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髑髏城の七人 season 花

ごきげんよう、たいこです。
さて、今年最初の観劇してきました。劇団新感線の「髑髏城の七人season花」。
髑髏城の七人は今までに何度となく再演している演目で、新感線の代表作の一つだと思っています。ステージアラウンド360という、新しく出来た劇場のこけら落としとして、今年1年かけて、Season花 Season鳥 Season風 Season月と同じ演目を違うキャストと演出で突っ走る、というとても楽しげな企画なのですね。
こういうのはお芝居の醍醐味だなあと思いつつ……チケットが結構お高い公演なのですが、出来たら4回全部観たいなあと思っています。でも大人計画も観たい。悩ましい。

新感線は比較的わかりやすいストーリーにかっこいい殺陣、豪華なセット!衣装!って感じで、あまり脳みそを使うことなく観たあとに気持ちのよい余韻の残る、ザ・エンターテイメントなお芝居をする劇団です。昔ほどシモネタ多くない。昔はひどかった。いや、演目によるか。今もそこそこか。
髑髏城はメインキャストの男子3人、過去にあった事件で同じような傷を負っていて、なんとかかんとかそれを乗り越えつつ生きている、生き延びる過程で三者三様の道を辿り、この物語で再び三人がめぐりあい、ぶつかる様を描いています。
いわゆる闇落ちをしてしまった天魔王(成河)という悪いやつがいて、死にかけた後、同じ境遇の仲間を集めてまとめて無界という、色街に見せかけた安住の地を作った蘭兵衛(山本耕史)、捨てようと思っても捨てられない縁や人を振り切るように放浪している捨之介(小栗旬)。それぞれに捨てきれない想いを抱いて、それを隠したり暴走させたりしながらぶつかり合っていく。しかしその、捨てるに捨てられない想いの源は、もうとっくにいなくなっているわけで、人の執着する心ってのは本当、いや、ないと困るものではあるのですが、ねえ。やるせない。
この3人のキャラクターがもう、本当にかっこよいのです。悲しくてかっこよい。

人の気持ちは、本心は、決して一つというわけではなく、いつだって相反する願望があるもの。あれもこれもしたいけれど、どっちもは取れないみたいな。で、そういうときにどちらかを選択する基準ってなんなんだろうなあ、と思うわけです。
本当はもうないってわかってるのに、それでも捨てられない希望みたいなもの。これが一番厄介なんだ。本当に。

なくしたってつらくたって、志半ばで命尽きてしまった仲間たちのためにも、今生きている自分を必要としている人たち、必要としてくれるかもしれない誰か、そして何より自分自身のために、やっぱり生きていかなきゃいけない。髑髏城で決死の戦いをした七人は、戦いが終わった後、また新たに生きていく場所に向かってそれぞれの道を歩んでいく。

「浮世の義理も、昔の縁も、三途の川に捨之介!」

度々登場する、この捨之介のキメ台詞(台詞のあとに拍子木がチョーンって鳴る)。
これがお水どばどば使ってハードなロックがガンガン流れてライトもわんさか使った、超派手でかっこいい殺陣の後でピシっと決めてくれるわけです。お芝居の醍醐味かってなる。

本当にやめられない……お芝居やめられない……。小さい小屋には小さい小屋のよさがあるし、大きい小屋にも(大きいのに小屋)大きい小屋にしか出来ないよさがある。しかし共通してるのは、生っぷりだなあ。映画のように大きく映すことはできないし、当然小屋が大きくなれば、表情なんかの細かいところで演技を観ることは出来ないわけです。が、それでも俳優の演技やセリフが、その大きな会場を圧倒してしまう、この感じが本当に好きです。

メインの3人も素敵でしたけれど、狸穴次郎右衛門を演じた近藤芳正や、贋鉄斎を演じた古田新太の、それぞれ方向性の違ったうまさも堪能しまくった。上手な演技はそれだけで幸せになれるのです。

