ですが、その前はCafestaというサイトで遊んでいました。今はもうサービス終了しています。
画面の中のアイコンに(Cafestaのアバターは、まさにGIFアニメのアイコンであった)お金を払うなんてあほな!とか思っていた時代を経て、「課金は1ヶ月2,000円まで」とか言って、ちまちまアバターにお金をかけては着せ替える、新作が出ればとりあえずチェックする、みたいな事をしておりました。懐かしい。

2007年当時のセカンドライフには、ネットで遊ぶ初心者がたくさんいました。「画面の中の人形にお金を払うなんて!」という風潮が結構あって、出会った人と交わす話は、割のいいCamp情報だとか、そういうのだったなー。マグスルかどっかにあった結婚相談所のベンチCampとか。懐かしいですね。
私は、前述どおり、その部分の財布の紐はとっくに緩んでいたので(笑)、課金するのはすごく早かったです。なので実はCampの経験がほとんどありません。

私が課金したのは、登録して1週間後くらい。幕末か江戸にあったMareさんの花魁着物を見て、値段を見て、そのやすさにびっくりして、その場でカード登録しました。ちなみに着物は800L$でした。円にすると400円弱でしょうかね。当時。
そんなわけで、私がセカンドライフにはまったきっかけは、800L$の花魁着物であり、この時から他のサイトのアバターにお金をかけるということはしなくなりました。

自分にとってのアバターとはなんぞや。それは着せ替え人形。リアルでは着たくても着られないものをアバターに着せているというスタンスは、10年間何も変わってない気がします。それこそ2008年とかそのくらいの頃、普通の服が流行った折に「なんでアバターなのに普通の格好させてるの?」みたいな意見をちらほらと聞いたりしましたが、リアルで買える一般的な服だって、自分では着られない服ってたくさんあるのです。髪の毛然り、スキン然り。
そういう服をアバターに身に着せて眺めて遊ぶ。なのでアバターはある意味では自分の分身と言える気がします。私の代わりに私の着たい服や格好をしてくれる分身です。かといってそれが自分自身であるわけではないのですよね。

昔はアバターは私にとって、リカちゃん人形みたいなものだと言っていましたが、なんかそれもしっくり来ているわけではなく。例えば、なかなか会えない恋人とSLでイチャイチャしていたら、「いいなあ。恋人といちゃいちゃできて。」とか思うわけです。いちゃいちゃしているアバターを見て、自分がいちゃいちゃしてる気分にはならないのですよね。

かといって、恋人とSLでいちゃいちゃしたくないわけじゃない。相手がどういうつもりでそのいちゃいちゃ道具に私のアバターを座らせているかってとこが重要なのです。いちゃいちゃじゃなくてもなんでもそうですけれどねw
そんな距離感なので、自分が会いたいのにこのアバターの人たちは難なく顔合わせてー!くっついてー!羨ましい!ってなるのでしょう。
私とtaiko McCawさんの間柄は、モニタのなかだけで自分の望みを叶えてくれるコピーロボットみたいなものって感じでしょうかね。

最近は作る事の割合が大きすぎる感じで、アバターいじって遊ぶほうがおろそかになりがちです。Slinkの足からMaitreyaの足に変えて、1年くらい経つ気がするのですけれどね、maitreya用の靴をほとんど持っていないという事実に気づいたのは10月のことです。ほぼ裸足か下駄で過ごしている。商品のADを取る段階で気づくんだよなあ。靴がないって。

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