サボテンとバントライン
ホーイ、サボテン 緑の光 バントラインと僕を照らしてくれ
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願い事は叶いそうになったら教えるよ 2018-08-30

窓を開けて風を入れて痛いくらい吸い込んだね
濡れた髪と焼けたうなじ痛いくらい抱きしめたね
二人きりの夕涼みは二度とこない季節

(夕涼み / 松任谷由実)

いつのまにか夏と秋を行ったり来たりする季節になってしまいました。
春から生活の様子が小さく大きく変わっていて、適度に現実逃避しながらしのいでおります。
お正月に引いたおみくじ、大吉いっぱいだったんだよなぁ。もう8月も終わりが見えていて、2018年もあと3ヶ月と少しで終わりますよ。早くね。

ごきげんよう、たいこです。

最近の逃避先はもっぱらドラクエ10で、まさか自分でもこんなにハマるとは思ってもいなかった…わけでもなく、1年半前、ドラクエをインストールする時には、うっすらとこんな未来が見えていたりもしました。当時の恋人の方にとっては意外だったようですが(笑)

現在のレベルは、17職のうち5職がカンスト、残りの職もほぼカンストまでレベルあと1~4といったところで。次にリリースされるエンドコンテンツはどんな敵だー!と楽しみにするくらいにはやりこんでいます。しかしまだまだ最強の敵倒せていないので、遊ぶ余地はまだまだありますねー。
当時の恋人に、半ば引きずられる形で入った世界でしたが、今はその点についてはとても感謝しています。

「こいつを倒して称号を取る」「いっぱい倒して素材を集めてかっこいい武器を作る」みたいな、わかりやすい目標があるゲームは、セカンドライフと対称的で。
戦闘中に使う脳みそと、制作のときに使う脳みその部分が全然違うので、よい。

ドラクエの合間に、くらいの時間配分になってる事は否めないのですが、SLでの制作も継続して続けています。今SLでやっていることは、ほぼ制作です。色々やりたい事はあるのですけれど、少し腰が重たくて上がりきらない。仕方がない仕方がない。なにかいい場所を見つけられるといいのですが、今はまだ乗り気にならないなあ。といったところで。


 

私は「昔は良かった」みたいな話を警戒します。
若い頃は自分が若かったからそう思うのかな?とも思っていたけれど、この歳になってもやっぱりあんまり好きな言葉じゃない。

今の現状がどうであれ(これは世界みたいな大きな話でも、自分自身みたいな小さな話でも同じだと思う)、それは過去の私達が「よりよくしよう」と試行錯誤を重ねてきた結果だから。
過去と今を比べたときに、良くなっていないはずがないのです。というか、良くなっていることを信じなければ生きていけなくない?と思ってる。

どんな現在にだって問題は沢山あるし、改良すべき点は沢山ある。そこを考えるのはすごく大切。でもそれ、過去を引き合いに出して「ほら見たことか昔のがいいだろう」っていうのは違くない?

同じように「最近の若い人は」ってのもそう。よりよき世に生まれてきたはずの若い世代を安直にディスるの、回り回って自分のやってきたことを否定するのと同じじゃないのかな?

歳を取るにつれ、自分が得てきた経験って重たくなる。肉体は(もちろん脳みそも)衰え続けるから、昔のように成長や吸収することが難しくなる。自分でその事を自覚していないと、知らない間に自分の世界ってすごく狭まっていってしまう。その狭まったことに気づくのは、自分ひとりではとても難しいっていうのが、自分が歳を取ってきて気づいたこと。

だから私は老化が怖い。頭が硬くなることが怖い。頭が硬くなった自分に気づけなかった時のことが怖い。
経験値は尊い。けれど時に全く意味のないものでもあるって常々自分に言い聞かせています。少しでも頭の硬化を防ぐために…(笑)

そんなわけで、私は、安直な懐古が嫌いです。
実際、そんな昔話を若い人が聞いたところで、「だから何?」で終わってしまう話なのですしね。
昔を懐かしがって振り返る暇があるなら、不満だらけの現状をなんとかするべく考え動いたほうがずっといいよね。

いくつになっても人はレベルアップできるし変われるということを、今年のはじめに父から教わりました。これは私にとっては大きな希望でもありました。
いつでも気づいた時に変われるなら、絶望しないで死ぬまで生きていけるんじゃないかな!

カテゴリー 日記