サボテンとバントライン
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Secondlifeのコミュニケーション 2018-12-10

 ごきげんよう、たいこです。
この記事は、「SL Advent Calender(非技術系)」に参加しています。
まだまだ枠は空いていますので、興味のある方はぜひ。
httpss://adventar.org/calendars/3579
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 さて、今年のテーマはコミュニケーションということですが……。
私は、Secondlifeはコミュニケーションで成り立っている場所だと思っています。コミュニケーションといって真っ先に思い浮かぶのはチャットやボイスチャットでしょう。クエストもレベルもないSLの世界で、まず誰でもできるのはチャットですよね。カフェやバー、クラブなどに行ってお話をしたりしてお友達を作る。自分の趣味や興味に合った人たちが集まっている場所を探して仲間に入る、など。
しかしSLのコミュニケーションは会話だけではありません。
SLで手に入れるアイテムは、大抵が他のユーザーが作ったものです。運営がアイテムを販売するようなことは基本ありません。
運営元であるリンデンラボは、ユーザーが何かをするためのプラットフォームを提供しているに過ぎません。
自分が好きなものを作って、それに値段をつけて置いておくと、それに興味を持った人や、いいなと思った人が買っていきます。
これも立派なコミュニケーションですよね。どのようなスタンスでものを作って売っているかもユーザーによって皆違いますけれど、すべてが自由だからこそ、その販売価格や売っている商品などで、作っている人の背景が見えてきたりする。これもSLの醍醐味だと思います。

 人と直接関わって話して、という遊びは、私も時々とても疲れてしまう。自分が弱っている時は、他人と関わるのがとても怖くなったりもします。
 それでも、私の場合は商品というクッションを置いて関わっていられる。直接話す事はなくても、私の作ったものを選んで買ってくれる人がいて、それを色々な使い方で遊んでくれている。そういうふんわりとした関わりが心地よい場でもあります。

 SLの世界に飛び込んで、11年目になります。辞めようって考えたことはいまのところありません。息苦しくなる事は、ちょこちょこありますが。
 そうなった時にも、違う関わり方でやり取りできるのが、このゲームの一番の強みじゃないかなあと思っています。

 物が作れなくても、いろいろな方法で自己表現している人たちがいます。
逆に、ものを作ることだけで表現をしている人たちもいます。
この辺のなんでもありのゆるさが、この世界のコミュニケーションの特徴ではないでしょうか。
 始めるときのハードルの高さが最大のネックではありますが……(苦笑)

  ほんとうの意味で、ぼっちでもいろいろな人の頭の中が覗けるのがセカンドライフです。
 こんなツールは他には知らないので、ぜひとも末永く続いて欲しいものです。





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