今回の会場であるステージアラウンド360、円形劇場なのですが、ステージは円の外周側にあって、客席が真ん中にあるというすごく珍しいつくり。
アジアには1個しかないらしいです。客席がぐるぐる回転するのですが、実際に観るまではどんな感じなのか想像もつかず。
実際体験してみたらなんか、すごい。ハイテク!ww 見せる部分以外は幕(って言っても円形のパネルみたいなやつなんだけど)で覆われていて、その広さも狭さも自由自在。幕の上には基本何かしらの映像が流れていました。草原とか、石垣とか。幕も回転して客席も回転して、幕の上には映像が流れて、おそらく風が吹いたりもして、お客さんは物語に沿って移動してる感覚が味わえる。場面転換の暗転もほぼない。カットインカットアウトな転換でなく、全部が一つに繋がってる不思議な感じを味わいました。また、客席が回転するので出口も入り口もその時々で変わるのですよねw
最初と幕間と終演で、全部出口の位置が違ったのがすごく不思議な感じでした。


新感線は、今はチケットが大体13,300円と結構なお値段で敷居も高いのですが、公演が終わってしばらくすると、「ゲキシネ」という形で、映画館で録画した公演を上映するのです。
これはいわゆる劇場中継とは違って、カメラをたくさん使ってきちんと映像作品として楽しめるように編集された演劇です。
これも通常の映画より料金はお高めなのですが、ぐっと敷居は下がると思うので、ちょっと興味のある人は是非、情報見つけて観に行くことをおすすめします。

ステージアラウンド、シーズン鳥はすでにキャストも日程も発表になっています。花で小栗旬が演じた捨之介、次回は阿部サダヲが演じるようです。蘭兵衛は早乙女太一、天魔王は森山未來。私が何年か前に観たときのキャストは、捨之介=小栗旬、蘭兵衛=早乙女太一、天魔王=森山未來でした。早乙女太一の殺陣は、本当に、心底かっこいいので、本当に皆1回生で観たほうがいいと思います。おすすめ!!!

憎しみも愛も姿を変えて 何度も私を通り過ぎて

産まれた時から運命は決められる
あなたの口癖を今思い出す
あなたを穀すつもりも無かった
追われる事など知らなかった
あなたが正しければそれでいいけど
私は運命など信じない
(1月January / blood thirsty butchers)

 

歌詞は意味なし。久しぶりに聞きたいなと思ったやつ。
2月がそっくりと抜けました。そして3月も19日!早い。
2月には大槻ケンヂのお誕生日があり、その日は私の弟の命日でもあり、後半には夫の人のお誕生日がありました。母が入院したりもしました。なんというか、生きることと死ぬことを色々と考えさせられた1ヶ月でありました。

そして3月。パートナーの人とのお誕生日のあれこれで、先週デートしてきました。ツイッターには載せていたのですが、美味しいものをたくさん食べさせてもらって帰ってきました。肥える。どんどん肥える。でも美味しいものは幸せな気持ちになりますね。大変よい週末を過ごして来ました。
インターネットのやりとりは、文字と、せいぜい声だけだったりします。それだけでも充分情報が伝わるっちゃ伝わるのですけれど。やっぱり足りないなあと思うのです。表情や仕草や体温やそういうものは、やはり不可欠だなあと。なかなか気軽には会えないのですが、その分会える時間がなんでしょう、あれですね。あれです。

そして今日は41歳のお誕生日でございます。ツイッターでいわゆるお祝い乞食をしたら、たくさんの方からおめでとうって言われました。もう大満足。ありがとうございます。

もちろん、夫の人からもおめでとう頂きました。誕生日を祝ってもらうことの幸せよ。。。我が子たちは下手したら誕生日覚えていてくれないので。さすが男子。

41歳になってしまいました。41歳!おとな!中身全然大人じゃない!という葛藤は1年前に乗り越えました。こうあるべきと漠然と思っている41歳像と実際の自分はだいぶかけ離れていますが、40代になったからといっていきなり変わるわけもないのですよね。仕方なし。今年1年楽しく過ごしていけたらいいなと思います。
帰ってきた翌日、おつきあいをはじめてから6回目の満月がやってきましたし、季節は秋から春へ。ああ、早く暖かくならないかなあ。


 

SL方面のお話。相変わらず製作製作また製作という感じの暮らしをしています。楽しそうなイベントには噛まずにいられないこの感じはもう直らないのかもしれない。
パートナーの人にも助けてもらいつつ、着々と……最近ドラクエを始めたら、ドラクエが楽しくてつい遊んでしまう。思う存分遊べるように、計画的に製作していきたいなと思っています。

とりあえず昨日からRe:Japonicaという和物のアダルトイベントが行われています。次は20日~のLoot Box。これがまだ終わってない。なかなかスリリングな感じでつくってます。がんばってます。
すでに気分は春なのですが、気温のほうがなかなかついてきてくれなくて切ない。早くこないかなー、春。

RL仕事も4月を前に、色々と変化がありました。

馴染んだ場所は居心地がいいけれど新しい風があまり吹いてこなく、淀みがち。だから人が入れ替わることは重要なのでしょう。

カガミのお話。夏のイベントです。順調に進んでいます。もうすぐにでもポスターを公開できるんじゃないかなと思っています。

悩んだり考えたりすることも多いけれど、それだけ楽しいことも素敵なこともある。そんなことをきっと、この41年で学んできたんだろうなと思っています。

今年も1年よろしくお願いします。

もう見ての通り立ってるだけでやっとで 思い通りにならない事ばかりで

終わったのは始まったから、負けたのは戦ってたから
別れたのは出会えたからってわかってるけど
涙なんて邪魔になるだけで大事な物が見えなくなるから
要らないのに出てくるから余計に悲しくなる
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
居たい居たい居たい居たい居たい居たい居たい居たい居たい居たい居たい
(百八円の恋 / クリープハイプ)

いやいや、1月ももう31日。この1月は、ごくごく個人的な心配事に全部持って行かれた月でありました。
娘が最近、「私はもう歳だから」ってよく言うのですけれどね、実際に年齢と老いの恐怖にさらされている身としては、ガキが何を言うwwwという感想しか浮かびません。
年齢を重ねるということは、日々古くなって故障しがちな体と戦うという事なのだなと、41歳を前にしみじみと感じているわけです。。。本当、なんと切ない事でしょう。

ごきげんよう、たいこです。
そんなわけで1月も最後の1日、週末からにっちもさっちもいかない体調不良に悩まされつつ、しかしもう仕方のないことなので引きこもり続けてやりすごす。じっとしている分には問題がないので、つくったり、読んだり、観たりして過ごしました。
Kindle読書の人なので、セールの時に買い溜めして消化するスタイルの読書なのですが、新刊を待って買う作家さんも当然いるわけです。

ここ2ヶ月位で、森見登美彦の「夜行」、万城目学の「バベル九朔」、道尾秀介の「鏡の花」を読みました。
どの小説も大変面白く読みました。感想文を書くのが年々下手になっている。
一番最近読んだのが鏡の花。現実にIFはないと言いますが、このお話は万華鏡をくるくるって回したようなお話。1回目くるくる、2回目くるくる、みたいな。私たちはたまに過去を振り返るとき、あの時にああしていれば、こうしていれば、よりよくなっていたなんて事を考えたりしますけれど、どういうふうに転がっても、おそらくそこそこ満足でそこそこ不満で、そのバランスは同じなんじゃないかなって思ったりします。
何があってもどうやってもそこにたどり着く、ではなく。小さな分岐でその先が大きく変わってしまうことは多々あるけれど、その環境のなかで考えたり感じたりして生きていくことは変わらない。

バベル九朔も過去に遡って色々な物事を振り返り、理解して先に進むようなお話だったし、夜行もそういえばそうだった。どの話も「あの時、もし」がキーだった気がします。過去の後悔や苦い思いは、自分を少しいたたまれなくさせる。痛くて甘い感じがしますね。あと恥ずかしい。


そして今日何の気なしに観た映画、「百円の恋」が、思いの外心にぐっさり刺さってきてまだちょっと抜け出せないでいます。
安藤サクラと新井浩文の映画なのですけれどね、私この2人好きなんですよね。前半と後半の安藤サクラの変わりっぷりが素晴らしい。後半から作業の手が止まってしまった。
色んな意味で本当に痛い映画ですが、前半に描かれるリアルな痛さが本当にリアルなだけに、後半の展開に目を離せなくなる。
安藤サクラがこんなに可愛く見える映画は初めてでございました。
映画のラストからのエンドロール、EDに流れる主題歌(百八円の恋 / クリープハイプ)でうっかり泣いてしまったのですが、エンドロールを自宅で最後まで観るなんてこともめったにないのに!観ちゃった!
良い映画でした。


SLのお話。
来月少し余裕をもたせようと、今月ちゃっちゃと頑張っています。我ながら、夫の人と一緒になってから、本当にずっと余裕の制作進行になっている。だいたい毎日顔を合わせているし、お話しているときはお話してるし一緒に何か観てるときも当然それを観ているわけで、一体どこで作る作業をしているんだっていうのは、自分でもちょっと不思議なのですが。わー間に合わない間に合わない みたいなことがほとんどないので自分でもすごいなと思っています。
ネタがないようーって泣きつける幸せ。色々とヒントをもらいながら、作ったり見せたりしています。

精神的なものがぐるぐるするのは、特に今は体のことと密接に繋がっていて、もう少し大らかに構えられるといいなと思ってはいてもそこがなかなか難しい。一つの心配が、数珠つなぎで全部に繋がっていってしまう、そういう感じが、なんか、いかんなあとは分かっているのですけれどもね。未来は見えないから怖い。怖いのは先に見える未来の可能性が必ずしも明るくはないからで、けれどそれはいつだってそうなのです。
そこに囚われてしまうと自分が苦しくなるだけなので、きちんと正しく不安の原因と向き合っていかないといけないなと。歳はとりたくない、って言う言葉が実感を持って迫ってきている。さっきも書いたぞこれ。
人は歳を重ねればそれだけ賢くなるのですけれど、反比例で体が動かなくなるのですよねえ。なんていうか、うまく出来てる。くそう。

もう一つ、SL方面の話としては、project KAGAMIが動き始めました。
毎年恒例のようになっている、夏のホラーイベントです。年が明けて、毎週ミーティングを重ねていっています。
当然まだ具体的な話をどうこう、という段階ではないですが、このタイミングで決めておくべきことを決めておかないと、夏に大慌てになってしまうのですよね。そして、この段階から具体的に作らないといけないのが脚本。今年はW-zeroのまさおみさんの原案でゲームを作るので、今からでももりもり脚本を書いていけるはず……!というわけで、時間を見つけては書き始めています。多分、時々Kagamiのサイトが更新されますので、お楽しみに!

http://kagamicreation.wixsite.com/sl-kagami


リアルのお話。
お金が際限なく出て行く年末年始がやっと終わりました。私の年末年始の終わりは、1月26日の次男の誕生日。ここまでがお金かかるポイント。
今年の誕生日はコートが欲しいとか、ばかみたいな事を言い出しまして、却下したらSHDDをくれと。なんですかそれ。
PS4に取り付けるハードディスクなのかな?なんかそんなやつを。クリスマスには腕時計。なんだかんだでこの子に一番お金がかかっている気がします。解せぬ。
ともあれ、次男も17歳になり、子どもたちはみんなほぼ大人になりつつあります。そう。私も子供が手を離れたあとの未来のことを、ちょっとずつ考えられるようになっています。SLでの夫の人は、RLでの彼氏の人なわけですが、私の子どもたちはその事も非常に当たり前に受け止めています。子どもたちともこの先の事を考えながら、今後のことを決めていかないといけないなーと思っていますが、本当になんだってこんなにしっかりした子どもたちに育った……!
私は褒められるような子育てはしていないと思っています。大体子供の乳幼児期に離婚している時点で褒められた親ではないのです。なので、曲がりなりにもきちんと育った子どもたちのことは、子どもたちの力によるところが大きいのだと思っています。この点に関しては、子どもたちに感謝するしかない。この先のことは全然わからないし、私自身、親にとっては褒められた娘ではなかったと思っています。今も。
ただただ、何があってもなんとか生き抜いていけるだけの力をつけてほしいなと、そればかりを望んでいます。